クチコミネタ:アニメ、ドラマの忘れられない名ゼリフ

クチコミ番付参加中

本文はここから


西田啓

憂国の士西田啓の名台詞


「それは、この国を貧しくすること。この二百年間、人はただひたすら発展の幻想に踊らされてきました。しかし、宴は終わったのです。今我々が為さねばならぬのは、人が歴史を刻み始めて初めて、目の前の坂を胸を張って堂々と下ること!」

 

 

西田「戦いはそれを始めるよりも終わらせるほうがはるかに難しい」

 

 

西田「皆がひたすら欲望に走った二十世紀末、結局人は何を得たのでしょうか。見てください、今日の日本人を。豊漠とした豊かさに安住し、危機を捉える感覚すら失ってしまった。欲望に駆られた移民の盲流を生み出す豊かさの夢が、実は単なる幻想に過ぎないことを。多くの人は気づいているのに、敢えて自らの問題として捉えようとしない。」

 

 

西田「それは、アメリカが今為そうとしている事に対する反撃の矢とするため。斜陽の大国、アメリカをして今一度覇権国家にのしあげようとする最終的な手段に対抗するために。これまでアメリカは自国の通商政策のスケープ・ゴートとして繰返し日本を利用してきました。日本もまた唯々諾々とアメリカの政策に従ってきました。しかし、今度だけは座視できない。食料と言う最終的な手段に訴えてきた今度だけは!」

 

西田「いえ、それは違いますこの戦いに勝者はいません。確かに貴国はヘーモニズムを放棄した。だがそれは決して、挫折ではない。我々もあらゆる攻勢を中止しました。疑念を捨て互いに理解し合う。この単純な行為が現実に政治の場で示される事は殆どありません。それを貴方は示した。」

 

西田「天の時、地の理、人の和、このどれ一つ欠けても真の革命は成し得ません。その一度に全てを賭けなければならないのです。」

 

 

西田「理想を抱き続ける事はそれ自体が過酷な試練。何故なら常に現実が巨大な障壁となって理想を打ち砕くからです。」