不思議ですねぇ
なが~い、時間をかけて練り回していると

気功は実践で感覚を養っていくものなのですが
何も知らないビギナーには、最小限の
言葉の説明も有り難いですよね

で、どのようにして始めるかというと:
姿勢をただし
丹田に少々圧力をかけて,,,
息は、出来るだけ長く,,,

でも、この感覚は長い間の練功で身に付いてくるんです
決して、今日に今日、、、と言うものではないんです

たとえば、息のあり方なんですが
あまり意識しすぎると、“りきむ”んです
実際に具体的に云々というより、意念の世界なんです

私は、あまり“呼吸法”とい言葉が好きではないんです
な~んとなく、エクササイズに終わるような気がして,,,

大事なのは,シカッと断固観察することです
先入観を持たずに観察するんです、すると時間をかけて
観察しながら、感じるんです,,,

すると、最初は呼吸だったものから、だんだんと
形のないものに変化していくんです

だから、吐いたり吸ったりを、ひたすら観察していると
気がつくんです。たとえば徐々に横隔膜に広がりがあるとか
荒っぽい息が、だんだんと優しく,滑らかになっていくとか

普通呼吸する,,,って言うことは酸素を必要とするんですが
仙人達は洞窟の中で煙がムンムンする状態で気功した
という話もあるんですヨ

息のあり方が煮詰まってくると
とてもゆ~っくり、ゆったりと いま・ここに居ながら
時間のない次元で絹糸の如く繊細な
感覚のみが動いている,,,
とても柔らかく、静かで、それでいて凝縮されたような
ものが、どこにも滞ることなく、ゆるやかに
空間を刻んでいく,,,

でも、これは只今の私で
完了形ではなく,あくまで現在進行形、,,