小鳥のさえずり-親子5人ロンドン生活

小鳥のさえずり-親子5人ロンドン生活

ロンドン南東部ブラックヒースでの小鳥のさえずりがBGM生活もついに11年目突入!8歳、6歳、4歳の3人の子供たちに振り回され、1ヶ月が1週間に感じるばたばたで自転車操業な毎日のあれこれを綴っています。

英国ロンドン在住、四十路の女性による日々のあれこれを書いたブログです。8歳、6歳、4歳の3人の力のありあまった子供たちに振り回される毎日なので、このブログもほぼどっぷり育児ブログと言われて久しいです。

子供関係以外では、11年目突入の英国生活で感じたこと、行ったコンサートや舞台の話、自分の大好きなオーラ・カイリーやロブ・ライアンのことなども書いています。

基本的に、子供たちが出来てからほぼ個人的にメールやFacetimeなどが一切出来ていないので、家族や友達への近況報告が目的のブログです。

これまでカフェグローブドットコム、『交通ペン』等に、主に旅を中心としたライフスタイルの記事をライターとして書いてきました。


英国での妊娠出産関係、日本と全く事情の違う英国での手作りウェディングについてや、国際結婚に関する全般的なことについてなども書くことが出来ます。ライターのお仕事の話があれば大歓迎です。コメントを通じてご連絡下さい。


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【自己紹介】 


ひょんなことから仕事を通して大阪で出会った彼と暮らすべく、彼の住む街、英国ロンドン南東部のブラックヒースに越したのが2007年1月。いつの間にやらに家族が増えていって5人家族になりました。


:とうとう大台に乗った日本人。転勤族育ちで、実家は大阪。三姉妹の長女。


:インド系英国人。血は100%インド人だけど、マインドは100%英国人。生まれも、育ちもブラックヒースで根っからの理系男。


バビちゃん:日本では小2にあたる長男。心優しいお調子者。すぐ泣くのが玉に瑕。シャボン玉、ドラえもん、妖怪ウォッチ、プラレールをこよなく愛す。2016年9月から新たに男子校に通いだした。


バブラちゃん:発言や頭の回転の速さからよくバビちゃんと双子かと思ってしまうけど、実は日本ではまだ年長組さんな長女。英国ではすでに義務教育が始まって、小学校で頑張ってお勉強しています。勝気なおてんばで、面倒見の良さでは横に並ぶものなし。


ラッキーちゃん:最近、周りから「ママに一番似ている」と連呼される2012年12月生まれの次男。ちびだけど、自分の意見ははっきりしている。また自分が周りにどれだけ愛されているのかもよくよく分かっているので、キラースマイルで「ままだいすき☆」と言って胸に飛び込むことも忘れない。とにかく列車とヘリコプターが好き。新しい幼稚園には笑顔で通園中。

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昨日、朝起きた際、母からのメールで知ったロンドン市内ノース・ケンジントンでのグレンフェル・タワーの大火災。貧困層の住む高層公団アパートがものすごい勢いで燃え、火災から22時間経った昨晩のニュースでも生放送でまだまだアパートが燃えていて、声を失いました。9.11を思い起こさせるような悲惨さです。(http://www.bbc.com/japanese/40269857
 
またさらに悲しいのは、このアパート(英国では珍しいかなり高層アパート)があるのが、バブリーな街ロンドンの中でも、もっとも高級地区であるケンジントン・アンド・チェルシー行政地区にあること。
 
地価の高さが尋常ではないあの区に、あんな見るからに公団な高層アパートがあったのが驚きだけど、それは英国だからあり得るんだろうな。どの区にも、結構、いい場所に昔からの公団がだだーんと建っているから。
 
英国だけでなく、海外では、高級地区(安全なエリア)と、貧困層の住むエリア(危険度が高いエリア)が入れ子状態になっています。チェック模様みたいというか。だからよくよく現地のことを知らないと、ここなら大丈夫と思っていた高級エリアでも、一本、道を間違えたら、別の国かと思うぐらいすさんだ雰囲気に騒然とすることもあります。
 
さすがチャリティの国、英国と思ったのは、義捐物資を集めたりする場所が現場だけでなく、例えば、私の住むロンドン南東部でも、火災発生以来、あっという間にいくつも出来たり、義捐金を集めるページが即座に出来たりと、たくさんの人がアクションを起こしていること。
 
{8235E78B-203E-4709-B42A-6053DCCCDE5A} →私が学校のためのファンドレイジング活動を常にしているバブラちゃんとラッキーちゃんの学校でも、「なにかしないと」という声が上がり、とりあえず明日のお迎え時間に、アイスキャンディーや、チョコ、ポテトチップスといったおやつを売って、そのすべてを義捐金として寄付することになりました。日を改めて、来週、もっと大掛かりなことをしたい人もいたけど、とりあえず出来ることを確実にしていこうというので、まずはこれ。
 
英国に住んでいると、一般家庭でも年間を通して、様々なチャリティー活動に募金します。子供たちの学校でも、間違ったら、2ヶ月に一回はなにかの団体の支援のためにイベントしているよねって思います。
 
日本にいたら、赤い羽根とか、あしなが基金とか、限られた団体が募金箱持って、街頭に立っている気がするけど、やはりそういうメンタリティは違うんだろうね。小さい頃からチャリティマラソンで走る子や、チャリティで募金を集めるために、クッキーを焼いて売る子、自分のおもちゃを売る子なんかも結構いるし、そういうこころざしが自然と形成されていくんだろうね。
 
ということで、明日の午後は、学校の高学年の子供たちと一緒におやつ売ってます。少しでもたくさんお金が集まりますように。