民主、自民、公明３党は１５日夜、社会保障と税の一体改革関連法案をめぐる修正協議で、消費税率の引き上げで合意した。消費増税関連法案通り、税率を２０１４年４月に８％、１５年１０月に１０％へ上げる。ただ争点となっていた１０％に引き上げた後の低所得者対策は、民主党が減税と現金給付を組み合わせる政府案の「給付付き税額控除」を主張。自公は特定品目の税率を低くする「軽減税率」を求め、両論併記とした。
３党の思惑が交錯する中、期限とした１５日の決着を優先させ、重要課題の先送りが目立つ内容となった。
2012/06/15 時事ドットコム
-------------------------------------------------------------------------------------------
さてさて。
皆様お久しぶりです。
まともな記事としては１週間振りでしょうか？
なんか、ほんとーに忙しくてね。
あんまりネットもニュースを見れなかったんですよ。
今月はバタバタしてますので、更新が滞ると思います。
申し訳ないです。
ただ、風の噂で「三党合意」という言葉が耳に入ってまいりまして、
あー自民やったな。日和ったな。
もーだめだな、と投げやりモードであったこともブログを書いてなかった理由だったりするのですが。
とは言え、ちょっと調べてみんことには事実は分からん。
なんせ、マスコミは消費増税大賛成ですから。
で、もっとも確実な三党合意の書面を見ました。
以下は民主党のHPに掲載されているものです。
３党実務者確認書・税関係協議結果
確かに、消費増税に関しては合意の書類ではありますが、
「消費税１５年１０％合意」
とは一切書いてないんですな。
で、合意はしましたが、署名もないわけです。
そりゃーそーですわ。
民主党自体「何もまとまってない」のに党同士の署名なんぞできゃーしません。
だいたい、三党合意なぞ前回の件もありますし、民主との合意なぞ全くもって当てにならんのが定説です。
ここで、もう一度自民の政策を確認しておきます。
＜円高・デフレ対策への最優先の取組み＞
・政 府 ・ 日 銀 の（ 物 価 目 標 ２ ％ ）協 定 な ど「日 銀 法 改 正」を含めた
大胆な金融緩和、有効需要創出策の総動員によりデフレ･円高から脱却します。
・円高メリットを生かした国際化･資源戦略を展開します。
＜国民のニーズに応えられる財政の確立＞
・消費税（当面１０％）を含む行財政抜本改革の一層の推進により、持続可能で安定した財政を確立し、財政の配分機能を回復します。
自民の政策より
自民の消費増税は期限未設定。
また、税制改革よりも、円高・デフレ政策を上位に持ってきています。
つまり、15年の10％なぞ「言っていないし、書いてない」状態です。
ところが、マスコミの手にかかると冒頭の記事にもあるように、
見事に
「消費税１５年１０％合意」
でございます。
各社の図解記事なぞ掲載すると…
▲朝日
▲日経
▲毎日
▲産経
どっこも期日入りの消費増税合意が踊ります。
ところが１社まともなのがありました。
「まさか、ココがまともな内容を」と目を疑いましたが…
▲なんと東京新聞！
最も信頼出来る１次資料である
民主HPに掲載されている「３党実務者確認書」「税関係協議結果」から判断するに、
上記の東京新聞のまとめが最もまともだと言えます。
ちなみに、時事ドットコムでは三党合意の全文が掲載されています。
ここにも「消費税１４年８％・１５年１０％」の文言はありません。
にも関わらず冒頭の記事を書くというのは、もはや確信犯的行為と言えます。
2012/06/16 時事ドットコム三党合意全文
ということで、今回の合意は「消費増税は認めるが、期限に関しては何も述べていない」のが事実です。
※消費増税の期限について7：33より
＜egoさんのコメントにより追加させていただきました。egoさん情報ありがとうございます＞
消費税、社会保障の問題は国民の生活に直結するものにも関わらず、
国会での議論を放り投げ、三党で決めてしまおうという姿勢は全く評価できませんし、許せることではないです。
だが、それもこれも、バラマキ予算を続けたいがため、
年金積立金に手を出し、本当にお金が無くなってしまった結果、
増税ありき・国民の生活を人質に取った予算を組んだ政府の無能さが原因です。
どうあれ、この党に国政を任せておいては、どーにもこーにもならんということは明らかです。
さて、話が脱線しましたが、
マスコミの報道は１次資料から判断するに
完全な「とばし記事」であります。
少なくとも、現段階で「期限を決めた消費増税」に自民も公明も合意はしていません。
合意しているのは「消費増税には賛成」ということだけです。
解釈もクソもありません。
三党合意に書いていないのです。
この件は書面が全てですので、取材もクソもありません。
書いてないことを報道するのは報道ではありません。
こーゆーのを
悪質な偏向報道といいます。
ただ、日頃マスコミの記事を疑っている人々も三党合意に関して
（現段階で）自民非難をしているのには驚きます。
どこまでもマスコミ報道は疑わなければなりません。
今後どーなるかは分かりませんし、私も自民にブチ切れる事態になるやも知れませんが、
少なくとも現段階ではブチギレモードには至っておりません。
マスコミにブチ切れているだけです。
お帰りの際、ポチっと押していただければ励みになります。
宜しくお願いいたします。
※携帯の方はこちらでお願いします>>>にほんブログ村 政治ブログ
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
＜知ってますか？本当は恐いTPP＞
■参考動画
忘れてませんか？野田はTPP諦めていません！
【必見！】TPP アメリカの本当の狙い 1/3 東谷暁
http://www.youtube.com/watch?v=qMHMICZZu4Q
【必見！】TPP アメリカの本当の狙い 2/3 東谷暁
http://www.youtube.com/watch?v=D8xkojjmCLc
【神動画！】TPP アメリカの本当の狙い 3/3 東谷暁 【アンカー】
http://www.youtube.com/watch?v=j3A26nWiv5w
緊急警告・TPPに参加してはならない
http://www.youtube.com/watch?v=gI_cIWjd5O0
中野剛志先生のよくわかるTPP解説―日本はTPPで輸出を拡大できっこない！
http://www.youtube.com/watch?v=RlyluxDfjMo
考えてみようTPP（TPPがよく分かるサイトです）
http://www.think-tpp.jp/
----------------------------------------------------------------------------------
【人害法（人権侵害救済法案）】【外国人参政権】に断固反対します。
署名にご協力ください。
http://www.shomei.tv/project-1300.html
----------------------------------------------------------------------------------