鍛冶町の氏神~金山神社(浜松市中区栄町)。
昨日の松尾神社に続き、街中神社のご紹介です。
今日ご紹介する神社は、栄町にあるのに鍛冶町の氏神
金山神社
天正年間、徳川家康が浜松城築城の際に三の丸に鍛冶屋敷が作られ時、美濃国の南宮大社から御分霊を勧請して創建されています。御祭神は金山彦命と金山姫命。
現在地には近くの五社神社同様、元和元年の浜松城拡張の際に、鍛冶屋敷が城内から城下に移されたことに伴い寛永年間(1624~44)に遷座されております。
手水・・・・・・・・・・・・岩?
上部がくりぬいてあるので手水舎のはずですが、水はありませんでした。
ご由緒
拝殿
本殿
街中ですから御多分にもれず、戦災のため戦後に再建されております。
江戸時代はこの西隣まで鴨江寺の境内だったということですから、鴨江寺がいかに広大だったことが分かります。
なぜ鍛冶町ではなく栄町に遷座されたのかは、手元の『町名の由来 静岡・清水・浜松・沼津』等の参考文献を調べても分かりませんでした。