菊花賞、天皇賞の感想を。
菊花賞についてはまずはこれらを見ていただきましょう。
武豊オフィシャルホームページ10月22日の日記より
菊花賞のあの大逃げは、実は狙っていました。普通の逃げでは万に一つも勝ち目がないと思いましたから、イチかバチか、人気薄の気楽さで勝負に出てみたわけです。1周目のスタンド前を走っているとき、ターフビジョンにチラッと目をやると、「5ハロン通過58秒6」というテロップが確認できました。ボクが見たかったのはそれではなくて後ろの隊列。その数字が速いとか遅いとかより、後ろの流れが落ち着いていたので、内心シメシメと思っていました。終わってみれば3着。ボク自身うまく乗れたと思いますが、それ以上に今日は幸四郎が抜群にうまく乗っています。この菊花賞だけは、弟の好騎乗に降参です。
武豊にとって3番人気の馬でG1に乗るのは人気薄に乗っている感覚なのですね。
1年で200勝する騎手はやっぱり違いますね(笑)
まあ、G1(に限ったことではないですが)で必要以上に後方から行って脚を余すこと数知れない彼がG1で大逃げを打ったのはかなり新鮮でおもしろかったですけどね。
次は、各騎手のレース後のコメントより。
1着 ソングオブウインド(武幸四郎騎手)
嬉しいの一言。とにかく折り合いに専念して乗りました。落ち着かせ、自分のリズムで。下り坂まで我慢し、最後は素晴らしい伸び。反応は抜群でした。
2着 ドリームパスポート(横山典弘騎手)
頑張りました。距離の不安もなく、スムーズにレースができました。ワンテンポ遅らせた仕掛け。僕は去年の豊の気持ちがわかったが、まさか、幸四郎がいたとは…。
3着 アドマイヤメイン(武豊騎手)
自分の思い描いていたタイムでのレースはできたんだけどね。昨年のノリちゃんの気持ちを味わった。押し切れると思ったけど。それにしても、その外に幸四郎がいたとは…。
4着 メイショウサムソン(石橋守騎手)
予想通りの展開。力は出し切っている。
5着 アクシオン(田中勝春騎手)
気負っていたね。まだこれからの馬。
7着 マルカシェンク(福永祐一騎手)
いいポジションで手応えも良かったが、伸びなかった。距離適性が出てきたかな。
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お前らはグルかと。
実際、石橋守はこの2人にしてやられた感じでしたが。
まあ、勝ったのは何も考えずに後ろからいったらはまっちゃったコーシローですがw
時計も速過ぎたし、直線で通ったコースも一番中途半端な所でした。
やっぱり彼には超高速馬場の京都より、冬枯れの中山が似合います(笑)
有馬記念で期待しましょう。
そして、来年はロンシャンです(笑)
天皇賞は去年とはうって変わって、ハイペースのガチンコ勝負になりましたね。
勝ったダイワメジャーは、アンカツも言ってたように、インティライミの暴走に助けられた感じです。
でも、2番手から押し切る横綱相撲、そして持病の喉鳴りを克服してのG1制覇は立派の一言です。アンカツもこの馬を完全に手の内に入れてますね。
2着のスウィフトカレントは何というか・・・・(笑)
道中の位置取り、直線のコース取りなどどれをとっても完璧な騎乗だと思いますけどね。
JRAは何か彼に賞を与えるべきでしょう(笑)
アドマイヤムーンは可もなく不可もなくといった感じの3着でしたね。ほんとにこの馬は強いのかと疑問に思ってましたが、思ったよりは強いようです(笑)
ところで、秋のG1で某200勝騎手はすべて某アドマイヤの馬に乗ってますね。某アドマイヤの馬主は某200勝騎手を専属騎手のように扱っているようですが、彼の騎乗を見てなんとも思わないんでしょうかね。自分が馬主だったら、乗り替わりを指示してもいいくらいのもどかしい騎乗ぶりだと思うんですがね。
当たり前のことですが、先頭に立たないとレースには勝てないんですよ。
よっぽど後ろから差されるのが嫌なんでしょうかね。
コスモバルクは折り合いがつきすぎちゃったというか。道中はすごいいい感じに見えたんですけどね。ダイワメジャーのような強気な競馬が1番合っていると思うのですが。
まあ、そんなことするとまた乗り替わりになっちゃいますからね(笑)
1番人気のスイープトウショウは5着。
エンドスイープ産駒を1番人気にしてはいけません(笑)(ラインクラフトしかり)
池添も1番人気の重圧からかいつもより前目で競馬をしちゃいましたね。ペースも速過ぎた感じです。
ダンスインザムードもあの流れではあそこが精一杯でしょうね。
あと、某4億9000万の馬が見事に負けていましたね(笑)
盛り上がるのは大いに結構ですが、値段と競争能力は比例しないですからね。
あと、あの名前なんとかならないのか(笑)
金子オーナーのネーミングセンスを見習ってほしいもんです(ディープインパクトしかり、クロフネしかり)
最後にディープインパクトの薬物問題。
真実が明らかにされていない以上。憶測で物事を話すのはまったくの無意味です。
マスコミには恰好のネタになっていますがね。
ただ、ディープインパクトという馬が
「無敗で3冠を達成し、凱旋門賞でも1番人気に推された」馬としてではなく、
「禁止薬物で凱旋門賞を失格(おそらくそうなるでしょう)になった」馬
として後世に語り継がれる馬になってしまいそうなのが残念でなりません。
その汚名(といっていいものか)を晴らすような走りをディープには見せてほしいものですが、1度ミソがついてしまった馬ですからね。
果たしてどうなることやら。