ばんかららーめん　～ラーメン＠沼津～静岡おいしいもん!!!

沼津国一バイパス沿い、ユニクロとフィットハウスに囲まれるように鎮座している、ばんかららーめん沼津店。
下り方面から直接入ることはできなかったりと、そんなに地の利が良い場所だとは思わないが、休憩時間がなくて夜遅くまで開いているという、客にはうれしい営業時間のせいか、いつもたくさんの客でにぎわっている。

店内に入ると、いきなりチケット購入機で食券を買わなければならない。
今日は、ばんかららーめんのこれを食べる！と気合を入れて扉を開けることのできる人ならよいのだが、
まずは席について～メニューを広げて～「今日は何にしようかな～あ～これもおいしそう～どうしようかな～」とゆっくり選びたい私のような優柔不断な人間には、かなりのプレッシャーである。
後ろに人が並んだりしたものなら、思わず順番を譲りたくなってしまう。
この日は雨が強く、客足も鈍かったにもかかわらず、食券を買うだけで背中に汗をかいてしまった私。

店内は三方を床から天井までのガラス窓で囲まれた広～い空間に、公民館などに置かれていそうな机と椅子が無造作に並べられている。そして壁には昭和初期の雰囲気を出すかのような古いポスターが貼られており、日本好きな外国人には喜ばれそうなインテリアである。

この店、フランチャイズ店なのか（？）、静岡東部にある三店については、富士だったか富士宮だったか、不動産会社の飲食店事業部の経営とか。東京のばんかららーめんとの繋がりもよくわからないが、多分その系統なのだろう。

今日の注文は、ばんからご自慢のばんからラーメンと支那そばを使ったのりらーめん。

こちらは、ばんかららーめん。
見ての通り、スープの表面に浮き出た油。油。油・・・
濃厚なとんこつスープに別焚きされた背脂を交ぜているようなのだが、表面の脂を通り超えると、パンチがあるスープにであうことができる。
麺は細麺だが、これまたなかなかの味である。トッピングのシナチクは、節々のある筍って歯ごたえでよい味を出している。
夏バテ解消のために食べたい一杯！

そしてこちらは、のりラーメン。
支那そばと唄ってあるように、細麺の縮れ麺で、スープも魚介系のさっぱり味。かつおの良い香りが漂うスープだ。油もかなり強いのだろうが、このかつおの風味に食欲がそそられてしまい、あっという間に食べ終えてしまった。この店のラーメン。パッと見、少ないかな～と思うのだが、食べだすと麺の量もかなりのボリュームがあり、満腹である。

そうそう、この店、机の上に無造作に山積みされたコップと水のボトルが置かれており、セルフサービスなのだが、その横に山盛りの生にんにくとにんにくを搾る器具が置かれている。このにんにくは、サービスで自分の好みに合わせて好きなだけ搾ることができる。
ご自分の体調に合わせて、どうぞ。

たまには気分に合わせて、こんなパンチのあるらーめんも良いものだな～

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