女子フィギュア世界選手権で、安藤美姫 (19)を金メダルに導いた、ロシア人コーチのニコライ・モロゾフ氏(31)。トリノ 五輪でも、荒川静香 のコーチを務めた「メダル請負人」だが、かなりの色男なのが分かってきた。

 モロゾフ氏が「実はバツイチ・子持ち」と書いたのは、今週発売の「女性自身」だ。モロゾフ氏は98年の長野五輪にアイスダンスのベラルーシ代表として出場。16位だった。この時、ペアを組んだタチアナ・ナフカ選手が最初の夫人。1女を授かったが、モロゾフ氏の引退後に離婚した。

 その後、カナダのシェイリーン・ボーン選手のコーチになり、03年、世界王者に導く。そうしたら、05年に再婚した。いわば、教え子に手をつけちゃったわけだ。

「あのイケメンで『恋をしろ!』『色気を出せ』と選手にハッパをかけるのです。ラテン系の性格でキザなことも平気で言う。安藤にも『今のフィギュア界でいちばん美しいのはキミだ』と甘い言葉で励ましていました」(フィギュア関係者)


 口が達者なだけでなく金もある。選手としてはパッとしなかったモロゾフ氏だが、引退後、ロシアの名コーチ、タチアナ・タラソワの助手に。02年のソルトレーク五輪男子金のアレクセイ・ヤグディンの演技を振り付け。このプログラムで一気に世界的評価を高め、独立。これまで、米選手のミシェル・クワンやサーシャ・コーエン 、仏選手のブライアン・ジュベールなどトップ選手を指導してきた。

「モロゾフ氏クラスなら、指導料は時給150ドル(1万8000円)は下らない。それ以上に実入りがいいのは振り付け料。荒川、安藤と2人の金メダリストを育てたので、1プログラム=50万~100万ドル(6000万~1億2000万円)まで跳ね上がりそうです」(元フィギュアスケート 五輪代表の渡部絵美氏)

 うらやましい男だ。

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/sports/miki_andou/story/07gendainet05017591/