ちょい辛ニラ玉

鶴岡慧子 監督作品
「過ぐる日のやまねこ」劇場鑑賞!!
皆さん、覚えていますでしょうか?
「共喰い」で彼と待ち合わせた隠れ家で
その彼の父親に犯された少女・千種を演じた木下美咲さんを!(ノ∀`)
あの素晴らしい表情を!
そんな美咲さん主演の本作!
何としても観に行かねば!(ノ∀‘)ヒャッハ~~~ッ!
またあの妖艶な表情が飛び出すのか!?
まぁ、
ロケ地である長野を除くと
全国5劇場しか上映されてませんけどね・・・(-.-;)
しかたありませんな・・・美咲ちゃんには代えられませんしね・・・

ぶっちゃけ、映画史に残る美しくも儚い、美咲ちゃんの強姦され表情

脆さを経て魅せる、究極の表情!絶対に屈しない意志が見てとれる!
そんな表情豊かな女優さんである木下美咲さん。
今回も飄々として暖かく、寂しそうに優しく・・・
一見無表情の中に、そんな顔を見せつつ、
「表参道高校合唱部!」での活躍も記憶に新しい
泉澤祐希くんとの絡みはとてもよかったと思います。
なんか、純白の紙に落ちた絵具一滴、みたいな・・・σ(゚、。)?
なんか言ってて意味わからなくてすいません'‘,、('∀‘) '‘,、

幼少の時子を演じたこの子もいい表情だな・・・為永幸音ちゃんだってさ!
美味しそうなモノが登場する作品が大好物な私・・・
それと同じくらいに、イイ表情魅せる役者さんが好きだし、
そんな表情が登場する作品は大好物!
せっかくなので、
私的イイ表情第1位の発表です。(2015.10.20現在)
ダラララララララ...(ドラムロール)
「リンダリンダリンダ」より
甲本雅裕さん演じる
小山先生!
ヾ((○*´∀`*))ノ゙ヒャァ~~~~

全編通して、終始穏やか、かつ、主人公たちのバンド「パーランマウム」を
近すぎず、遠すぎず、優しく見守るイイ男。
いろいろあったけど、よくやったな・・・お前ら・・・という表情がたまらなくカッコいい!
このタイミングでこのワンカットを差し込む山下監督の天才っぷりは脱帽だ!
で、
まぁ、だから何だって話ですけどね(-.-;)
変な趣味持ってるってことで・・・
ちなみに次点には、
勝新太郎がきます!'`,、('∀`) '`,、

近衛さんとの勝負を何とかして回避しようと努力するも、
あまりにものわかりが悪く、もう殺るしかねぇ・・・と決意した時の顔。
じゃあ、
美咲ちゃんの立場はどうなんだ!?って言われそうですが、
あんな素敵な顔見れたら、
そんなの、
どうでもイイぢゃん!
'`,、('∀`) '`,、

陽平から見ると、
時子は年上のお姉さんではありますが、
なんとなく頼りなく、放っておけない存在として認識しててね、
そんな関係性を描く上で、
途中まで、まるっきり脇役だったお父さん・正一が後半、
かなりイイ感じの位置で活躍しましてね、
中盤は、
なんか親子関係の描き方普通・・・(-.-;)とか思ってたんですが、
陽平の周辺を正一が見せてくれるわけです。
こう、なんというか、
屈折した鏡のような感じで陽平を映し出すのです。
最終的には、
陽平のしがらみを断ち切るのも正一の役目。
和茂から陽平を救い出します。
まぁ、正一は意図してやったわけではなく、
どうしていいか判らずに、まず行動しちゃった結果なんですが・・・
これが、作品的にも良い結果に!'`,、('∀`) '`,、
なかなかの出来となったわけです。
(ノ∀`)ヒャッハ~~~ッ!

まぁ、先に申しました通り
とにかく、
どこでも上映してない!'`,、('∀`) '`,、
しかも、私の感想文があまりに遅いために
すでにもう、終わっている可能性大!
大変申し訳なく存じます(-.-;)
ってことで、
もし偶然どこかで出会ったら、
美咲ちゃんの大人子供な表情を観に行こう!
それか、
家で共喰いを観よう


(C) 「過ぐる日のやまねこ」製作委員会
製作年:2014年
製作国:日本
日本公開:2015年9月19日
上映時間:1時間32分
製作:PFFパートナーズ / アミューズ
/ コトプロダクション / 凸版印刷 / Eight and Half
配給:マジックアワー
カラー/DCP/1.85:1/5.1ch

~ストーリー~
ある夏の晩、
大都会の一角にあるガールズバーで働く21歳の枝波時子は
客とのトラブルで仕事を失い、
あてもなく東京の街をさまよい歩く。
ふと思い、
長野行きの深夜バスに乗り込んだ彼女は、
8歳まで父と住んでいた山間の田舎町へと降り立つ。
一方、
時子のおぼろげな記憶に残る小さな町で成長した高校2年生の加野陽平は、
最近、
父・正一が営む材木店の従業員で、
陽平が兄のように慕っていた原田和茂が
山中で死体で発見されて以来、
学校はサボり気味…
和茂がおしえてくれた廃屋で、一人画を描く日々。
しかしそこは、
以前、幼い時子が住んでいた家だったのだ。
互いに大切なモノを失った二人は
この山小屋で、出会うべくして出会うのであった・・・