
意外に要望多いのかも?と単純に気を良くして(アクセス数はやっぱり気にしない事にします)フランスの話の続きです、というかちょっと角度を変えてJapan expo のメインゲストであるアニメーターさんの話。これまでにも荒木伸吾さんや(故)小松原一男さんなど日本が世界に誇るアニメーターさん達が招待され、歓待を受けて来ました。小松原さんが亡くなられた時、日本ではさほど大きな話題にもならなかったのに、フランスでは盛大な追悼展が行われました。この事からも判るように、フランスのアニメ人気はそのままアニメーションの(言い換えると「画」の)人気なのです。声優さんには関心がない、あまり誰が声をやってても興味がない、という事です。さすがに当地での一番人気アニメ「NARUTO」声優である森久保さんは知られていましたが、当の森久保さんはフランスのファンに向かって「キャラクター(の声)としてでなく、俳優としてアーティストとして、もっと日本でがんばって、ちゃんと認められるようになったら、もう一度ここへ来たい!」と言い放ってました。
さて、やっと本題。今回のメインゲストの一人谷口守泰さんについて。上の写真のパリの街があまりにも似合う男こそ、「装甲騎兵ボトムズ」「蒼き流星レイズナ-」の谷口守泰先生だ!
間接的には自分の作品でもお世話になっているのですが、お会いするのは今回フランスでが初めて(!)でした。でも、同じ京都出身という事もあり、すぐに意気投合!出来ました。畑澤個人のフランス遠征の一番の収穫は谷口守泰との出会いだった!…と断言してしまおう!


大勢のファンの目の前でイラストを書き上げる(というイベントの)谷口さん。観衆の前でまったくマイペースで、往事と変わらぬ、否、更に冴え渡る筆致で書き上げられました。
「アニメの監督、やってくださいよ!監督とならいいのが出来そうや」という谷口さんのお言葉に、新たな(今まで思いもしなかった)夢と目標が出来ました。