京都の旅② 宮津の飯尾醸造田植え会 | エプロンメモblog

エプロンメモblog

家族や友達のために作るお料理のこと
お料理教室エプロンメモのこと
ケータリングユニットTontのお料理のこと
日々のちいさな喜びなど
日記として綴ってゆきたいと思います。

いよいよ、棚田での田植えです。

お借りしたソフトブーツと、首には手ぬぐい、東京から持参したベランダ菜園用の大きな麦わら帽で装備もばっちり。

飯尾醸造の方々と、 田植え参加ベテランの方々に習いながら、田んぼに足を踏み入れます。


ズズズッとふくらはぎまで足が沈んで、こんな感触は子供のころ以来…一足ごとに引き抜いて、後ろへ下がりながら、一つ一つ苗の塊からちぎって植えていきます。



photo:01


飯尾醸造の棚田は、無農薬で育てて行くため、雑草の繁殖を抑える為の紙を一緒に敷きながら、そこに穴を開けて苗を植える形です。
そのため、ロールされた重たい紙をクルクルと広げながら、2列くらいを植えては下がり、の繰り返しとなります。

大変ですが、こうして手で植えると、苗をしっかりと育ててから植えられるので、植えた苗がきっちり育つのだそうです。

飯尾醸造の会長、お父様が隣で植えながら、沢山お話してくださいました。


子供たちもこういった作業を体験できたら、もっとお米のことを別の感覚で大切に思ってもらえるだろうな、など、いろんなお話をすることができました。

photo:02

そして、私は仲間の期待に応えた尻餅もついて!
田んぼの周りでどろんこ遊びをしている子供たちと同じように、どろだらけになりました(笑)
それもまた楽しい。


photo:03

休憩の時間はこんな神社のお庭で、日陰にシートを敷いていただいて、みんなでゴロリ。
かえでの青葉からもれてくる木漏れ日が美しい。

おやつで元気を補給。はちみつ入り紅芋酢 がいつも以上に美味しく感じられて、体に沁みます。


photo:04

そしてこちらは待ちに待ったお昼ごはん!
ペンション自給自足 さんの山菜たっぷりお弁当です!
わらびの酢の物や、きゃら蕗の煮物、サバの燻製あぶり焼きや、山菜の天ぷら、おむすびは塩漬け桜の入った酢飯結び、山菜結び、もち米玄米とあずきのお結び等など、本当に手間暇かかった美味しいお弁当でした。

心地よい空気の中、腹ペコで食べるお弁当…食事ってこういうものだなと改めて感じる瞬間でした。

photo:07
食後はトラックの荷台に乗せていただき、ガタゴト山をさらに上って、飯尾醸造の契約農家さんの田んぼと、そこから海を望むの絶景を見せていただきました。

photo:06
立派な一本桜は、この田んぼのご主人が植えられたのもだとか、こんなに立派に育つまでずっとお米を作り続けていらっしゃったんですね。
今は息子さんも一緒に作っていらっしゃるということ、米作りが継承されていくことで、この美しい棚田の風景も残っていくのですね。



photo:08

この日、飯尾醸造さんの田植えは無事完了。
田んぼにはみんなで植えた苗がぴんと背を伸ばしています。

photo:09


田んぼを後にして、宮津駅から家路につきましたが。

売店で購入したこの天橋立プレミアムビール、とってもとっても美味しかったです!



飯尾さん、貴重な体験をさせていただき、素晴らしいおもてなしをしていただき、本当にありがとうございました!
できれば稲刈りにも参加したいものです!!




iPhoneからの投稿