十二国記のSF的考察① | びろーん99のブログ

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僕のお気に入りアニメである「十二国記」について考察してみました。
 ハイビジョン放送が始まったときは「また、いつもの学園ファンタジー物か。」と考え、1話で見るのを止めたのです。SF好きな僕は何でもありのファンタジーは基本的に嫌いだったのです。
 ところが数年して、たまたま会社のTVで夕方の教育テレビでの再放送をチラ見したら、はまってしまった。「風の万里 黎明の空」の最初の頃で馬車にひき殺された少年と鈴のシーンあたりだったと思う。で、アニメKSを全巻購入。DVDレンタル、小説読破、BDボックス購入と成った次第。

 ここからが、僕の妄想の時間です。SF好きな僕としては、「十二国記」をファンタジーではなくリアルなSF物として見てしまうのです。
 ただ、マトリックスの様なバーチャルな世界だと、ファンタジー世界と変わらないので、あくまでも現実の世界として考えます。

その1:十二国記の世界
 あの世界はどう見ても人工的ですね。僕はあの世界を巨大な小惑星を改造した何万年か後の未来の人口天体だと考えるのです。別の系外惑星に到達するための恒星船かもしれません。その時代の地球は人間の住まない世界かも知れません。
 当然人口重力を生み出す技術力が有ると思われ、外部の虚海近くでは重力が弱く、また、地上から離れると急速に重力が弱くなるので、陽子が落下しても死ななかった理由になると思います。
 また、小惑星を使用しているので、化石燃料が全く無い、金属は確保出来る。したがって、内燃機関による文明維持は不可能。

その2:住民
 住民は人間だが、人口調整する為に遺伝子操作され、子供を作れない。里木は人口子宮で有る。一般人と管理する側の人間は使用されるDNAが違うと思われる。特に蓬山の飛仙などは完全に美形の遺伝子が使われている。また仙などは遺伝子操作を受けることで不老不死となる。

その3:麒麟 
 マイクロマシンで構成された高性能なアンドロイドなので変身出来る。アンドロイドなので、人間とは違い、純粋で善の心を持つ。

その4:妖魔
 これもアンドロイド。麒麟が妖魔を使役できるのはパソコンがハードウェアを認識し、使用するのと同じ。麒麟が妖魔の名を読むのはデバイス名を読み取り、ドライバをダウンロードするのと同じ作業。妖魔も人口調整するのに一役買っている。

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十二国記のSF的考察②