ファッションやおしゃれとは芸術の領域と理論の領域の二つで力をつけるもの | ファッションをわかりやすく説明するスタイリスト土居コウタロウ ブログ大阪梅田東京新宿

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ショッピング同行アドバイスと、おしゃれを磨くセミナーを提供しています
おしゃれや服装を「感性」や「センス」ではなく「わかりやすく理論的に」伝えています。

おはようございます。ダメ出ししないファッションロジック®パーソナルスタイリストの土居コウタロウです。
 
今日はファッション、服装のおしゃれ度アップに関してのお話しを二話に渡ってお送りします^^
 
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こんな言葉を聞いたことありませんか?

「ファッションはセンスです」
「おしゃれは自信も持てばいいんです」
「感覚でいいんですよ、感覚で」


おしゃれや服装に関して、
こんな言葉をテレビや、もしくは知り合いから聞いたことが
誰でも一度はあるのではないでしょうか。



先にお伝えしますと、

【センス】
【自信】
【感覚で進める】


ということは、
おしゃれや服装の達人が言うことであり、

経験値が豊富で、
【全体感覚としてファッションを捉えることができるようになった人】
の脳内の言葉です。


例えて言うならば、

野球を未経験から半年がんばってきた人に、
ホームランの打ち方を「ブンっ!と降るんだよブンっ!!」
と説明するようなものです。

包丁も持ったことが無い人に
コショウの量を、「ちょっと少な目でサラッと」
と説明するようなものです。

スキーの靴を初めて履いてゲレンデに初めて立った人に
「とりあえず降りてみよう~、大丈夫だから!」
と説明するようなものです。


ファッションに「自信を持てばおしゃれに見えるから!」
とか、「それは感覚だよ!」
「センスが悪いね~」

などといきなり言うのは、
玄人が、初心者に雲の上の言葉で話しかけるようなものです。

小さなグローブを持っている人に、
超大きな、収まらないボールを投げつけるようなものです。

吹っ飛んでしまいます。



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ファッションやおしゃれに関しては、
多くこの現象が起こってしまいます。

それは、ファッションやおしゃれが、

【画像の世界】
だからです。


おしゃれなのか?
服装が良い感じなのか?
は、言葉ではなく、画像に答えがあるからなのです。

絵を書いて、
それが素敵な絵なのか、変な絵なのか
ということと似ているのです。


この画像をつかさどっている脳みそが

【右脳】です。 

感覚やイメージ、画像を扱う脳みそです。


逆に言葉や数字を扱うのが
【左脳】です。



私たちはどちらも脳みそを使っていますが、
優位に使っている方が人によって異なります。


右脳を常に使っている人は
おしゃれに関して、得意になりやすいです。

左脳を優位に使う人は、おしゃれは
苦手になりやすいです。

あなたはどちらでしょうか?


(感覚的に物事を進めたり、人に話したりする人は右脳、細かく理解して、筋道を立てて人に話したりしたい人は左脳です。)

~~~~


ファッション、おしゃれの世界は画像(右脳)の世界です。

ですが、考えて理解することも可能です。
理論と基礎情報がしっかりしていれば、説明できるのです。


おしゃれかどうかが見たらわかる人にも
ファッションの理論をお伝えするのは
このことが理由です。


おしゃれや服装が苦手な人を、
得意になってもらうには、
ちゃんと説明していく必要があります。


相手の人が、ひとつずつを理解していく
必要があります。


その説明は感覚的に「パッとやればいいんです」とか
「気合で自信を持つのです」というようなものではダメです。


筋道を立てて説明していきます。

「まずおしゃれに見せようと考えるときに軸になるのは
 シックに見せるのではなく〇〇に見せることを意識します」

「日本人は西洋人に比べて、彫りが浅いので服装に関して
 〇〇の部分を注意する必要があるので、服には〇を含む必要があります」

というように、聞いた人が、

『確かに!!!』
『わかりやすい!!!』
『これなら理解できるしやれそう!!!』


と思ってもらうような内容である必要があります。

次回の記事では、自分でおしゃれをしてみよう!

というときにも、このことが関わってくるお話しと

実際にどうやったらいいのか?をご紹介していきます☆

 

お楽しみに!

ダメ出ししないファッションロジック®パーソナルスタイリストの土居コウタロウでした!