佐川一政 | ∴EROGLOG---鬼畜・グロ・エログロblog∴

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よく来たな者ども。くつろいでゆけ。

▼この人物は、どの年代層まで有名なのであろうか。
現在わらわは20代前半の女子のふりをして生活をしているが、周りでは知っている奴なぞ一人もおらなんだ。やはり興味がある人間、もしくは当時のニュースを見ていた人間の間でしか通じない人物なのであろうか。

佐川一政
1949年 6月11日生まれ







1981年、フランスで起こったパリ人肉事件の犯人である。
当時32歳。身長160cm、体重35kg。

▼事件は1981年、プローニュの森で拾われた鞄の中から、切断された人の足が発見された事に始まる。
被害者はルネ・ハルデルベルト(25)という、綺麗なオランダ人留学生だった。

彼女と佐川はパリの大学で知り合った。
彼女が佐川のアパートを訪ねたのは、ベッヒャーの詩をドイツ語で朗読して欲しいと、佐川が高額の報酬で頼んだからだった。深い間柄ではなかったと言われているが、後にルネが両親にあてた手紙の中で佐川の事を「良い青年と知り合った」と書いていたと知り、佐川は獄中で涙を流し後悔したと言われている。

▼では、何故そんな良い関係を築いていたにも関わらず、佐川は犯行に及んでしまったのだろうか。
彼は分かりやすく、著書の中でこんな言葉を残している。

初めから食べる目的で計画して、詩を朗読してもらい発砲して殺した』

いわゆる、カニバリズムである。
彼はどうしても、人が食べたかった。それは一過性の興味などではなく、人肉食の願望は小学生の頃からあったという。それは成長しても変わらず、佐川は16歳になった時にたまらず、己から人肉食の願望について精神科医に電話で相談を申し込んだ。しかしその医師は、相談に応じなかった。
大学三年生の時には、ドイツ人女性(35)の自宅へ忍び込み、逮捕された。(示談が成立している)
留学中には、何度も売春婦を自宅に連れ込み、その願望を果たそうとしていた。

彼はどうしても、人が食べたかったのである。

そしてそれがついに成就してしまったのが、1981年の6月11日。
佐川一政、32歳の誕生日だった。

▼そして彼は、どのようにしてその32年に渡る長く重く、そして恐ろしい願望を満たしたのだろうか。
彼女は無許可で購入した22口径で、首を至近距離から撃たれていた。朗読中に背後に忍び寄ったと推測される。

佐川は鼻の先、唇、尻の肉、そして大腿やふくらはぎなどの柔らかい肉を、特に好んだ。
大腿部を噛んだが噛み切れなかったため、ナイフで肉を切り取った。佐川によれば大腿部の脂肪層は「トウモロコシのような黄色をして」おり、食べると「マグロの刺身のようにやわらかかった」という。佐川は衣服を脱がせ屍姦したあと遺体の一部を生のまま食べ、また遺体を解体し写真を撮影して遺体の一部をフライパンなどで調理して食べた。二日間にわたって、肉に塩・コショウ・からしなどをつけて口にしてはエクスタシーを感じていたとも言われている。
衣服はシャンゼリゼ通り沿いのゴミ箱に捨てたが、下着だけは取っておいた。

切断した遺体を2つのスーツケースに入れ公園の池に捨てようとしていたが、中年カップルに目撃されたことに気づいた佐川は、近くの茂みにスーツケースを捨て逃亡。カップルが中を調べると、切断された女性の死体が入っていた。この死体遺棄現場までタクシーで行ったことから足がつき、犯行からわずか4日で逮捕。







警察が自宅にいくと、佐川はまったく抵抗せず素直に罪を認めた。
冷蔵庫からは切断された遺体の一部が見つかった。自宅のバスルームで彼女の遺体を切断したが、切断は遺棄しやすくするためのもので、切断自体には嫌悪感を感じていたという。

▼その後、彼は結局無罪となった。
犯行を素直に認めた佐川は、裁判では心身喪失であったとして不起訴処分で無罪となり、フランス国内のアンリ・コラン精神病院に入院する。翌年、帰国し東京都立松沢病院に一年間ほど入院。
つまりぶっちゃけると、「頭おかしい人なので罪に問われません、しょうがないよね」となったのである。

だがその後退院した彼は、なんと小説家になった。
現在でもその創作活動は続いている。

▼現在の佐川一政↓





こんな写真を見て、しかも彼の著書を読む限りでは、まともな人間としか思えない。鉄拳とピースて…そりゃねーよ。
何故無罪を勝ち取れたのか不思議である。やはり高い金を出して(佐川の父親は社長だった)雇った弁護士は、有能だったという事であろうか。

最後に彼の著書を紹介しよう。
彼は十冊近くも出しているが、有名なのはこの2冊ではないだろうか。

読んだら必ず佐川に怒りを覚える。
しかしどうしても読み進めてしまう、カニバリズムを実行してしまった狂人が綴る本。


霧の中の真実/佐川 一政

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そして、写真と精神鑑定書でみるカニバリズムの現場。
生々しい死体写真などが掲載されている。


狂気にあらず!?―「パリ人肉事件」佐川一政の精神鑑定/Colin Wilson


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ちなみに佐川がどんな風に解体し、どこを食したのかを知りたければ、グーグルの「イメージ」で「佐川一政」と検索すれば良い。生々しい死体写真が一番に出てくる。
だが、見慣れていない諸兄にはお勧めしない。

(一部引用:プロファイル研究所より)