会長の田邉です。
今回は夏琵琶湖の一番アツい釣り、ハス釣りについてまとめていきたいと思います!
僕がこの釣りを知ったのは今年の8月。
地元の先輩に教えてもらったのがきっかけでした。
それまでの僕は海釣りを13年、バスを3年やっていましたがハス釣りはやっていませんでした。
始めづらかった理由は情報が少なく、釣りのイメージがしにくかったからです。
ネットで調べても「北湖全域で釣れる」や「とりあえず早巻きしてれば釣れる」と書かれていて、どの当たりで釣れるのか、どんな釣り方をすればいいのかといった具体的な部分がイマイチ分かりませんでした。
また「バス釣りの外道」というイメージもあって、わざわざ北湖まで狙いに行く程ではないと思っていました。
しかし、実際にやってみるとルアーへの反応の良さと引きの強さがヤミツキになり、すっかりハスの虜になってしまいました笑
なので今回は、実釣行を通して感じたハス釣りの楽しさをお伝えしていけたらと思います!
使用したタックルなども載せているので参考にしてください
8月28日
この日はハス釣り初体験でした。
釣行先はJR比良駅から歩いて10分ほどの浜。
付近には1日200円の激安駐車場もあり、電車と車のどちらでもエントリーしやすいフィールドでした。
まず思ったのは水がめちゃくちゃキレイなこと!
ネット等で「北湖はキレイ」「海みたい」と聞いてはいましたが、
予想以上のキレイさで驚きました!
南国のビーチって言っても通じそう
僕はウェーダーを履いていましたが、先輩方は普通に入って釣りをされていました笑
竹さんに至っては沖まで泳ぎ始める始末
南湖と大阪南港ばっかり行ってる僕にとっては、こんなところで釣りができるだけで最高でした笑
とりあえず先輩方の見様見まねで釣り開始!
到着したのは15時頃でしたが、先輩方はすでに3本釣られた様子。
どうやら昼間でも釣れるようです。
釣り方は5~7cmほどのミノーを高速トゥイッチ。
とにかく早く動かして見切られないようにするのがポイントのようです。
すると夕マヅメのタイミングでガツンとヒット!
この日はメバリングタックルを使用していましたが、予想以上に強い引きに翻弄されます
手前まで寄ってきて姿が見えた!というところで痛恨のバラシ
先輩も同じようにヒットさせるもバラす場面が目立っていました。
口が固い上に引きが強くバラしやすいようです。
結局その日はバラシとチェイスのみで終了!
最後はワームを投げて小バスと遊んでいました笑
9月11日、12日
この日は比良駅から少し離れたポイントへ。
このポイントは流れ込みがあり、冷たい水が流れ込んでいます。
暑い夏場は非常に釣れそう(^ ^)
到着したのは17時頃。
着いてみると既にハスフィーバーで先輩方が入れ掛かりさせています!
僕も急いでタックルをセットして釣り開始!
タックルは前回に引き続きメバリングタックル、ルアーはメガバスのX-70です。
高速トゥイッチさせていると早速ヒット!
波打ち際を走る引きをいなしてゲットしたのは25cmほどの本命!
人生初のハスをゲットです
(時合だったので写真は撮れていません(^ ^;))
その後もアタリがあり最終的に僕は2匹ゲット!
先に釣られていた先輩方は5匹以上釣っていました!
「朝の方はどうか?」と翌日は朝マヅメ狙いで釣行。
しかしこの日は時合が短く、1本のみで終わりました(´・ω・`)
電車の時間的にも夕マヅメ狙いの方が良さそうですね…(^ ^;)
9月19日
翌週も部員とともに同じ場所にエントリー。
この日の時合は午後17時頃!
断続的ながら群れが近づいたタイミングではみんな次々とヒット!
ジャークソニック65の高速巻きで10匹以上釣っていました!
トゥイッチじゃなくても十分釣れるみたいです!
簡単なので初心者にとってもやりやすいですね
最終釣果は5人で25匹!
僕の釣果は5匹でした。
この日は18時半頃まで釣れ続け、ボウズなしの全員安打で終わりました(^ ^)
30cmを超えるオスも混じり、強烈な引きを何度も味わうことができました
9月23日
中3日でまたしても比良へ釣行!笑
この日は父との釣行でした。
父もハス釣りは初めてでしたが、夕方の時合で初ハスをゲット!
強烈な引きを楽しんでいました
僕は前回の釣果をもとに、今回はベイトタックルでチャレンジ!
ミディアムクラスのバスタックルで、ルアーはジャークソニック90を使用。
ジャークしつつ可能な限りのスピードで高速巻き!
前回以上のペースで釣ることができ、最終釣果は最多の7匹でした
タックルを強めに変更したことでやりとりがしやすくなり、バラシが減ったのが良かったと思います(^ ^)
ただ、メバリングタックルを使用していたのと比べると引きが弱く感じられたので、釣趣としては劣ってしまいました(´・ω・`)
数を釣るなら強めのタックルで強引に寄せたほうが効率がいいですが、楽しむならメバリングタックルやライトなバスタックルの方がいいかもしれません。
9月28日
間にバス釣りを挟んで中4日での釣行。
この頃になるとだいぶ気温、水温ともに下がってきました。
先輩の話によると9月いっぱいがシーズンとのこと。
釣れるか不安でしたが、同じように夕マヅメに回遊があり2人で4匹ゲット!
この日は風が強く波も荒れていましたが、なんとか本命をゲットすることができました
ジャークソニックを高切れでロストしたので、代わりにラパラcd5を使用しましたが十分釣れました!
魚の食い気自体は悪くなかったので、時合を逃さず釣っていたらもっと釣れていたと思います。(小バスと遊びすぎました)
ちなみに釣れたハスは毎回持ち帰って美味しくいただきました!
塩焼きや薄味の煮付けでは臭みがありましたが、香草焼きや甘露煮などでは美味しくいただけました
以上が8,9月のハス釣行記でした!
まとめると
・最盛期は6,7月。9月いっぱいまでがシーズン
6,7月のハイシーズンはさらに簡単に釣れるようです。
10月以降も釣れるかもしれませんが、ウェーダー無しで入水するのが厳しくなってくるので9月いっぱいが目処になると思います(^ ^;)
・時合は夕マヅメ
17時頃に釣れ始めるパターンが多かったです。
・場所は堅田以北がおすすめ
先輩の話では西岸は堅田以北の方が良いとのことでした。
特にロケーションとアクセスのしやすさから比良と志賀がオススメです!
・ルアーは5~9cmのミノーがベスト
条件としては早巻きでもしっかり泳いでくれることが必要です!
特に良かったのはジャークソニック65&90!
飛距離が稼げる大きめかつシンキングタイプのものが使いやすかったです
カラーはワカサギカラーを使用していました。
水がきれいなのでリアルかつフラッシングもあるようなカラーがいいと思います。
先輩方はラパラのシャドウラップ70、DUOのリュウキ70などを使用されていました。
ポッパーやペンシルベイトでもアタリがあったので、その2種類もあればよりエキサイティングな釣りができると思います!
・タックルは2パターン
効率よく数を伸ばしたい方はミディアムクラスのバスタックル、引きを楽しみたい方はメバリングタックルやライトなバスタックルがオススメです!
トラウトタックルも使えますが、大きめのミノーは若干使いづらくなります。
時合が短いので、トラブルに備えて2セット用意しておいた方が良いかもしれません。
ちなみに僕が使用したのはこの2種類です。
ベイトタックル
ロッド:クォーテッドソウルm
リール:タトゥーラ(ノーマルギア)
ライン:フロロ12ポンド
スピニングタックル
ロッド:メジャークラフト ファーストキャストメバル()
リール:エアノス2000
ライン:フロロ5ポンド
ラインの太さは釣果にほぼ影響がなかったので、高切れ対策も兼ねて太めでいいと思います。
・アクションは高速トゥイッチか高速巻き
トゥイッチでも高速巻きでも遜色なく釣れました。
とにかく早く巻くことが手返しアップにつながります。
・食べる際は臭み対策を!
皮と腹身に独特の臭いがあったので、ハーブ等で消してやると食べやすくなります
注意点
ここからは琵琶湖でハス釣りをする際の注意点です。必ず頭に入れた上で釣りをしてください。
・他のレジャー客の邪魔をしない
ハスのシーズン中は湖水浴の方やジェットスキーを楽しまれる方もいます。
浜は広いので、その方々から離れた場所で釣りをしましょう。
・食べる分だけ釣る
ハスは時合になるとポンポン釣れる魚ですが、食べる場合は食べ切れる分だけ釣るようにしましょう。
口が固く針が外しにくいので、リリース前提の場合はバーブレスのシングルフックを使うなどの工夫が必要です。
・近隣住民の方に配慮する
今回の釣り場もすぐ裏に民家があったので、過度に騒いだりゴミを放置するなどの行為はやめましょう。
地元の方に遭ったときは挨拶をして、お互いに気持ちよく釣りができるようにしましょう。
・禁漁期間に注意する
ハス自体に禁漁期間は設定されていませんが、小鮎には禁漁期間が設定されています。
8月21日~11月20日まで(8月21日から31日までは手づかみ、竿釣り、たも網での採捕は可能)は禁漁期になるので注意しましょう。
以上がハス釣りのポイントになります!
長くなりましたが、マナーには注意しつつ強烈な引きを味わってください!
ここまで読んでくださった方ありがとうございます!
興味がある方は是非DM下さい!m(_ _)m