女子プロ華やかなりし、あの頃… | kamechanのブログ

kamechanのブログ

小亀しげき が「趣味」のこと「家族」のこと「町」のこと … 自然体で綴るブログです。(最近、映画・DVDレビューばかりです。)


kamechanのブログ


上の写真、柳澤 健・著『1985年のクラッシュ・ギャルズ』です。発刊からもう1年くらい経ってるとは思うのですが、2週間ほど前、NHK-FM、22:45からの「青春アドベンチャー」という 連続モノのラジオドラマで放送してるのを聴きました。(実は本はちゃんと読んでないんですが…。m(_ _ )m )


本の内容は、といいますと…


日本中を興奮の坩堝にまきこんだ長与千種とライオネス飛鳥。そして彼女らに涙した全ての少女たち。あのときとそれから。真実の物語。 1985年8月28日、巨大な大阪城ホールを満員にしたのは、十代の少女たちだった。少女たちの祈るような瞳がリング上の一点に注がれる。二人は、私たちの苦しみを背負って闘っている。あの二人のように、もっと強くもっと自由になりたい。長与千種とライオネス飛鳥と、そして二人に熱狂した少女たちのあのときとそれから。真実の物語。

…こんな感じでございます。

で、ラジオドラマの方の説明を引用せて頂きますと…


日本中がバブルに沸き上がっていた80年代、プロレス界に突如現れ一躍少女たちのアイドルとなった二人の女性レスラーがいた。その名はクラッシュ・ギャルズ。長与千種とライオネス飛鳥という若き天才レスラーは、その頑強な肉体と不屈の闘志を武器にリングを縦横無尽に暴れまわり、新しい時代の強い女性像を鮮烈に印象付けた。この物語は、女子プロレスラー“千種と飛鳥”の友情と対立をドラマチックに描きながら、その二人がチャンピオン目指して懸命に走り続ける姿を感動的に描く、スポ根ドラマの決定版である。「あきらめなければきっと夢はつかめる!」


…コチラはこんな感じでです。ジャガーさん、ダンプさんが声でも出演してくれてました。涙が出そう…。

kamechanのブログ


私と同世代(ちなみに私、1964年生まれです)のヒトは鮮明に覚えてるんではないかしらん?クラッシュギャルズの人気が沸騰し、ビューティペア以来のピークに到達したあの頃の全日本女子。後にJWPが誕生するまでの数年間は完全に業界独占状態でしたな。後楽園ホールでクラッシュが始めてWWWAのタッグタイトルを奪取し、その前にデビュー曲を披露…、クラッシュの快進撃!十代を中心とした女の子たちの声援と熱狂度、男子プロレスを完璧に凌いでいると感じました。それと忘れられないのが、間違いなく女子プロレス史上ベスト3に入るであろう、長与×ダンプの髪きりマッチ。坊主アタマの長与に泣きわめくファンの姿…。それほど熱い時代があったんですよ。


kamechanのブログ


最近、我が娘たちに「おとーさん(私です)たちの時代って 大変やったかもしれんけど、ドラマチックでよかったんちゃうの?」って云われます。確かに激変の1980~1990年代に青春を過ごせたのはオトクだったのかも…そう感じたりしております。


文藝春秋 柳澤 健・著『1985年のクラッシュ・ギャルズ』の特設サイトが残ってました。

kamechanのブログ