今回は恋愛ネタ恋の矢と警察ネタピーポの折衷でやってみます。

女警の職場恋愛及び職場結婚率は非常に高いという話はいろいろな書籍やTV番組やネット上でまで聞かれるがなんでなんでしょう。

それは必然的にそうなってしまうと考えると辻褄が合う。

まず職場恋愛の場合、職場の男女比率が大きく影響してくるわけだけど

世には女性の多い職場(なかなか男性と出会いがない)、女性もけっこういるけど男性のほうが多い職場、男性ばかりの職場があるけれど、警察の場合はこれでいったら2番目に入りますね。

男性ばかりってことはない。

女警は1970年代頃は珍しがられた存在だったようだが、今はOLと同じくらいありふれた存在になりました。

昔は軍隊と警察は男社会でしたが今はそれほどでもない。自衛隊(軍隊ではないが)は警察に比べてもう少し男の世界って感じですが、今も男社会とか男の世界とされるのはむしろ日本料理界のほう。

たとえば板前の世界では封建的なところがいまだに残ってるようで今の世になっても女性の板前は珍しがられるくらい少ない。

特に寿司職人とか料理の鉄人とか皆男ばかりですね。

西洋料理界はそれほどでもないが、日本料理の世界は未だ封建的な男女差別意識が残っているところがあるようです。

逆にナース、保育士の場合はほとんど女性ですね。
幼稚園の先生も教員のなかでは一番女性教員の多い職場なので女性ばかり。

看護師は男性がなっても良いわけで、実際、看護婦から看護師に改められたのもそういった経緯があったから。

だから男性看護師もいることはいるけど、やはり圧倒的に女性のが多いです。

ただナースの場合は大きな病院では医者も薬剤師や事務員もたくさんいるので医師や薬剤師や事務員は女ばかりということもないので病院全体で考えれば女ばかりの職場ってわけでもなくそれなりに異性との出会いもあるでしょう。

でも幼稚園、保育園はほんとに女の職場と化しているようです。

いっぽう警察はこれと真逆です。

女性にとってもっとも男性と知り合いやすい職場の部類に入る。

なんせどこの部署へ行っても女性ばかりということはまずないので。

女警は今や刑事、交通、地域、生安、警備、公安、警務、総務といろんな分野にいますが、どの分野にも同年代の男性警察官が必ず配属されているという様相なのでどこへ行っても男性と知り合います。

ちなみに男警は各部門満遍なく在籍しているが女警は各部門満遍なく在籍しているわけではなく警備、公安系と地域系は少ない。

意外に思われるかもしれないが刑事、生安は割合多い。警務、総務も多い。

そして交通が一番多い。(これは警察内部の人事上の事情による)

つまり出会おうと思わなくても勝手に出会うという状態。

でもかなり厚遇されているという話はよく聞く。同僚中では女性のほうが数が少ない職場なので女性はたいそう大切にされるそうな。

なので恋愛も、ひいては結婚も職場内というケースが多い。

また時間のシフトの関係で自由時間に民間人と出会う機会がないということもある。

職務時間内ならばしょっちゅう会うわけだが、オフタイムは一般の民間人とオフタイムが重ならないことが多い。

つまり休日が土日とは限っていない、休み時間が不規則等。

さらに女警が結婚となると相手の素行が重要視され、警務警察の管掌で犯罪歴から人物像から一通り調査がなされる。(つまり警察官の結婚相手が犯罪に少しでも関与性のある人物じゃまずいということ。極端な例を挙げると相手が暴力団員や暴力団関係者だったら間髪入れずに即破談。)

一番まずいのは女警の交際相手が暴力団員か、もしくは日本共産党員、もしくはそのシンパであるといった場合らしい。

日本共産党は犯罪者ではなく国会に認められた合法政党なのだが、警察は常に目の敵にして警戒対象に置いている。

両組織の仲が悪いので恋におちてもロミオとジュリエット状態のようだ。

だが相手も同じ警察官であった場合はフリーパスとなる。

例外的にSPが女性政治家と結婚した例(男性SPが警護した相手の女性政治家と結婚。ドラマみたいな話だが現実にあった話)や、報道人と結婚した刑事等(警察は報道関係者と懇意になる機会が多い)もいるので、全てが全てそうとも言い切れないがだいたいこんな具合になってる。

そもそも警察官は合コンやっても職場内で成立してしまうほど組織が広い(なんせ警視庁管轄下の警察署だけでも101署もある)ので、それも事情に入るのだと思われる。

ちなみにキャリアの警察官の場合はこれとは異なってて、キャリア警察官は20代前半のうちに恋愛結婚かお見合い結婚で早めに式を挙げて結婚するか、35歳前後でお見合い結婚という形が多い。

これは官僚は20代のうちは研修と地方回りで忙しくて恋愛してる時間がないからと、30過ぎると自然と上司から縁談の薦めがくるという事情による。

ちなみにキャリア官僚は都道府県採用の警察官と違って異動が全国に及ぶので、研修や地方出向で異動の多い20代のうちに結婚すると新婚早々奥さんだけ残して単身赴任になることもある。

それ以降も官僚は高官クラスになるまでに何度も何度も地方出向や海外派遣を繰り返すので異動が全国、場合によっては世界各国にまで及ぶ。

つまり結婚後も単身赴任の機会は多い。

この点、都道府県採用の警察官は原則採用地内での異動しかない。

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