【長井健司さん哀悼の意を込めて】 戦場のジャーナリスト ~HARRISON'S FLOWERS~ | BlogKINGのプチハッピー放送局

【長井健司さん哀悼の意を込めて】 戦場のジャーナリスト ~HARRISON'S FLOWERS~

おうち&木♪ 運命は決められたもの? 自分で切り開くもの? 道


2007年、昨年9月にミャンマーのヤンゴンで
軍事政権に対する僧侶・市民の反政府デモを取材中に殺害された
日本人ビデオジャーナリスト
長井健司Wikiさんを撮影した
ロイターろいたーのカメラマン(Adrees Latif)の写真が
第92回ピュリツァー賞速報写真部門を受賞しています。

長井さんを撮影したロイターのカメラマン、ピュリツァー賞受賞(4/8 REUTERSロイター


ピュリツァー賞を受賞したことではなく
それがきっかけでも
その写真に写っている真実が
より多くの人の記憶に刻まれることが
重要なんだと思う。

The Pulizer Prizesカメラ


今回は
長井さんへの哀悼の意も込めて
戦場のジャーナリストという作品を
紹介させて頂きたいと思います。


BEYOND THE DOUBT
BEYOND THE DANGER
BEYOND THE FEAR

HARRISON'S FLOWERSおうち&木♪

出演:アンディ・マクダウェルエイドリアン・ブロディピアノ
デヴィッド・ストラザーンジェラルド・バトラーなど






『戦場のジャーナリスト~HARRISON'S FLOWERS~』で
描かれている事実を見たからといって
決して幸せな気分になれるとは思えない。
むしろ
民族紛争の愚かさに
表現は悪いが胸くそ悪くなると思う。

しかし
ニューズウィークの戦場カメラマン
ハリソン・ロイドの妻サラが
命を懸けてでも守りたかったものが
伝わってきた時に
人はここまで
一途に誰かを想い行動することができるものなのかと
不覚にも感動してしまった。

彼女が運命を受け入れていたら
この映画は誕生しなかったのだろう。
この映画のハリソン・ロイドの妻サラの強さから
どんな運命にも
自分で切り開く余地があるのかもしれないと感じた。


ウィキペディアの戦場のジャーナリストWikiのページには
関連項目に長井健司Wikiさんのページがありますが
長井さんは生涯独身で
APF通信社の契約社員だった。

戦場のジャーナリストにも少し描かれているが
ニューズウィークのような
ピュリッツァー賞を受賞できるような組織で活躍するのと違い
APF通信社の契約社員という立場だった長井さんには
様々な苦労があったのではないだろうか。

APF通信社のサイトやバナーは
リンクフリーとのことなので
長井さんの事件を風化させないためにも
APF通信社のサイトを
紹介させて頂けたらと思います。

APF
APF NEWS.com


中立であるはずのジャーナリストが犠牲になることは
長井さんに限った話ではない。

2001年1月のパキスタンでは
取材中のウォール・ストリート・ジャーナル紙の記者
ダニエル・パールがテロリストに誘拐されている。
ダニエル・パールの妻マリアンヌ・パールは
事件の真相を綴った書籍を発表しています。


マイティ・ハート―新聞記者ダニエル・パールの勇気ある生と死

この手記を基にブラッド・ピットが製作に関わり
アンジェリーナ・ジョリーが主演をした
『マイティ・ハート/愛と絆』という映画があります。

マイティ・ハート映画

『マイティ・ハート/愛と絆』 / 土屋晴乃のシネマグラスメガネ


ゴールデン・ウィーク中に重い記事を書いてしまいましたが
今回の記事が
映画などを通して
このような世界の現実について
みなさまが少しでも考えるきっかけになれば幸いです。