欠点のある人などいない。 | 太陽と月と地球4tune

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あなたはあなたのままで。わたしはわたしのままで。

もっと、心やわらかく、軽やかに。
占い師の稲葉千津です。

先日、
もうすぐ4年生になる娘に、
突然、
「ねぇねぇ、私の欠点ってなぁに?」
と聞かれました。

で、ちょっと困ってしまった私。

欠点?
えーっと…。
見当たらない…(^^;;

我ながら、どんだけ親バカ???

でもこれは、
娘に対してだけではなくて、
誰に対しても思ってることでもあります。



欠点のある人などいない!

と、

私は声を大にして言いたい!



人はそれぞれ特性や特徴があって、
状況によって、
困ったことになる場合もあるし、
役立つ場合もある。
だから、
どこからどう見ても完璧に欠点、
なことって、
ないと思うのです…。


もっと言うと。

自分が欠点と思い込んでいれば、
特性や特徴に邪魔される
(と感じる)
ことが多いだろうし。

自分の特性や特徴と思っていれば、
活かすための工夫へ
繋がるかもしれません。

よね(^^)



ちなみに私は、
他者に対しては、
「欠点なんかないよ〜!」
と胸を張って言えるけど、
自分に対して、
欠点と思い込んでる部分はまだまだあります。
あー、これ思い込み!
と気づくたびに、
出来るだけ丁寧に書き換えてる途中…、
そんな感じです。
もしかしたら、
この、書き換え作業は、
一生続くのかもしれないなーと思います。



更にもう一歩踏み込むと。

親は子供の特性や特徴を
「欠点」
として受け止めがち、
です。

それはね、愛があるから。

愛が「心配」の方向に向かうと、
子供の特性や特徴は、
欠点となり、

愛が「信頼」の方向に向かうと、
子供の特性や特徴は、
才能になります。

有名な例では、
さかなくんと、
さかなくんのママ。

かな。

もしご興味がおありでしたら、
「さかなくんのママ」
と検索してみるといいかも。
このエピソード、大好きです♪

あっ。

そうそう、
「高須クリニック 恋人の整形」
で検索するのもおすすめ。
このエピソードも大好きです♪



せっなくなので、
ちょっと占いっぽいご説明もしてみましょう。

陰陽五行思想の歴史はとても古くて、
どうやら、
神話にも出てきているようですね。

で、
どんな風に使われてきたかというと。

王様の運勢をみるため、
その国の将来をみるため、
そしてやがて、
戦国時代の戦略として、
発達していったのだそうです。

ではでは。
「良い王様」
の条件って、どんなものでしょう?

世の中が戦乱の状態なら。
少々強引でも、
強いリーダーシップと勢いのある王、
が、
良い王様の条件となりますよね。
遠慮深くて穏やかで押しの弱い王様だと、
色々困ることがありそうです。

逆に、
世の中が平和な状態なら。
少々押しは弱くても、
優しくて包容力があること、
が必要かもしれません。
勢いや押しの強さは災いを招くかも。

ところで。
帝王切開の「帝王」って、
何で帝王と書くかご存知ですか?

実は、
世の中が戦乱の状態なら、
それに「向く」王様となるように、

世の中が穏やかな状態なら、
それに「向く」王様となるように、

生年月日から、
生まれてくる未来の王の特性や特徴を予測して、
お妃さま(ママ)のお腹を割いて、
誕生させた。

ということが始まり、

だから、
「帝王」切開
なのだそうです。

占いから分かる、
特性や特徴は、
かつてはこんな風に使われていたのですね。
ウソかホントかは分かりませんが(^^;;

不思議なことに、
帝王切開の語源にまつわるこの逸話は、
東洋にも、
西洋にも、
同じように残っているんですって。

占いのこういうところ、
私はとってもワクワクします(^^)



若干話が脱線しましたが。

大昔の私たちの祖先は、
占いから分かる特性や特徴を
「才能」
「長所」
として活かそうとしていた、
ってことなんだなーと思うのです。

そして、それは、
占いのあり方として、
とっても、
とっても、
素敵♪



話は冒頭に戻り。

「欠点はない」
と、
母である私にキッパリ断言された
娘ではありますが。

「じゃあ何で叱られるの?」

と、きたもんだ。

そりゃもちろん、
私や、
夫に、
叱られることはありますよ。

返事しなさいとか、
あれが出しっ放しだよとか、
日々、色々ね。

「だって、欠点かどうかと、
叱られるかどうかは、別のことでしょ?」

という私の言葉に、

「そうだよねー!」

と納得していたもうすぐ10歳は、
どこをどう納得したんでしょうか?
興味深いところでもあります(^^)


一つ思うのは。
私の娘に対する愛情もまた、
心配に傾く時と、
信頼に傾く時がある、
ってこと。

信頼に傾くときには、
大抵、
私が私を大切にできているとき。

追い詰められたり、
疲れを溜めたりしていないとき。

ということは、
心配虫がたくさん出てくるときには、
何かに追い詰められていたり、
疲れがたまっていたりするとき、
ってことなので。

そんなときには、
色々考えず、

早く寝る!

に限ると思っています(^^)

娘は、
おかーさんは寝てばっかり!
って言うけどね(笑)

眠いときのお母さんを
そっと寝かせておけるきみは、
とっても賢い!!!
と、
お母さんは思っているよ(^^)