鈍痛が陣痛らしい痛みになってきた頃。


メールしてもダンナ来ない、、、


メール見てない?いやそんなはずない!なんて思ってたら


ダンナ到着。


どうやら思った以上にすすみが早いというメールを受けて


予定としてはお昼を3人(父、ダンナ、長女)で食べてから来るのを


急遽変更して、娘を父に預けて駆け付けたらしい。


「午前中には産まれるんじゃないかなあと思います。


子宮口が柔らかいんですよ~。いい感じで陣痛ついてますから。


子宮口が開ききらないうちに分娩室に移動しましょう。」


前回、長女を産んだ病院はLDRだったので、陣痛から分娩まで移動なし。


今回は廊下の向かい側にある分娩室まで歩いて移動しなきゃいけない。


陣痛の中歩くなんて想像できない・・・できるの???


そうは言っても、あれよあれよという間に子宮口は7~8cm。


陣痛の感覚は2~3分というところで、いよいよ分娩室へ。


陣痛の波がおさまった、今だ!というタイミングでイソイソと移動。


急げ、急げ。痛みが来る前に。


分娩室に着いてスタンバイすると、助産師さん達がバタバタと準備。


「すすみ早いから、もうあれ準備しておいていいと思う。」


「先生にさっき言ったから、いつでも呼べるようにしておいて。」


こんなやりとりがガサガサと聞こえる中、陣痛の波は確実にあの激痛になっていて


そのたびに絶叫。。。


「ゆ吉さん、いきみましょう。おトイレでいきむのと一緒ね。


○○さん(正面に居る助産師さん)を見て、一番痛い時にいきんで!」


本当に痛いけど、いきむ方がラク。


全身全霊でいきむ、いきむ、いきむ。


「次の陣痛で破水するので、そしたら子宮口全開ね。あとすぐよ!」


と言ってる間に波が来た。


ぬるーい水が滴る感覚。破水。


(たぶん助産師さんがちょっと手を加えたっぽい)


そこからはひたすらに痛みの中いきみました。


そして先生登場。


いよいよか、それにしても痛い・・・もうダメだとか思ってしまうほど。


午前中に産まれるなんて言われてたけど、時計を見たら12時超え。


なんか先が見えなくなって不安になる。


この痛みがあと何時間も続いたらどうしようなんて思い始める。


「頭見えてるよ~!髪ふさふさよぉ~!」


「もう少しだからね~!」←このセリフは聞き飽きた。笑


そんな波を数回繰り返し・・・


いきんで、いきんで、いきんで・・・


痛い、痛い、痛い、痛い!痛い!!痛い!!!


「はい!いきまずに!今度は力抜いて!


ハッハッハッハって息して。」


手を胸の前でクロスし、呼吸。


ズ、、ズ、、、ズルッ!!とやや手間取りながら、引き出される感覚と共に誕生!!!


自然に涙も溢れてきました。


隣には手を握ったままやっぱり泣いてるダンナ。


「スゴイ!頑張ったよ!!」



陣痛ではないけれど、やたら下腹部とマタが痛い。


少し経って胎盤が出る。


「ちょっと切れたので縫いますね~」


第一子の時よりもすんなり出てこなかった。そして痛かった。


その理由は、


・第二子の方が若干だけど頭が大きい。


(体重差は約100g、第二子の方が重い)


・臍の緒が首と足に1回ずつ巻いてた。


(出てきてから分かったことで、呼吸を圧迫するほどではなかったとのこと。)


主に上記理由。


チクチクと縫われました。これまたちょっと痛かった・・・。


もう痛いことだらけ。


分娩時間は約3時間と、スピード出産でしたが


痛みは・・・今回の方が痛かった気がします。



元気いっぱいに産まれてくれました。


ありがとう。


主人、長女、そしてサポートしてくれた両親。


本当にありがとう。



2人の母、宜しくお願いします。