晴れたら いいな。。。


 ふっと息の抜ける空間


 心の拠り所をどのタイミングに置くかが大切


 集中して根を詰めるのが私の好きな生き方


 変われないし。。。代わらない


 だからこそこの瞬間の尊さを。。。満喫する





晴れたら いいな。。。


例えば感情に任せた想いを。。。


あなたにぶつけたとしても。。。


「大丈夫」と。。。優しく微笑む



そうじゃなくて。。。


私が気がかりなのは。。。


そんなあなたの。。。「大丈夫」だよ。。。



巡り。。。廻る。。。


行き場のない。。。心


抜け落ちていきそうな。。。あなたへの思い


必死につなぎとめながら。。。


また。。。涙



もう。。。あの頃のようには


     笑えないよ。。。私




晴れたら いいな。。。


影。。。日向に惑わされ


目眩。。。


揺れる。。。心は


落ち着かず。。。



                  立ち止まる術を知らぬ。。。時間


                  ただ。。ひたすらに流されて


                  伴わぬ。。。重い足取り



                                           ふと。。。ついた溜息で我に返り


                                           気がつけば。。。頬杖


                                           やり切れぬ思いは。。。灰皿の中


                                           くすぶる煙に。。。むせかえる





晴れたら いいな。。。


大好きなあなたの気が引きたくて。。。


息をひそめてずっと待つ。。。


気が遠くなりそうな日差しに耐えて。。。


いつまでこうしていられるかな。。。


時々浮かんでくるやりきれない不安をやり過ごしながら。。。





晴れたら いいな。。。


平気な顔して顔上げてたら。。。


いい方向に誤解してくれるのかな。。。


悲しい顔して俯いてたら。。。


やさしい言葉の一つでもかけてくれるのかな。。。



駆け引きできるほど。。。嘘が上手でもないし。。。


素直になれるほど。。。正直でもないくせに。。。


私は一体何を。。。求めてるんだろ。。。。。






晴れたら いいな。。。


決して独りが好きなわけではない。。。


だからと言って窮屈な束縛が嫌いなわけでもない。。。


そのどちらかを私が欲した時に。。。タイミングが合わないだけ。。。





晴れたら いいな。。。


いつからだろう。。。


大人になるにつれ陰っていった


最高だったはずの。。。夢


幼い気持ちのままでなんかいられなかった。。。


明日を。。。今を刻んでゆくのに精一杯で。。。


この掌からすり抜けていくのを。。。


肌で感じながらも。。。手放してしまった。。。夢


後悔なんかしてない。。。


強がり。。。自分に言い聞かせてながら


諦めてしまった。。。かけがえのない。。。夢


今となっては。。。届かない。。。


遠く彼方で輝き続ける。。。


         私の大切な。。。夢




晴れたら いいな。。。


照りつくほどのまなざしに。。。


少しだけ苦笑いしながらも。。。


心地よい日差しに身をまかせ。。。


重ねて塗った日焼け止め。。。


裸の心。。。守るため。








晴れたら いいな。。。


 真実が闇に埋もれ。。。


 その輝きを失うとき。。。


 小さな。。。小さな。。。音がした



 「後悔しない。。。?」


 もう一人の自分が問いかけてくる。。。


 きっと後悔する日がくるよって。。。


 分かってんだ。。。私だって



 でもね。。。


 今はまずじっと受け入れて。。。


 見つめる時間が私には必要なんだ。。。


 何が大切なのか。。。今必要なものは。。。


 だから。。。受け止めてみる



 闇雲に蹴散らすことは簡単だけど。。。


 あたりまえだけじゃ通用しない。。。


 真実のその奥にある新しい何かを。。。


 導き出す。。。必要があるから。。。



 ただ足を止めること。。。


 それだけは。。。したくないから。。。


 あの時確かに聞こえた。。。小さな音。。。


           無駄には。。。できないから。。。