「三党合意なぞ一切知らん!」岡田副総理 | 我が国のかたち

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平成22年の尖閣事件で自虐史観から解放された私。気づけば日本は大変なことになっておりました。





昨日午後の予算委員会が流れた。
流れた理由は岡田の激務責任な発言が理由。

岡田は昨年夏、民主党の幹事長として以下の三党合意を結んだ。

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特例公債法案をめぐる三党合意について

平成23年8月9日
                     自 由 民 主 党
幹 事 長 石 原 伸 晃
政調会長 石 破   茂

 特例公債法案の取扱いについて、別添の『確認書』の通り合意した。

○ 合意文書のポイントは、

①既に合意した子ども手当を除く残りの“バラマキ3K施策”についても見直すこととし、その見直しについては削減を前提に23年度の補正予算や24年度予算の編成過程等で措置する。

②子ども手当の撤回等、歳出の見直しに伴う減額措置を3次補正予算において行うことを法案の附則に明記する。

としたことである。

○ 高校無償化及び農業戸別所得補償については、合意文書において『政策効果の検証をもとに、必要な見直しを検討する』としており、今後わが党としては、政策効果を検証し効果が無かったことを証明していくこととしたい。

以上のように、民主党マニフェストの主要施策の見直しをさせたことは大きな成果であったと考える。

以上

確 認 書

 民主党、自由民主党及び公明党の三党は、以下の点について確認する。

一、歳出の見直しについては、以下のとおりとする。

・高速道路無料化については平成24年度予算概算要求において計上しないこととする。
・高校無償化及び農業戸別所得補償の平成24年度以降の制度のあり方については、政策効果の検証をもとに、必要な見直しを検討する。

 なお、これらを含めた歳出の見直しについて、平成23年度における歳出の削減を前提に、平成23年度第3次補正予算ならびに平成24年度予算の編成プロセスなどにあたり、誠実に対処することを確認する。

一、上記歳出の見直しと併せ、子ども手当等の見直しによる歳 出の削減について、平成23年度補正予算において減額措置す ることを、特例公債を発行可能とするための法案の附則に明記する。

一、法人税減税等を含む平成23年度税制改正法案(その内容を一部切り出して6月22日に成立した法律にあるものを除く)については、復興のための第3次補正予算の検討と併せ、各党間で引き続き協議する。

一、東日本大震災復興基本法第8条に規定する復興債の償還財源の具体的内容や償還ルールなど、あらかじめ決めることとされているその償還の道筋については、第3次補正予算の編成までに、各党で検討を進める。

一、平成23年度第1次補正予算における財源措置として活用した年金臨時財源については、第3次補正予算の編成の際に、復興 債で補てんすることとし、そのための財源確保策と併せて、各党で検討する。

一、以上を踏まえて、特例公債を発行可能とするための法案について速やかに成立させることとする。

 以上、確認する。

                  平成23年8月9日

                   民主党幹事長    岡田克也

                   自由民主党幹事長  石原伸晃

                   公明党幹事長    井上義久

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以下はttensanさんのブログからの抜粋。
こちらをお読みいただいた上で上記動画をみていただければ、今回の騒動がよくわかる。
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今日の衆議院予算委員会、下村博文議員の質疑より。
以下のようなやりとりがありました。
発言そのものを文字起こししたものについては原文として括弧書きしておきます。


下村
「高校無償化について、昨年8月9日に検証し見直すと3党で合意して岡田さんは当時幹事長として署名までしたじゃないか!何度協議を申し込んでも無視し、平成24年度予算にも全く繁栄されず合意が反故にされている。一方で消費増税で協議を要求しておきながらこれはどういうことだ」

岡田
「この3党合意、たしかに私が石原幹事長、井上幹事長と協議をしてまとめたものでございます。
この3党協議の中で言っておりますのは、高校無償化について平成24年度以降の制度のあり方については政策効果の検証を元に必要な見直しを検討するというものでございます。
したがって見直しをするかどうかはそれは検証次第ということではございます。
しかし、検証するということは3党間で合意している。えー、ま、その検証がどのようになされたのか、私、役職を離れていましたので十分承知する立場にございませんが、3党間でしっかりと検証をしていただく、というふうに期待をしているところでございます。」(原文ママ)
(意訳:「当時幹事長だったけど今は副総理だから3党合意の事は知らない。与野党でよく話し合って見直してもらえば?」)

下村
「そんな発言が副総理、与党の幹部として許されるのか?3党合意の署名には「誠実に履行する」とあるが現実には全く対処していない、これをどう責任を取るのか?」

岡田
「このことについて各党間でどういう状況であったのかは把握しておりませんので、これ以上申し上げる事は控えたいと思います。」(原文ママ)

下村
「幹事長ではなくなったと言うけど副総理じゃないか、やろうと思えばいくらでもできる立場じゃないか、それが幹事長ではなくなったから私の関知するところじゃないなんて答弁にならないだろ」

岡田
「年末は私副総理でもなかったわけですが、それは3党間でよく話し合っていただく事だと私は思います。各幹事長間なり政調会長間なりで誠実に話し合っていただくことだと私は思います。」(原文ママ)

下村
「無責任だろ!!こっちは要請出してる。無視してるのは民主党、3党の問題じゃない!民主党の問題だ。」

岡田
「ですから、自民党と民主党の間でどういうやりとりがあったのかということは私承知しておりませんので、ま、委員は申し入れをしたという風に言われましたが、私その事実を承知しておりませんので、これ以上コメントはしかねます」(原文ママ)

下村
「そりゃないでしょ!合意に基づいて誠実に対処するってあんたサインしてんだよ。誠実に対処してないのは民主党の方じゃないか!」

岡田
「3党合意に書かれたことは、そりゃ当然、どちらも誠実に対処されるべき事でございます。実際にそれがなされたかどうか私は承知しておりません。」(原文ママ)

~中略~

その後、(仲間のピンチに見かねた)中井委員長が議事進行役としての中立を無視して
強引に割って入り

「質問通告してないでしょ?そこまでは。質問通告してない。」
等、まず質問通告をしていなかった事にしてこの質問をやめさせようとしました。

下村議員が「してます!」と答えると今度は
「誰に答弁させるかとか聞いてないでしょ。」と、なんとかして岡田への質問をやめさせようとすると
下村議員が「答弁者に岡田副総理を指名しています!」と反論。

そこで中井が「岡田くんそこまで(事前に質問内容と指名されていること)聞いてるの?」ととぼけて岡田に聞くと
すでに開き直って逆ギレ状態の岡田が「聞いてます」と返事をしたことで
話をうやむやにしてしまおうという中井委員長の狙いがあっさり失敗。

その後も岡田は
「ですから、予算の編成過程で政府に入っておりませんのでこれ以上の事は私は申し上げる立場ではございません。幹事長でもございません。」
と、自分は関係無いから知らないという立場を一切崩しませんでした。

この後も3党合意を反故にしていることを
野田を含めた閣僚や中井委員長全員が誤魔化そうとし続けました。
特に岡田克也に至っては自分にはまったく非がないという立場を崩さず、
このまま午前の審議で休憩に入り、
「人が変わったら約束は関係無い」
という答弁をされたら今後協議できないと自民党側が抗議
民主党側の理事もどう謝罪したらよいのかと言ってきていたそうです。

結局、岡田克也のこのふざけた態度により
午後の審議は調整が付かず予算委員会は流会になりました。


岡田克也のことをマスコミは頑固で真面目だと広めて来ましたが、
この答弁だけでも頑固ではなく強情で無責任な男だという事がわかると思います。


岡田克也は7年前に民主党の代表だった時にも

社会保障の枠組みなどについて3党協議を行うと合意し岡田自ら署名
 ↓
岡田、与党からの協議の要求に「議論しても意味がない」と拒否
 ↓
小泉首相が「でも3党合意でサインしたじゃん」
 ↓
岡田「そんなもんしらねーよ、カビ生えてるだろ」
 ↓
岡田「小泉は年金改革を放置している!」と、与党批判

という事をやっています。
当時もマスコミは民主党を守る事が最優先なので
こうして合意を反故にしてもやはりマスコミは問題にしませんでした。

※2005年2月25日の民主党神奈川県連の会合での岡田の発言
「小泉純一郎首相は三党合意とかいう『古証文』を何回も取り出しているが、相当カビが生えている」

抜粋ここまで。
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「もーワシ幹事長じゃないし、
予算案編成にも関わってないので三党合意なぞ一切知らん!」


このような発言を行う副総理、それをファローする野田&閣僚。
フォローしつつも、本気で状況を改善する気は一切無い。
全て他人ゴト。

党内・内閣をまとめることができない民主党。
他党との約束は守らない、守らないことを正当化する。

この党と協議なぞできるワケが無いのは明らか。

民主党の政治姿勢がよくわかる質疑であった。

ちなみに現時点でも予算委員会は再開されていない。

このような事態にも関わらず、マスコミは現時点ではスルー。
「維新の会」「橋下」のことでもちきりである。

確信犯的に国会を無視し、第三極世論を形成中である。

民主は議会政治を、マスコミは既成政党をぶっ壊すことに邁進中である。

政治もマスコミもぶっ壊れている。


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