世界の終りと、Finger Mark Park  ランド | ラウルのブログ

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去る9月8日(月)、表参道FABで行われた 「Finger Mark Park vo.6」 というライブに遊びに行ってきました。

僕は 「コスメティックロボット」 (略して、コスロボ) 超新参! 出会いは、前回参加出来た、@新潟人。さんが遠征より主催の 「バニラビーンズを観よう!の会」(?・笑) によるマサキチさん、ラウルの六本木BAUHAUSでのライブでした。

もちろんこの時のお目当ては 「バニビ」! その他の出演者は 「いろんなアイドルーがいるもんだなぁ~」 ぐらいの認識しかなく、その後の日々は 「バニビ三昧」 で過ぎていったわけです。

しかし、その後はマサキチさんがあまりに 「コスロボコスロボ・・」 言うもんで(笑)、何気に 「コスロボ」 に注目していたら、「なかなか(かなり)良いんでないかい?」 という感じになって (偉そうでスイマセン) すっかりハマッてしまったというわけです。 ・・・・・マサキチさんの目に間違いはなかったです。ありがとうございます。


2008.10.5(sun)

「コスメティックロボット」 1st ワンマンライブ 

~お化粧ロボットライブ中ショートしすぎちゃイヤよ~

OPEN -18:30 / START -19:00

@表参道FAB


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「いかにしてソコに辿り着いたか?」

am.0:30


マサキチさんと別れ、さっそうと電車に乗り込もうとする。 「オモテサンドウ」 から、何処か違う場所へ・・・・  地下鉄は大きな迷路のようだ。道はグニャグニャと折れ曲がり、二人の行く手を惑わす。

僕は必死でマサキチさんからハグレナイようにして、慌てて切符を買う。

階段を降り、細い通路をいくつも曲がる。人が慌ただしく駆け抜けて、僕らはその逆を行っているようだ。とにかく電車に乗り、一息つきたかった。この電車に乗れば  「家」 に帰れる、そんな 「安心」 が欲しかった。

「マサキチさんはもう居ないんだ・・・」 僕はそう思った。そう自分に言い聞かせていた。マサキチさんはつい先程、違う電車で行ってしまっていた。

「最終です!! 最終です!!」  階段を駆け上がると、そう叫ぶ年配の駅員がいた。まるで何かにイライラしているみたいに、声を張り上げていた。

恐る恐る僕は尋ねてみる。 「これ、ウエノ 行きます?」

「ウエノ? ウエノ はもう無い!! 終わり!!」 強い口調で駅員が答えた。

その不親切な強い口調に少しイラッとしたが、すぐに冷静になる。

「え? マジで?! ヤバい!」 0.5秒で携帯の 「乗り換え検索」 を開く。

焦って見てみると 「オオサキ」 という所からまだ帰れるルートがあるようだ。所要時間4時間余り? 普通に行けば1時間で帰れる距離を・・・ どんな遠回りをすればそんな時間になるのか見当もつかなかったが、詳しく見ている時間は無い。

急いで、これもまた最終の、違う電車に乗り込んでいた。

・・・・・電車内で僕は少しホッとしていた。何とか 「家」 に帰れそうだ。時間はかかりそうだが、きっと大丈夫だろう。この馬鹿デカイ鉄の塊りが、僕を乗せて帰るべき 「家」 に向けて、ひた走っている。その事が僕を安心させた。

・・・・・この時までは、そう思っていた。しかし、浅はかな僕の思いを、あっさりと打ち砕く 「終着駅」 という現実。 何故 「オオサキ」 を通り過ぎたんだろう?

僕の目には、その先にある 「ウエノ」 という文字しか見えていなかった。

そして電車は、 「ウエノ」 より遥かに手前の 「終着駅」 に辿り着く・・・・・

ソコは 「シナガワ」 という大きな大きな駅だった。。。。。