久しぶりのブログです。
 
3回目のラマダン。断食の季節です。
1日5回あるお祈りの1回目(5時半ごろ)のお祈りをしてから4回目のお祈りマグリブ(19時過ぎ)まで
食事も飲み物もすべて摂取しない。
無理もしないから町がひっそりするような気がします。
特別にお金を払って営業許可をもらった一部のお店でしか食事ができません。
そしてそれらのレストランも窓を黒張りにしたり、衝立をおいて食事している場面を
断食している人に見せないよう配慮しています。
官庁なども仕事が停滞するそう(笑)
 
テレビでもラマダンが終わる合図である大砲が毎日中継され、
その大砲の合法とともにbreak(破る)fast(断食)。
まずデーツを食べて、それから食事です。
 
断食終わってからの食事をイフタールと言って、
いろんなホテルでイフタールディナーを提供しています。
 
3回目にして初めてのイフタールを体験です。
自称7つ星、公表では5つ星のホテルにて体験。
首相などが来られるときは迎賓館となっています。

イスラム教の国なのでいろんな装飾は星、月をイメージしているように感じる。

イフタール会場までが遊園地のように華やか。

 

これまで2度ほどクラシックコンサートを見にこのホテルに来たことありますが、

本当にキンキラキンに作られているホテルです。

イフタールパーティー会場への案内です。
イフタール会場はホテルの外に仮設で作られているテントです。
ラマダンは断食をすることにより金持ちも貧乏も平等であることを感じて、
財産を持つものは貧しいものに与える、という事が特に意識される季節でもあります。
普段ホテルの外にこのテントはないし。
ホテルにお茶をしに来て、ここまで来れることもなかなかない。
仮説なのに中はゴージャス。
1年のこの季節しかないものがある、断食なのにワクワクさせる。
こういった効果なのか断食なのにエミラッティーの人たちはワクワクしているんです。
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仮説なのに本物の柱を置くあたりが丁寧。
ゴージャスさを演出しています。
柱の後ろに怪しいももちゃん。
廊下を抜けると広い空間にテーブルがたくさん。
今回は友人家族と一緒に訪問。一人320AED(約9600円)食べ放題です。予約していただきました。
 
 
メニューは主にアラビック。
前菜メインですね。毎日は食べたくないけど、日本に帰ったら多分フムス(ひよこ豆のペースト)は
食べたくなると思う。
テーブル奥にデーツがおいてありますね。断食終わりの合図と同時にデーツ食べます。
一人9600円なのに、あっという間にお腹いっぱい。
アラビックスイーツ、クナファです。めっちゃ甘いけど1週間に一回なら食べれる。
そしてお菓子も山盛り。
お菓子を選んで取っていたら隣で取ってたエミラティーのおばちゃんに、
「全部取って一口づつたべればいいのよ、完食していたら全部食べれないわよ」とアドバイスをいただく。
すでに主食でお腹いっぱい。
 
飲み物もコーヒー紅茶ジュースも当然のことながらモロカンティー、トルココーヒー飲めました。
モロカンティーまでたどり着かなかった。飲みたかったなあ。
写真を載せているだけでお腹いっぱい。
以上
イフタールディナーでした。