お外から
ルンルンでご帰宅なされ
急ぎ足でそそくさと
たまたま開いていた
私の部屋の布団の上へ
様子を伺いに
部屋に行くと
くつろいで寝ていた
ふと、その辺りを見渡してみる
細かい土がばらまかれていた
もしやと
寝ている白奴の足裏確認
「僕、掘りました」と
言わんばかりに
真っ黒になっていた
仕方なく
ウエットティッシュで
フキフキと拭き取る
片方は、嫌々ながら我慢する白奴
もう、片方は
我慢できずに
逃げだそうと試みる
しかし、
フキフキされる
カッチャこと暴れだし
足裏をみると
まだ、汚れてる
仕方なしに、
抱っこしてお風呂場へ
暴れる
暴れる
そして、暴れる
急いで簡単に土を落とし
そのままティッシュで
フキフキして
暴れ泣く白奴を逃がす
慌ててテーブルの下へ隠れ
ナメナメする
しばらくすると
横たわり寝だす
なんて自由なんだ

そしてしばらくすると
暴れたこと取り消そうと
膝の上で甘えてくるだろう



そんな彼、白奴は
我が家族の癒やし猫である