【森友学園】教育勅語がヘイト?【学童保育】 | 独立直観 BJ24649のブログ

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流行に浮かされずに独り立ち止まり、素朴に真っ直ぐに物事を観てみたい。
そういう想いのブログです。

 民進党森友学園をネタにして安倍総理大臣を追及しているが、見込み違いの様相で、返り討ちに遭っている、というか、自滅している。

 いわゆる「ブーメラン」状態だ(大西健介衆議院議員につきhttp://qq2q.biz/Cb2m福島伸享衆議院議員につきhttp://qq2q.biz/Cb2q小川敏夫参議院議員につきhttp://qq2q.biz/Cb2s)。

 安倍総理大臣に職を賭す覚悟を問われて臆した今井雅人衆議院議員はみっともない。

 

 

https://twitter.com/take_off_dress/status/836039238923636736

 

 

 森友学園が運営する幼稚園で園児に「教育勅語」を暗唱させるのを危険視する人がいるらしい(http://qq2q.biz/Cb56)。

 自虐史観に立っている人にとっては教育勅語は軍国主義教育という認識だ。岸井成格は教育勅語を「ヘイト的」と批判した(http://qq2q.biz/Cb59)。

 でも実際は全く違う。

 教育勅語は、文明国に相応しい教育を目指し、宗教問題にも配慮したものだ。軍国主義・「ヘイト」などと批判される謂われはないhttp://qq2q.biz/Cb2hhttp://qq2q.biz/Cb54)。

 教育勅語には人として生きる上で重要な徳目が書かれている。「儒教」というレッテル貼りをして批判する者もいるが、そのレッテル貼り自体が不正確であるし、教育勅語を人々から遠ざけてその内容を知らしめたくないという意図が窺える。

 私としては、スパイ防止法や特定秘密保護法やテロ等準備罪や平和安全法制に反対する人たちと、教育勅語を危険視する人達とは、大体重なり合っているような気はしている。日本を滅ぼしたい「日本死ね」勢力にとっては教育勅語は否定の対象であろう。

 

 

「【質問】そもそも教育勅語ってなんすか?めちゃめちゃ嚙み砕きつつ、「ぎゅっ」と濃縮して解説!!|竹田恒泰チャンネル」 YouTube2016年10月6日

https://www.youtube.com/watch?v=dN9Dbbgp69A

 

「【11/3明治節ニコ生特番】竹田恒泰が語る『教育勅語』を一部無料公開!|竹田恒泰チャンネル」 YouTube2016年11月4日

https://www.youtube.com/watch?v=O_7Rv-ZcQ8k

 

 

竹田恒泰 「日本人の原点がわかる「国体」の授業」 (PHP研究所、2013年) 104~109ページ

 

■ 『教育勅語』というカンフル剤

 

 神話と同様、日本の教育を立て直すもう一つのヒントが『教育勅語』にある、と私は思っています。意外なことに明治十年代もまた、教育が荒廃していました。今の日本の状況とまったく同じだと思います。私たちから見れば明治は良い時代だったと思いますが、今の教育で国家観を持つ政治家を育てることができるのか、このままでは国が滅びると明治天皇がお嘆きになったことがあります。

 そこで当時の日本は、教育にカンフル剤を打って立て直しを図りました。明治二十三年(一八九〇年)に『教育勅語』が渙発(かんぱつ)され、そこから日本の教育が正道に立ち返りました。

 明治維新には二つの目的がありました。一つは文明開化で、外国のものを旺盛に取り入れることです。もう一つは、神武建国の精神に立ち返ることです。

 その狭間で、明治天皇は大変お悩みになったということです。開化ばかり進んで、「よきものを残す」ことが忘れ去られてしまいました。『教育勅語』を名前しか知らない人も多いと思いますので、かいつまんで説明しましょう。

 

■ 天皇は偉いが国民もまた偉かった

 

 『教育勅語』は天皇が語りかける形式を取っていて、まず国体を語るところから始まります。

 

  「朕(チン)惟(オモ)フニ我(ワ)カ皇祖皇宗(コウソコウソウ)國(クニ)ヲ肇(ハジ)ムルコト宏遠(コウエン)ニ德(トク)ヲ樹(タ)ツルコト深厚(シンコウ)ナリ」

 

 天皇の祖先(皇祖)は太古の昔に国を始め、徳に満ちた素晴らしい国をつくった。この「徳」を立てたことが偉大である、という記述です。

 さらにすごいのは、ただ天皇を絶賛するだけではないことです。明治天皇はこのように語っておいでです。

 

  「我(ワ)カ臣民(シンミン)克(ヨ)ク忠(チュウ)ニ克(ヨ)ク孝(コウ)ニ億兆(オクチョウ)心(ココロ)ヲ一(イツ)ニシテ世々(ヨヨ)厥(ソ)ノ美(ビ)ヲ濟(ナ)セルハ此(コ)レ我(ワ)カ國體(コクタイ)ノ精華(セイカ)ニシテ教育(キョウイク)ノ淵源(エンゲン)亦(マタ)實(ジツ)ニ此(ココ)ニ存(ソン)ス」

 

 「臣民」すなわち国民が「心ヲ一ニシテ」天皇の治世を支えてきたことの偉大さを讃えています。

 天皇は偉いが、国民もまた偉かった、というのです。わが国が二千年以上も続いてきたのは「国民が支えてきたから」という意味も込められているように思います。こんな教育方針を明示した国が、ほかの国にあったでしょうか。

 また、国民一人ひとりがいかに身を立てたらよいかについて、

 

  「父母(フボ)ニ孝(コウ)ニ兄弟(ケイテイ)ニ友(ユウ)ニ夫婦(フウフ)相和(アイワ)シ朋友(ホウユウ)相信(アイシン)シ」

 

 とあります。まず父母に親孝行して兄弟と仲良くし、夫婦は互いに協力して、友達とは信じ合える関係を築きなさいといいます。

 次に、具体的には学問を修め、仕事を身に付けることを説きます。

 

  「學(ガク)ヲ修(オサ)メ業(ギョウ)ヲ習(ナラ)ヒ以(モッ)テ智能(チノウ)ヲ啓發(ケイハツ)シ徳器(トクキ)ヲ成就(ジョウジュ)シ進(ススン)テ公益(コウエキ)ヲ廣(ヒロ)メ世務(セイム)ヲ開(ヒラ)キ常(ツネ)ニ國憲(コクケン)ヲ重(オモン)シ國法(コクハフ)ニ遵(シタガ)ヒ一旦(イッタン)緩急(カンキュウ)アレハ義勇(ギユウ)公(コウ)ニ奉(ホウ)シ」

 

 知性を高め、徳のある人間になり、そうやって積み上げてきたものを、世のため人のために使うこと、憲法を守り、法律を守り、非常時の危機に際しては国を守ることが記されています。

 

■ 一緒にこの道を進んでいく

 

 さらに、以下のように勅語の目的が記されています。

 

  「是(カク)ノ如(ゴト)キハ獨(ヒト)リ朕(チン)カ忠良(チュウリョウ)ノ臣民(シンミン)タルノミナラス又(マタ)以(モッ)テ爾祖先(ナンジソセン)ノ遺風(イフウ)ヲ顕彰(ケンショウ)スルニ足(タ)ラン」

 

 これらの美徳を励行するのは、ただ天皇のためではなく、あなたたち自身のためである、というのです。あなたたちの先祖がよき伝統を残してきたから今の日本があるのであって、あなたたちがこの勅語を実行するのは、あなたたちの祖先の遺訓を顕彰することになり、ご先祖様も喜ぶとおっしゃるのです。

 そして何よりも大事なのが次の箇所です。

 

  「朕(チン)爾臣民(ナンジシンミン)ト倶(トモ)ニ拳々服膺(ケンケンフクヨウ)シテ咸(ミナ)其德(ソノトク)ヲ一(イツ)ニセンコトヲ庶幾(コイネガ)フ」

 

 天皇自らこれらを実行するから、国民も一緒にこの道を進んでいくことを願っている、と書いてあります。これは本当に素晴らしいことです。「君」が「民」にこうしろと命ずるのではなく、天皇自ら実践するから、皆さんもこれを実践してみませんか、と語りかけているのです。もし現代の日本の一億二〇〇〇万人がこの言葉どおりに実行すれば、どうなるでしょうか。日本は世界一素晴らしい国になるはずです。」

 

 

 

「教育勅語は危険思想?」 YouTube2013年8月19日

https://www.youtube.com/watch?v=79xAzMxLxkY

 

「教育勅語12の徳目が危険だと思ったら日教組」 YouTube2013年8月20日

https://www.youtube.com/watch?v=r1b_r3D0X3w

 

「危険なのは教育勅語より日教組の頭」 YouTube2013年8月21日

https://www.youtube.com/watch?v=_HVWdRGKroY

 

「第2回 教育勅語危険論には逆から読んで倍返しだ!【CGS KAZUYA】」 YouTube2013年9月24日

https://www.youtube.com/watch?v=ePyQkLW30Q8

 

「第3回 いったいどこが危険思想なの?KAZUYAが語る廃止された教育勅語【CGS KAZUYA】」 YouTube2013年10月1日

https://www.youtube.com/watch?v=ZjlPZ4HqouA

 

「保安官でよくわかる!教育勅語!日本人なら知っておきたい普遍的道徳」 YouTube2014年9月10日

https://www.youtube.com/watch?v=ZkNcG8pgqHk

 

KAZUYA 「日本一わかりやすい保守の本」 (青林堂、平成25年) 185~191ページ

 

「 <実はすばらしい教育勅語>

 

 敗戦後の日本は、GHQが日本の歴史文化を徹底的に否定しました。戦前はとにかく悪であって、戦後はいい。これは今でも敗戦の影響が色濃く残っているのです。

 しかし普通に考えて、全部悪いなんてことはありえないのです。例えば教育勅語というものがあります。この教育勅語が戦前の教育と道徳の規範になっていました。一部では教育勅語が軍国主義に導く危険な思想などと言われているようですが、そんなことはないのです。

 教育勅語は危険だとか、実はいいものだと聞いたことはあっても、実際に教育勅語を見たことある人というのは、若い人などは特に少ないのではないでしょうか。ならば一度見て、危険か素晴らしいか判断するといいと思うのです。

 この教育勅語は正式には「教育ニ関スル勅語」といい、明治23年(1890年)10月30日に発布されました。しかし敗戦後の昭和23年(1948年)6月19日に廃止されてしまいます。内容的には明治天皇が国民に語りかけるという感じで書かれています。3段に分けて解説します。古い文体で難しいなと思われるので、少しずつ見ていきましょう。

 

(第一段目)

朕(ちん)惟(おも)フニ我(わ)カ皇祖皇宗(こうそこうそう)國ヲ肇(はじ)ムルコト宏遠(こうえん)ニ德ヲ樹(た)ツルコト深厚ナリ我(わ)ガ臣民(しんみん)克(よ)ク忠ニ克(よ)ク孝ニ億兆(おくちょう)心ヲ一(いつ)ニシテ世々(よよ)厥(そ)ノ美ヲ濟(な)セルハ此(こ)レ我(わ)カ國體(こくたい)ノ精華ニシテ教育ノ淵源(えんげん)亦(また)實(じつ)ニ此(ここ)ニ存ス

 このように書き始めていますが、正直最初見たときは全く意味がわかりませんでした。

 しかし、戦前にあった「修身(しゅうしん)」という授業の教科書に教育勅語の解説が書いてあります。これを見るとわかるでしょう。ちなみにこれでもわからないという方がいるかもしれません。しかしこの修身の教科書は小学校6年生用なのです。繰り返し繰り返し読めば理解できますので、一度でわからなければ何度か読み返してみましょう。

  この一段には、まず皇室の御祖先が我が国をお治めになるにあたって、その規模が誠に広大で且ついつまでも動かないようになされたこと、御祖先はまた御身をお修めになり、臣民をおいつくしみになって、万世にわたってお手本をお残しになったことを仰せられ、次に臣民は君に忠義を尽くし、親に孝行を尽くすことを心がけ、皆心を一つにして代々忠孝の美風を全うしてきたことを仰せられてあります。終に、以上のことが我が国体の生粋な立派なところであり、我が国の教育に基づくところもまたここにあると仰せられています。

 臣民というのは国民と訳せばわかりやすいでしょう。これを見て天皇崇拝だとか言い出す人がいたら頭がおかしいです。日本という国は天皇という存在があってこそなのです。だからこそ日本は日本であり続けました。ならば天皇という存在に尊敬の念を示すというのは自然なことではないでしょうか。

 次は第二段目です。ここでは12の徳目が出てきます。この徳目を否定できるなら逆に大したものだと思います。

 

(第二段目)

爾(なんじ)臣民父母(ふぼ)ニ孝ニ兄弟(けいてい)ニ友(ゆう)ニ夫婦相(あい)和シ朋友(ほうゆう)相(あい)信シ恭儉(きょうけん)己(おの)レヲ持(じ)シ博愛衆ニ及ホシ學(がく)ヲ修(おさ)メ業(ぎょう)ヲ習(なら)ヒ以(もっ)テ智能ヲ啓發シ徳器(とっき)ヲ成就シ進(すすん)テ公益ヲ廣(ひろ)メ世務(せいむ)ヲ開キ常ニ國憲(こっけん)ヲ重(おもん)シ國法(こくほう)ニ遵(したが)ヒ一旦(いったん)緩急(かんきゅう)アレハ義勇(ぎゆう)公(こう)ニ奉(ほう)シ以テ天壌無窮(てんじょうむきゅう)ノ皇運(こううん)ヲ扶翼(ふよく)スヘシ是(かく)ノ如(ごと)キハ獨(ひと)リ朕(ちん)カ忠良(ちゅうりょう)ノ臣民(しんみん)タルノミナラス又(また)以(もっ)テ爾(なんじ)祖先ノ遺風ヲ顯彰(けんしょう)スルニ足(た)ラン

 また何言ってるんだかわからないでしょう。修身の教科書の解説を見てみましょう。

  この一段には、初に天皇が我ら臣民に対して爾臣民と親しくおよびかけになり、我らが常に守るべき道をお諭しになってあります。

  そのご趣旨によると、我ら臣民たるものは父母に孝行を尽くし、兄弟姉妹仲良くし、夫婦互いに分を守って睦まじくしなければなりません。また朋友には信義を以って交わり、誰に対しても礼儀を守り、常に我が身を謹んで気ままにせず、しかも広く世間の人に慈愛を及ぼすことが大切です。また学問を習って、知識才能を進め、善良有為の人となり、進んで智能を活用して、公共の利益を増進し、世間に有用な業務を興すことが大切です。

  また常に皇室典範・大日本帝国憲法を重んじ、その他の法令を守り、もし国に事変が起こったら勇気を奮い一身をささげて、君国のために尽くさなければなりません。かようにして天地と共にきわまりない皇位のご盛運をお助け申し上げるのが、我らの務めであります。

  終には、以上の道をよく実行するものは、忠良な臣民であるばかりではなく、我らの祖先が残した美風を表すものであることをお諭しになってあります。

 単純に考えて素晴らしい理念ではないでしょうか。

 12の徳目を列挙しましょう。

1、父母ニ孝ニ(親に孝行を尽くしましょう)

2、兄弟ニ友ニ(兄弟姉妹仲良くしましょう)

3、夫婦相和シ(夫婦互いに分を守って仲睦まじくしましょう)

4、朋友相信シ(友達はお互い信じ合いましょう)

5、恭儉己レヲ持シ(常に自分の言動を謹みましょう)

6、博愛衆ニ及ホシ(広く世間の人に慈愛の手を差し伸べましょう)

7、學ヲ修メ業ヲ習ヒ(しっかりと勉強し、職業を身につけましょう)

8、以テ智能ヲ啓發シ(知識才能を伸ばしましょう)

9、徳器ヲ成就シ(人格の向上につとめましょう)

10、進テ公益ヲ廣メ世務ヲ開キ(世のため人のための仕事を積極的にしましょう)

11、常ニ國憲ヲ重シ國法ニ遵ヒ(法律や規則を守りましょう)

12、一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ(国に危機があったなら勇気を奮って国のために尽くしましょう)

 こういった素晴らしい理念を含めて日本は教育勅語を廃止してしまったのです。教育再生が叫ばれていますが、今こそ教育勅語の理念を思い出すべきではないでしょうか。

 「軍国主義がー」とか言っている人は「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ」のところを言っているのでしょう。しかし考えてみてください。国のピンチのときに「逃げろー」と言って国民全体が逃げ出したらとっくに日本なんて亡くなってるのです。

 「黒船が来たぞー! 逃げろー!」となっていたら、現在の日本は存在しなかったでしょう(※)。」

 

※ 昭和50年代、「不幸にして最悪の事態が起れば、白旗と赤旗をもって、平静にソ連軍を迎える他ない。(ソ連に支配されればよい)」(森嶋通夫)という言論がまかり通っていた(安倍晋三「美しい国へ」(文藝春秋、2006年)62,63ページ参照)。これが「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ」を否定する反戦平和の帰結であり、教育勅語否定の帰結。

 

 


 

 

 仮に教育勅語を教えるのを偏った教育だと批判するのならば、「学童保育」はどうなのだろう。

 共産党系の特殊な教育が行われていると聞くが。

 

 

杉田水脈 「なでしこ復活 女性政治家ができること」 (青林堂、平成26年) 64~69ページ

 

「 共産党系の「学童保育」の実態

 

 行政改革が行われていた頃は、「官から民へ」といった言葉と共に、保育施設等の民営化が進められていました。西宮スーパー公務員塾が終わった平成十八年(二〇〇六)に、総合企画局から『健康福祉局』の子育て支援グループに異同となり、「学童保育」を担当することになりました。本来「学童保育」という言葉は共産党用語であり、行政では使用しません。西宮市でも『留守家庭児童育成センター』という名称で呼んでいます。しかし本書では便宜上「学童保育」を使いたいと思います。

 「学童保育」を担当することになった私は、『指定管理者制度』(※14)で「学童保育」の運営主体を公募する業務に当たりました。しかしそれまで「学童保育」は社会福祉協議会(※15)が運営していて、同協議会の指導員の一部は共産党系労組の組合員だったことから、ずっと抵抗が続いていました。遂には共産党の県議会議員や市議会議員を連れて抗議に来たほどです。

 それでも何とか西宮市に約四十ある「学童保育」の中から四カ所を選んで指定管理者を公募する方針を決定しました。その際は選ぶ理由付けも必要だったので、市を大きく四つのエリアに分けて、それぞれ一つずつ、市の中心から最も近い施設を選んで、指定管理者制度の公募に出したのです。しかしこの四つの中の一つは、熱心な組合活動を行う指導員が二十年以上に亘って勤務しており、一部の熱狂的な保護者に支えられているという、市内で最も労働組合の影響力が強い「学童保育」だったのです。さらにこの「学童保育」では土曜日も夏休みも強制的に子供達を通わせていました。「土曜日やお盆は子供と過ごしたい」と、多くの保護者からクレームが上がっていましたが、それを一切許さないという異常な「学童保育」だったのです。施設内では市や社協の指導には従わず、「私達の保育」という特殊な教育が実施されており、寒中キャンプまで行われていました。また、学童保育連絡協議会という共産党の支持団体が、毎年運動会を主催しているのですが、それに参加するための練習を日々強制していたのです。

 私も一度だけ、この運動会を見学したことがありますが、共産党の県議会議員や市議会議員しか来賓として出席していなかったことを覚えています。

 

※14 『指定管理者制度』

 公共団体や外郭団体に限定していた施設の運営を、株式会社や財団法人、NPO法人、市民グループなど法人その他の団体に代行させる制度のこと。

※15 社会福祉協議会

 地域福祉の推進を目的とする民間団体。

 

 「学童保育」民営化における労組との闘い

 

 この異常な「学童保育」を指定管理者制度で公募に出すことになり、それを発表した途端、まるで蜂の巣を突いたかの如く労組のメンバーが騒ぎ出し、担当課には抗議の電話やFAXが多く寄せられました。

 公募に出す直前、私達は指定管理者制度の説明会を開きました。すると、「学童保育」には子供の数が八十人ほどしかいなかったはずなのに、保護者が一五〇人も集まりました。プロ市民がやってきたのです。

 夜七時くらいから始まった説明会が終わったのは夜中の三時過ぎ。保護者(プロ市民)の怒号が鳴り止まず、説明会を終わらせることが出来なかったのです。そしてそれが四日間も続きました。

 初日の説明会は、市の課長以下の職員で応対していたためか、組合やプロ市民の「もっと上の人間を出せ」という恫喝が続きました。そこで次の日は部長、その次の日は局長が出席したわけですが、保護者(プロ市民)は「市長を出せ! 出さないのなら市長の家の前で座り込みをする」と脅します。また、彼らはこの「学童保育」出身の中・高・大学生を連れてきました。そして学生達は「私達の学童保育をなくさないで下さい」と涙ながらに訴えるのです。中には土下座までした中学生もいました。もしあの場にマスコミがいたら、私達は完全に悪者に仕立て上げられたことでしょう。

 また、別の中学生が「指定管理者制度って何ですか?」と訊いてきたので「学童保育を運営するための案を募集して、その中から一番よい案を提案してくれた会社に運営をお願いする制度だよ」と説明しました。するとこの子供は「人間はみんな違うんだから、人に点数を付けてはいけないと教えられました。順位を付けるのは間違っている」と反論してきたのです。これを受けて私は「この子が大人になったら日本はどうなってしまうのだろう」と憂鬱になりましたが、今になって考えてみると、この「学童保育」では思想教育のようなことが行われていたのかもしれません。

 それからこの説明会では、指導員達から「現場を知らないくせに」と責められました。そこで私は次の土曜日にこの「学童保育」に行き「今日一日、皆さんと一緒に子供達の面倒を見させて下さい」と頭を下げたのです。さすがに指導員はビックリしていたようですが、子供達は喜んで一緒に遊んでくれました。そして恐らく子供達は家に帰ってから親に「市役所の杉田さんが来て一緒に遊んだ」と話してくれたのでしょう。保護者の一人が次の月曜日に市役所までお礼を言ってくださいました。さらに「指導員や活動家(プロ市民)がいない場所で、保護者と市の職員だけで話す機会が欲しい」とおっしゃるのです。そこで急遽会合の場を設けてゆっくり話し合いました。その直後に開いた説明会では、この保護者が中心となってくれて「九時までに説明会を終わらせましょう」とか「人が話している時はちゃんと聞きましょう」とルールが書かれたビラを配ってくれました。当然、指導員やプロ市民は「誰がこんなビラを作ったのだ」と怒りの声を上げていましたが、夜九時を迎えたところで私達職員は「公募の広報を実施します」と言い切り、席を立ったのです。指導員やプロ市民、共産党議員からは「逃げるのか」とか「馬鹿野郎」といった酷い罵声を浴びせられました。しかしこの時強行的な態度を取ったことで、最終的には偏った「学童保育」の弱体化に成功することが出来たのでした。

 このように地方公務員時代は、左翼と呼ばれる人達と”やり合う”機会が多々あり、私の”左翼嫌い”は確固たるものになったのでした。」

 

 

 

 

 学童保育に該当するのかがよくわからないが、共産党系の保育所につき↓。

 

 

「森友学園問題 ~ 民進党にもあった脛の傷」 私的憂国の書2017年3月4日

http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-2633.html

 

「 共産党が、森友学園問題で、追及の手を強めている。党の中では委員長の志位より露出の多い小池晃が参院で質問に立ち、「道義的責任」を連発していた。しかし、「道義」を持ち出すということは、「証拠」を用いた「正攻法」では追及できないということの裏返しである。民進党がダメ過ぎるので、共産党の追及がさも鋭いかのように映るが、結局のところ、宣伝効果はあっても、総理の椅子を脅かすまでには至っていない。

 

 共産党は政治による教育への介入についてもとやかく言っているようだが、それは、共産党自身が潔白だということを意味しない。

 

 

これは、目黒にある「共同保育所コロちゃんの家」という保育所。「戦争立法反対」というポスターが張られているが、これは政治活動ではないのか。ちなみにこの幼稚園の園長は共産党の議員である。

(以下略)」

 

http://ur2.link/Cb6d

 

http://ur2.link/Cb6g

 

 

 安倍政権・森友学園を責める一方で北朝鮮・朝鮮学校に甘い朝日新聞・毎日新聞の欺瞞を産経新聞が批判している。

 教育勅語およびこれを教える森友学園に対する「ヘイト」の裏側にある本音は「北朝鮮ラブ」だ。

 安倍政権を攻撃する者が国民の味方だとは限らない。

 「VXガス」のような報道が立ち籠めている(http://qq2q.biz/Cb5f)。

 

 

「【阿比留瑠比の極言御免】 「森友学園」と「北朝鮮」をめぐる朝日・毎日のご都合主義が、読者のメディア不信を加速化させる」 産経ニュース2017年3月9日

http://www.sankei.com/premium/news/170309/prm1703090007-n1.html

 

「 ただでさえ「マスゴミ」といわれて久しいメディアは、いよいよ読者から底意を見透かされ、軽侮の対象とされていくのだろうと悲しくなった。最近の新聞各紙やテレビのニュースの扱いに関してである。

 北朝鮮が、在日米軍基地攻撃を想定した弾道ミサイル4発を発射した翌日の7日付朝日新聞の社説には、目を疑った。2本の社説のうち、ミサイル関連は下の第2社説とし、より重視していることを示す上側の第1社説では、安倍晋三首相の昭恵夫人は公人か私人かの論争を取り上げていた。

 社説は、昭恵氏が学校法人「森友学園」で講演した際に政府職員が同行していた点を問題視し、「国民が納得できる説明をする責任がある」と結んでいた。

 何をどう書こうとその社の自由ではある。だが、米国による北朝鮮への先制攻撃が現実味を増し、精度を高めた北のミサイルに日本のミサイル防衛(MD)システムの再構築が迫られるような局面なのである。

 事の軽重、優先順位を無視してでも、森友学園問題を奇貨として、とにかく安倍政権の足を引っ張りたいということなのか。国民の生命・財産に直結する事態よりも、不毛な公人・私人論争の方が重要だとでも言いたいのだろうか。」

 

http://www.sankei.com/premium/news/170309/prm1703090007-n2.html

 

「 森友学園関連では、3日付毎日新聞の社説にも首をかしげた。社説は森友学園が運営する幼稚園の運動会で「安倍首相がんばれ」などと選手宣誓させていたり、教育勅語を暗唱させたりしていたことを批判し、こう戒めている。

 「教育基本法は思想が偏らないよう教育の政治的中立を求めている」

 筆者は、教育勅語は常識的な内容で特に問題ないと考えるが、園児に「安保法制、国会通過よかったです」と言わせたのは率直にやり過ぎだと感じる。だが、毎日が思想・良心の自由がある一私立学校の小学校開設にさえ、思想を理由に「認可はすべきではないだろう」とまで主張するのには違和感を覚える。

 何しろ、毎日は昨年3月31日付の社説では、文部科学省が朝鮮学校への補助金交付について「透明性」などを求める通知を関係都道府県に出したことに対し、こんなことを訴えていた。

 「自治体側がこれを事実上の停止圧力と受け止め、全体に交付『自粛』へとつながる可能性がある」

 「子供を中心に据えて考えたい。(北朝鮮への)重い制裁措置など外交上の圧力は当然だが、それと子供の教育の場への締め付けは別だろう」

 暗に朝鮮学校への補助金支給を続けるよう促しているが、朝鮮学校が政治的中立性を保っているとは到底言えないはずである。」

 

http://www.sankei.com/premium/news/170309/prm1703090007-n3.html

 

「 東京都が平成25年に出した調査報告書によると、高校生が使う歴史教科書には、「敬愛する金日成主席様」「敬愛する金正日将軍様」などの記述が409ページ中、353回も登場する。

 また、中学の教科書では「日帝は10代から20代の朝鮮女性たちを日本軍の『慰安婦』として侵略戦争に引き連れて性奴隷として虐待した」などと、事実に反する記述が載っている。

 森友学園の教育方針は糾弾する一方で朝鮮学校はかばう姿勢は矛盾しており、典型的な二重基準である。

 朝日や毎日は、「戦争立法反対」とのポスターを貼った保育園や、「アベ政治を許さない」と記したビラを小学校に掲示した職員らについてはことさら問題視はしない。そんなご都合主義が、読者のメディア不信を加速化させる。(論説委員兼政治部編集委員)」

 

 

 みっともない議員、「日本死ね」姿勢で平気で嘘をつく記者や知識人、陰険な妨害をするプロ市民。

 こういう連中こそ教育に悪い。

 こういう卑劣な外道に陥らないためにも、教育勅語(および修身)はきっと役に立つ。万能薬というものでもないが、少なくとも知っておいて損はない。

 「グローバル人材の育成」などという言葉が聞かれる昨今であるが、教育勅語は欧米でも評判がよかったわけで、こういう時代だからこそ(修身とともに)見直してみてはいかがだろうか。

 

 

国民の修身 国民の修身
 
Amazon

 

 

「戦前にあった修身という授業」 YouTube2013年9月3日

https://www.youtube.com/watch?v=VExxrEmLWu8

 

「「甦れ!修身」【CGS KAZUYA】」

https://www.youtube.com/playlist?list=PL6mu43UnNThD02EKHCZZjTJ9GuoM8O0Tm

 

 

 なお、参考までに↓のツイート。

 

 

http://ur2.link/Cb6h

 

http://ur2.link/Cb6k