「中国の危ない食品」で日本に知られているのは、ほんの

氷山の一角に過ぎない。

中国食品安全現状調査で北京駐在中国人ジャーナリスト

が4年の歳月をかけて、恐るべき食汚染の実態を調査

してその背景に鋭く迫る。

国際的記録文学賞を受賞した衝撃のレポートである。

信じがたい事例の数数;

1)ホルモン剤を含んだ養殖水産品で6歳児に髭が

2)喘息治療薬を添加して豚の赤み肉を増やす

3)有害粗悪な粉ミルクで頭部が巨大化した赤ちゃん

4)アメリカで起きたペットフード事件の顛末記

著者は周京力(しゅうけい),日本訳で定価1470.

中にある例で凄いのは、発がん性のある染料、

スーダン・レッドで卵の黄身を鮮やかにしていること

です。何でもやる恐ろしき環境破壊と人権無視の

商魂であります。草思社出版である。

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