同じタイトルですが今回はアメンバー記事ではなく、ヴェッカーの話。
ようやく全キャストが決まり、僕も稽古に参加できる訳ですが、昨日衣装合わせ、スチール撮りも終わり、(ぞくぞく送られてくるスチールにわくわくしました)遠くにいても、今回の作品の輪郭が見えてきた
気がします。
これは伊藤梨紗子ちゃんのサイトから。
梨紗子ちゃん何気にヴェッカーとしては最年少なのに気がつきました。
あんまりしっかりしてるので気がつかなかった。
時空刑事リタ。
今回のヴェッカーのイメージリーダーであるので、オリオンブルーを与えました。
主人公ヴェッカーですが、一番口数が少なく言葉より行動の難しい役。
アクションもおそらくいちばん多い~これまでに比べても断然多い。
彼女(たち)がこれからの歴史を切り拓いてゆくのです。
稽古に合流する前に今回の所信表明を。自分のためにも改めて。
①最後の舞台!
これからの中国の仕事の成り行きにもよるけど、これが最後の舞台演出かもしれない。
まだ3作目だけど、僕には舞台演出という仕事が合っていると思うし、好きでした。
どちらにしろ、いつも「これが最後だ!」(あとが無い)という決意でやってます。
②最初のヴェッカー!
何度も書いてますが、プトレマイオスラインはじめてのヴェッカー。物語は前回の続きではありますが、はじめてのヴェッカーとして取り組みます。衣装デザインはじめ、それを意識してすべてをイチから創ります。
③舞台(演劇)であること
これまで試行錯誤してきましたが、今回、舞台で見せるヴェッカーのスタンダードを創るつもり。まずは文字通り「舞台」自体にこだわります。
よりGロッソ(ヒーローショウ)に近づきつつ、ヴェッカーならではのものを。
④少女演劇として
アリスインプロジェクトが築きあげてきた、「女の子だけの演劇」というフォーマットに、ヴェッカーならでは、畑澤にしか出来ないものをプラス。他のアリスインの演劇と違うものを。
⑤女の子たち
「泣きながら生まれ、花のように若い時を過ごし、いつか閉じていく」最近読んだ本の一文ですが、そんな女の子たちの短い時間を、より輝いた時間でるあるように努めたい。
⑥そして
何よりも演劇は…すべてのエンタテインメントは、受け取り手(お客さん)とともにあり、一緒に育てていくものです。
これまでヴェッカーを愛してくださった方々、本当にありがとう。これからも、一緒にヴェッカーを育てて行ってください。
これで全部書いたかな。
今、中国の仕事をここで中断して1か月(も)戦列を離れる事のつらさと、もとの自分のいるべき場所へ戻れる嬉しさが拮抗してます。
どちらにしろ、どこにいてもやるべき事、やれる事、そしてやりたい事を全力でやるだけ!だ。