今日から部屋を移動だよ。
アパートから近いからお昼にチェックインだけしちゃって、そのあと荷物を移動したよ。
荷物は少しだけだから一回で運べたんだけど、部屋を片付けて最後にOKおばさんにカギを返したとき、
「あなたはすごくよかったわよ」
って言ってくれて、
「気をつけてね、またね」
って言ってくれたよ。
なんかほんと泣きそうになっちゃって、ウルルン滞在記状態だったよ。
「いい旅になったよ。ありがとう」
って言って部屋を出たよ。
OKおばさんのことは、僕がいろいろ微妙な妄想をして勝手にちょっとだけ不安に思っちゃってたりもしたけど、最後は問題なく笑顔で送り出してくれたよ。
握手したかったけどね、OKおばさんはキッチンでお料理中で、なんかパンみたいなの捏ねてて手がドロドロだったからできなかったよ(^^;)
それで、管理人さんにいつものように「Hi!」って言ったら、
「荷物が多いけどどうしたの??」
って言われたから、
「今日で出る日なんだよ」
って言ったら
「そうなのかぁ」
って、玄関のドアのとこまで出てきてくれて、ドアを開けてくれたんだ。
「気をつけてね」
って言われて、「ありがとう」って言ってお別れしたよ。
ほんとにみんなすごくいい人たちで、どうしてこんなに優しいんだろうっていうくらい優しい人たちだよ。
移った宿は、よく利用するところだよ。はじめてニューヨークに来たときも、ここに泊まったんだ。だからなんとなくここに来るとホッとするよ。
チェックインするとき、フロントのお姉さんに、
「あんたよく来るわね」
って言われたよ。
前にブログで書いたけど、1月に来たときに、予約なしにいきなり行ったら、「ダメ」って言われて、でも泊まるとこないと困るからって、フロントでゴリ押しして泊めてもらったときのお姉さんだったから、僕のこと印象にあったのかもね。
部屋は4人用の相部屋だよ。
ほかの誰かと一緒になるか、僕ひとりだけになるかは、そのときの泊まる人の人数次第だよ。
最初部屋に入ったときは、チェックイン時間より前だったから、ほかに誰もいなかったんだ。
だからひとりかなって思ってラッキーって思って部屋でウトウトしながらくつろいでたんだ。
そしたらいきなりガチャってドアが開いて、2人入ってきたんだ。
僕はウトウトしてたもんだから、めっちゃ驚いてガバって起き上がったら、30代くらいの夫婦っぽい人たちだったよ。
けど僕はちょっと寝ぼけてたから、驚いた勢いでしゃべりかけちゃって、その人はウズベキスタンから来たらしいんだけど、ひととおり部屋を見て、
「あとでまた来るね~」
って言い残して出て行ったまま帰ってこなかったよ・・・。汗
僕が余計なこと話しかけちゃったもんだから、「あのKYジャパニーズと相部屋はキツいわよ」って奥さんに言われたんじゃないかなってちょっと心配だよ。笑
けど、夫婦で来てほかの人と相部屋は微妙な気がするから、たぶん誰もいなかったらそのまま泊まって、誰かいたら個室にしようと思ってたのかな・・・
そのあと僕は出張に行ったんだけど、ちょっと遅刻しちゃったんだ・・・
なんでかっていうと、最初に電話で住所を伝えられたとき、ビル番号と通りの名前とホテルの名前を言われたんだ。
マンハッタンの住所は、最初にビル番号で次に通りの名前、その2つだけでだいたいどこも住所が決められてるよ。
なんだけど、場合によっては通りの名前とストリートの番号を言われて、その交差点の近くっていう説明のされかたをすることも多いよ。
だから僕は最初に言われたビル番号が、ストリートの名前なんだってすっかり勘違いしちゃって、なんの疑いもなくそのストリートに着いたんだ。
交差点には、30分くらい前に着いたから、余裕だと思ってホテル探してたらなかなか見つからないから、別のホテルのドアマンの人に聞いてみたんだよね。
そしたら、
「そのホテルはこのあたりじゃ聞かない名前だから、駅の案内の人に聞いてみてね」
って言われたんだ。
38ストリートだって僕は思ってたんだけど、お店に電話してよくよく聞いたら数字のあとに「ストリート」って聞こえなかったから
「え、もしかして38ストリートじゃないんですか??」
って言ったら
「38はビル番号だよ」
って言われて、
「ストリートで言うと59だよ」
って言われたんだよね。
「えっ!59?!」って思って、それって20ブロックくらい先だからけっこう遠いんだ。
だから慌てて戻って、ちょっと遅れちゃったけど、なんとかホテルに辿り着いたよ。
お客さんは、お父さんのほうのブッシュ大統領みたいな感じの紳士的なおじいさまだったよ。
「ごめんなさい。場所勘違いしちゃってて・・・」
って言ったら
「大丈夫だよ。店長さんから聞いてたからね」
って言ってくれて、また呼ぶとき間違えないようにって、住所が書かれてるホテルのメモ帳を1枚くれたよ。
それで、明日もまた呼んでくれることになって、同じホテルに行ってくるよ。
そのお客さんはアメリカ国内に住んでるけどニューヨークではなくて、僕が東京に帰るのと同じ日にその人も地元に帰るんだって。
お客さんから来週の問い合わせとかがあると、なんか帰りたくなくなっちゃうよ・・・
僕に会いたいって言ってくれる人には僕も会いたいよ。
それに、やっぱりリピーターさんとか、今までこっちでしてきた仕事が少しずつ回り始めるようになるには、あまりにも短すぎる時間だよ。
前にも書いたけど、航空券はもともと格安の往復フィックスチケットを取ってるんだ。
有効期限って10日とか30日とか、3ヶ月とかそれ以上とか、詳しくはわからないけど種類があって、滞在期間が長いチケットほど、だいたい値段も高いんだよね。
それで、帰国便を自由に変更できるオープンチケットは、変更ができないフィックスチケットに比べてさらに高いよ。
だから僕は有効期限1ヶ月のフィックスチケットを取って、仮におカネがゼロになったとしても、1ヶ月後には間違いなく帰国できるようにしてあったんだ。
それでもし仮に余裕があったとしたら、最初に持ってる帰りの航空券は使わないで、帰国便の片道チケットだけこっちで新しく取ればいいって考えてたんだ。
往復チケットの帰りの分を捨てちゃうのは一見もったいないような感じがするんだけど、実際にはオープンチケットを取るよりも、帰りのチケットを二重に取ったほうが合計したら少し安いか、同じくらいの値段になるよ。
けどね、やっぱり引っかかったのは東京の家賃の問題なんだ。
家賃とか、光熱費の基本料金とか、ネットの定額料金とか、使ってなくても自動的に掛かってるおカネってけっこうあるから、そういうの考えたら、どちらにしてもやっぱり一旦帰国したほうがいいなって思ったよ。
今回で様子は前よりももう少しわかったから、次にどうしようか、またこれから落ち着いて考えようと思うよ。
帰りは、ネットがつながるいつものデリで、パスタ食べてこれ書いてるよ。