双葉寿司 ~寿司@沼津~ 静岡おいしいもん!!!
開店時には行列のできるお店として有名な沼津港の老舗中の老舗、双葉寿司。以前行った時は、昼時の喧騒の中、落ち着いて食べることができなかったため、今回は少し時間をずらして行ってみた。
次々に新しいお店ができては消えていく中、老舗だからこそなのか、あえて計算づくなのか、昔ながらの寿司屋の佇まいを残した店である。私が生まれる前、いや母が若い頃から有名だったというのだから、長きに渡り続いているだけの何かがここには存在しているのだろう。その何かを探るのが、今日のミッションである。
13時過ぎ、店内に入ると、う~ん残念ながらこの時間でもカウンター席は埋まっていた。後ろ髪をひかれる思いでテーブル席へ。
まずは特上寿司\2,310を注文。まずは温かいお茶が出される。例え回転寿司であっても、お寿司屋さんのお茶がおいしく感じるのは何故なのだろう。お寿司屋さんのお茶は棒茶を使っていると聞いたことがあるが、これから寿司を食べるのだという高揚感が、棒茶でさえおいしく感じさせるのだろうか、、、我ながら、小市民。
「はい、お待ち~」の声とともに、特上寿司登場。
このスピーディーさが江戸っ子だよね~とうそぶきながら、まずは大好きな中トロから口に入れる。
カウンターで寿司を頼む時は、いきなりトロを頼むのは通じゃない、まずは、コハダあたりからなんて書かれているものを読んだことがあるが、通でも何でもない。好きなものから食べるのが一番だろう。
そこで、中トロ。トロトロと口の中でとろけていく。うまい!!!我ながら陳腐な表現だが、上手いものはうまいとしか表現できないものなのだ。
次にカンパチへ。正直、セットで頼まない限り、絶対頼まないカンパチ。好きではないはずなのに、、、脂がしっかりのっているのに、さっぱりとしていて、おいしい。これは新鮮なネタの成せる技なのか。
・鮪の赤身
・あおりイカ
・海老・・・ときて、大感激です。寿司をセットで頼む時、必ず思うことが、イカと海老はいらないから、トロと交換してくれないかな、、、ということで、寿司ネタのイカと海老をおいしいと思ったことがない私。ところがところが、この海老。大きくて甘くて、歯応えがあっておいしいのだ。海老さん、いままでごめんなさい。
期待以上の味に、気分はあげあげ。どんどんいきましょう。
・穴子 皮がカリカリに焼いてあって、身の柔らかさとの相乗効果でGood。
さあ、ここで寿司屋の腕は玉で決まると言われる玉。大きいです。ご飯が見えないほどの玉。ほんのり甘く、でも口に甘さが残らない程度に抑えてあり、ふわふわ。あ~この味が家庭で作れたらと、ため息ものです。
そして、イクラ。のりがしゃきしゃきで大満足。
・鉄火巻き
・きゅうり巻き
ここまで食べて、もう一度、一通り食べたい誘惑に勝てず、上寿司、追加注文!
イカ、カンパチ、鮪の赤身、海老、イクラ、玉、鉄火巻き、きゅうり巻き
特上との違いは、中トロがないこと位。値段も¥1,575とリーズナブル。これでも十分なネタです。
特筆したいのは、寿司の付け合せにのっているガリ。
双葉寿司のガリは、しょうが本来のきれいな黄色で、目にもきれいな上、寿司の合間に食べても邪魔にならず、しかも、おいしいのである。寿司屋でガリがおいしいと言うのも失礼なのだが、店員さんに無理を言って作り方を教えてもらった。
このガリは、全て手作りで、しょうがを薄く切って、今のような古根の時期はお湯をかけて少し柔らかくする。水気を取った後、甘酢につけるとのこと。今の時期は寒くて大変だそうだ。その一手間一手間が、おいしい料理につながると言うことを改めて感じた。
ちょうどこの日は節分だったため、恵方巻きの代わりとして、お土産用についつい鉄火巻きを頼んでしまった。
老舗寿司店の魅力。陳腐だが、新鮮なネタを継続して出し続ける努力。継続は力なり、これこそが老舗であり続けることの使命であろう。おいしい店だと言われながらも、以前来たときには、騒々しさのあまり印象が良くなかったが、落ち着いて味わって食べることができるだけで、店の印象がこれだけ変わるとは自分自身もびっくりだ。落ち着いて食べたい方は、時間をずらしての来店を進める。ただし、ネタ切れで閉店してしまう可能性もあるだけに難しいところだ。
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双葉寿司
静岡県沼津市千本港町121-8
TEL:055-962-0885
URL:店のHPなし
営業時間:11:00~20:00
定休日:火曜日
平均予算:昼)3,000円 夜)6,000円
総合評価:
味の評価:
雰囲気:
サービス:
コストパフォーマンス:
←どうぞ、よろしく。
次々に新しいお店ができては消えていく中、老舗だからこそなのか、あえて計算づくなのか、昔ながらの寿司屋の佇まいを残した店である。私が生まれる前、いや母が若い頃から有名だったというのだから、長きに渡り続いているだけの何かがここには存在しているのだろう。その何かを探るのが、今日のミッションである。
13時過ぎ、店内に入ると、う~ん残念ながらこの時間でもカウンター席は埋まっていた。後ろ髪をひかれる思いでテーブル席へ。
まずは特上寿司\2,310を注文。まずは温かいお茶が出される。例え回転寿司であっても、お寿司屋さんのお茶がおいしく感じるのは何故なのだろう。お寿司屋さんのお茶は棒茶を使っていると聞いたことがあるが、これから寿司を食べるのだという高揚感が、棒茶でさえおいしく感じさせるのだろうか、、、我ながら、小市民。
「はい、お待ち~」の声とともに、特上寿司登場。
このスピーディーさが江戸っ子だよね~とうそぶきながら、まずは大好きな中トロから口に入れる。
カウンターで寿司を頼む時は、いきなりトロを頼むのは通じゃない、まずは、コハダあたりからなんて書かれているものを読んだことがあるが、通でも何でもない。好きなものから食べるのが一番だろう。
そこで、中トロ。トロトロと口の中でとろけていく。うまい!!!我ながら陳腐な表現だが、上手いものはうまいとしか表現できないものなのだ。
次にカンパチへ。正直、セットで頼まない限り、絶対頼まないカンパチ。好きではないはずなのに、、、脂がしっかりのっているのに、さっぱりとしていて、おいしい。これは新鮮なネタの成せる技なのか。
・鮪の赤身
・あおりイカ
・海老・・・ときて、大感激です。寿司をセットで頼む時、必ず思うことが、イカと海老はいらないから、トロと交換してくれないかな、、、ということで、寿司ネタのイカと海老をおいしいと思ったことがない私。ところがところが、この海老。大きくて甘くて、歯応えがあっておいしいのだ。海老さん、いままでごめんなさい。
期待以上の味に、気分はあげあげ。どんどんいきましょう。
・穴子 皮がカリカリに焼いてあって、身の柔らかさとの相乗効果でGood。
さあ、ここで寿司屋の腕は玉で決まると言われる玉。大きいです。ご飯が見えないほどの玉。ほんのり甘く、でも口に甘さが残らない程度に抑えてあり、ふわふわ。あ~この味が家庭で作れたらと、ため息ものです。
そして、イクラ。のりがしゃきしゃきで大満足。
・鉄火巻き
・きゅうり巻き
ここまで食べて、もう一度、一通り食べたい誘惑に勝てず、上寿司、追加注文!
イカ、カンパチ、鮪の赤身、海老、イクラ、玉、鉄火巻き、きゅうり巻き
特上との違いは、中トロがないこと位。値段も¥1,575とリーズナブル。これでも十分なネタです。
特筆したいのは、寿司の付け合せにのっているガリ。
双葉寿司のガリは、しょうが本来のきれいな黄色で、目にもきれいな上、寿司の合間に食べても邪魔にならず、しかも、おいしいのである。寿司屋でガリがおいしいと言うのも失礼なのだが、店員さんに無理を言って作り方を教えてもらった。
このガリは、全て手作りで、しょうがを薄く切って、今のような古根の時期はお湯をかけて少し柔らかくする。水気を取った後、甘酢につけるとのこと。今の時期は寒くて大変だそうだ。その一手間一手間が、おいしい料理につながると言うことを改めて感じた。
ちょうどこの日は節分だったため、恵方巻きの代わりとして、お土産用についつい鉄火巻きを頼んでしまった。
老舗寿司店の魅力。陳腐だが、新鮮なネタを継続して出し続ける努力。継続は力なり、これこそが老舗であり続けることの使命であろう。おいしい店だと言われながらも、以前来たときには、騒々しさのあまり印象が良くなかったが、落ち着いて味わって食べることができるだけで、店の印象がこれだけ変わるとは自分自身もびっくりだ。落ち着いて食べたい方は、時間をずらしての来店を進める。ただし、ネタ切れで閉店してしまう可能性もあるだけに難しいところだ。
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双葉寿司
静岡県沼津市千本港町121-8
TEL:055-962-0885
URL:店のHPなし
営業時間:11:00~20:00
定休日:火曜日
平均予算:昼)3,000円 夜)6,000円
総合評価:
味の評価:
雰囲気:
サービス:
コストパフォーマンス:
←どうぞ、よろしく。
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