<コーヒー>
10年前に行った時に比べて、"スターバックスコーヒー"の
驚異的ともいえる激増ぶりに驚きました。
スタバが、初めてニューヨークに出店したのは、1994年3月
そして今では、マンハッタン内には186店舗あるそうで、ダンキン
ドーナツやマックに比べてもマンハッタン内ではダントツに店舗
数が多く、マンハッタンを見渡すとスタバの一人勝ち状態です。
トイレがない時にも便利です。
(トイレの前に長い列が出来ていた店舗も・・・)
オシャレ感とかメニューとかスタバ人気の秘訣は
いろいろあるのでしょうけれど、
スタバの「カラー戦略」も見事に当たっているのでしょう。
まず"商標(セイレンのシンボルマーク)"と"ロゴ"と"ひさし"
の落ち着いた緑が目に入りますよね。
(この緑の色も絶妙です。)
その緑が仕事のストレスと常に睡眠不足の都会で働く疲れた人々
や、歩きつかれた観光客に、まるで都会で見つけたオアシスのよう
に写り、
セイレンのシンボルマークの「白と黒」が、入っていいのよ~と癒される
ことへの決断を優しく促し、オレンジ色の温かみのある照明にホッとして
誘われるように中に入り、茶色やベージュの内装に「公園のベンチ」でくつろぐ
ような気持ちで落ち着きリラックスする。
マンハッタンのような都会にこそ"スタバ"が求められる所以でしょう。
その他、「コンビニ規模のスーパーのようなお店」にも、カップとホルダー
コーヒー、ミルク、へーゼルナッツなどのフレーバーで好みの味付け
ができるようなセルフコーヒーバーの設備があり、コーヒー人気が
うかがえます。
<ジュース>
ジュースバーも美容と健康を意識して、野菜やフルーツ
<緑茶>
そして、やっぱり気になるのが日本茶です。
世界的な健康志向を背景に緑茶に含まれる成分
の健康効果は世界的に注目されているようです。
ニューヨークでは、伊藤園のやっているショップを見かけました。
1Fがお茶と茶器を販売するショップ「ITOEN New York 」
2Fが和食レストラン「KAI(会)」になっています。
ショップは高級ブティック街にあり、緑茶や茶器が高級な
「スターバックスコーヒー」「オーガニック・ジュース・バー」「伊藤園」本体
の商標にはいずれも緑が使われています。
緑は、色の中で最も休息を与える色
野菜、緑茶、木々や健康をイメージさせる色でもある。
自然や健康に飢えた都会に暮らす人々が、今の時代、救いを求めるように
最も求める色なのかもしれません。
- 飲むだけじゃもったいないお茶クッキング―食べて健康になる簡単レシピ (シリーズ生活の知恵)/大森 正司
- ¥1,680
- Amazon.co.jp