ケタロー ブリスターパッケージを語る

ケタロー ブリスターパッケージを語る

知ってはりました?
透明のプラスチック成形容器と厚紙(台紙)を使った包装を
ブリスターパッケージ(略 ブリパ)って言います!
知ってるようで、実は知られていない ブリパ のあれこれを 
『包装機械相談士』 のケタローが語ります。 

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こんばんは。
また、日が変わってしまった・・・。


ブリパァ = ブリスターパッケージアドバイザー 

のケタローです。


今日もありがとう。 感謝です!


不定期だね・・・。 すみませぬ。 (^_^;)


ブリパにも種類があるのだ、の4。


ブリスターパッケージの中では、
たぶん、これが一番、見慣れてるかもよ。
っといっても、薬をよく使う人には。 (^_^;)



そうで~っす。


カプセル錠とか、トローチとかの包装。
あれも、ブリスターパッケージの一種。


PTP って言うんだよ。



Push Through Package。
略して、PTP。

ケタロー ブリスターパッケージを語る-PTP



押し破って、中身を出すという特徴がある。
押し破りを実現するのに、アルミ製のフィルムを使ってる。


そうそう、
マーブルチョコ だったっけ、8の字のパッケージのチョコレート。
↓ こんなやつ。

ケタロー ブリスターパッケージを語る-マーブルチョコ


これが、PTP。


チョコレートを、“パッケージから押し出して”取り出す。




ちょっと、裏話をすると・・・。

PTPを行う包装機は、ほかのブリスター包装機とちょっと違ってる。



何が違うか? って?



PTPの場合、シート状のフィルムに錠剤をいれる “くぼみ” 
をつくって(成形という)、そこに、錠剤をいれて、アルミフィルムで
シール(蓋)して・・・

っていう一連の工程を1台でやってしまうのだ。





なんでそんなことができるか? って?





くぼみのサイズが浅くて、小さくて、造りやすい・・・ 
要は、成形しやすいから。


だから、成型工程を一緒にすることができる。
それほど、大がかりにならない。



過去に紹介したブリスターのパッケージでは、内容物が
錠剤等に比べると、大きい。  深さも必要になってくる。


なので、ひとつの装置で成形~シールまでって考えると、
機械的な扱いが非常に複雑になってしまう。


もっとも、ボタン電池のような『錠剤』のような内容物の場合は、
PTPのように、フィルムの成型から一台でやってしまうみたいだけどね。


まぁ、個数にもよるんだろうけど。




というわけで、続きは次回。


ペタしてね