順光といっても | 鉄道ビデオ

順光といっても


 本当はもっと早く気づくべきだったんですが,順光や逆光といってもいろいろあるんですね。線路の角度や太陽の位置などを事前に計算して,この時間帯なら順光になるはずだからうまく撮れているだろうと思っていると,列車の色ののりがいまいち悪かったりすることがあります。都会の電車なら撮り直せばいいだけなんで,あまり深く考えないことのが多かったのですが,ローカル線で,一日数本しか走っていないような場所だと,一回の撮影の重みが違ってきます。そんなわけで少しまじめに考えてみることにしました。

 夏場の日中は太陽が真上に近くなるので,順光といってもかなり斜めからの順光になります。




 だから,思った以上に色の乗りが悪くなってしまうんですね。まあ,当たり前といえば当たり前の話で何でこんなことに気が付かなかったのか,情けない。


対策としては
1)基本的にはなるべく日中を避ける。
2)どうしようもないときは,列車の側面を撮るのではなく上部をメインとし,なるべく高いところに上って,上から映すようにする

3)あえて逆光を狙ってみる。そういえば経験的に昼間の時間帯は逆光気味のほうがうまくいく確率が高いような気がしています。


 くらいですかね。

 あと,イメージしていたのが大きく食い違っていて「????」てなことにならないために思いついたことがあります。
 特に特急車両などは,流線型の顔をしているので,光の角度をイメージするのが難しいんですよね。

ターゲットの列車の模型などを現場に持っていって,確認すれば一番手っ取り早いんでしょうが,さすがに持っていくわけにはいかないのでケータイで代用することを考えつきました。ケータイなどを列車の来る角度と合わせて見て,色が飛んでいないか確認したらどうだろうか?というものです。

 今日明日あたりちょっと実験してみようと思っています。