わが家は現在、NTT西日本のフレッツ隼を利用していますが、ここ一年程、通信速度の低下が続きいよいよVPNの切断やオンラインゲームの切断などが続いた為、NTTにホームゲートウェイの交換を依頼。
結果的に下り1M前後、上り180Mという状況から
下り200M前後、上り220M前後(すべて平均値)となりました。
なぜこんな状態になったのか、NTTの修理担当と話をしていたのですが、NTT側ではまだきちんと把握してない事案だとの事。
今回の交換要請は調査をしていた中、ISP側から下りだけが遅い場合の対応策として話が出たのです。
(どうもISP各社からNTTへ事案が上がっていないらしい)
しかしISP側は4月末にPPPoEの認証サーバーを増強しており、現在愛知県内で輻輳は見られないとの回答だったが、NTT側ではまだ輻輳状態は時間帯によっては継続中だと言う。
正直どちらの設備だろうとエンドユーザー側で通常では考えにくい事象が発生しているので、責任のなすり付けをしていても仕方がないんだよね。
考えられる要因として
1.ホームゲートウェイの機器自体に何かしらの問題が発生していた。
2.PPPoE接続した認証サーバーが輻輳状態のままであり、空いた経路に切り替わらなかった
1の場合はハード的な故障も考えられる
2の場合は、詳しくは教えてもらえなかったが
PPPoE接続した際に比較的空いている認証サーバーへ繋がるようになっており、停電などでも5分以上ホームゲートウェイの電源が落ちることが無かった為に、混雑している認証サーバーへの経路が登録されたままになり、ルーターの再起動でも接続経路が変わらなかったと思われる。
現にプライベートネットワークとは別の公開サーバー専用セッションの方は、連続稼働日数が400日を越えていたと考えればおわかりいただけるだろう。
もし同じように下りの通信速度だけが遅い場合
ホームゲートウェイの電源を5分以上抜いてしまい
キャッシュされている認証経路をクリアする事で
改善されるかもしれない。またNTTに機器交換を依頼しても改善される実績が出来たのでそれも良いと思う。
また、まだ一部のISPだけだがPPPoE接続ではなく
IPoE接続(DS-lite)にする事でもIPv6対応ならば速度が400M前後という数字も叩き出せる。
まだまだ最新のインターネット事情は勉強しないとわからない事だらけ。一番触れたくないIPv6に嫌でも触れなければならない時代が到来したと言う事かな。
この記事は自分の覚書みたいな扱いです
間違った解釈もあるかもしれないので参考程度に
御考え下さい。