過去ログ:2005年12月3日(土)
監督:リュック・ベッソン
キャスト:ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン、ゲイリー・オールドマン
孤独な殺し屋レオンと、麻薬捜査官スタンスフィールドに家族を殺されたマチルダとの愛と復讐の物語。
Comment:
レオンは、マチルダと生活を共にしたときから、自分の末路がわかっていたのだろうか・・・。
それでもきっと、レオンは幸せだったのだろう。名画である。
One More:
ナタリー・ポートマンがかわいいかった(^_^)今はアミダラ姫からLuxのCMまで幅広い活躍をしています。
ゲイリー・オールドマンは、癖のある役をやらせたらピカイチです!
追記:
製作:1994年、フランス/アメリカ
リュック・ベッソン監督と言えば、私なら「レオン」を挙げます。
マチルダは家族が惨殺される中、レオンの子供と偽って隣部屋のレオンの元へ助けを請います。
「部屋に入れて・・・お願い・・・お願い・・・。」
レオンはドアスコープを覗き込みながら、必死に訴えるマチルダを見て悩みます。
マチルダを助けることで自分に災いが降りかかるかもしれないと思ったのでしょうか。
それとも、少女を殺し屋の部屋に入れるわけにはいかないとでも思ったのでしょうか。
悩んだ末にレオンはドアを開け、マチルダを部屋に入れました。
少年の頃から殺し屋として孤独な生活を続けてきたレオン。
人との干渉なんてあり得ないはずのレオンがなぜドアを開けたのでしょうか。
でも、この時からレオンの人生は大きく変わります。
レオンは生まれて初めて「生きている実感」と「愛情」を手に入れたのでしょうね。
それはまた、マチルダも同じなのかもしれません。
ラブシーンなんて無くても、これだけ切ない映画を作れるリュック・ベッソン監督。
でも、もう監督業は引退するらしいですね。とても残念です。
マチルダのその後を描いた作品を制作するという噂はやはり眉唾ものだったのでしょうか。
でも続編を制作して大コケするより、「レオン」はこの一作で終わりにしたほうが後味が良いと思います。
ちなみに「レオン」は私が映画レビューした始めての作品。
過去ログを見ると、随分と簡潔に書いていたものだなぁと少し恥ずかしくなります。
文章の書き方も少しは上達したのかなぁ。