親に捨てられた、親に愛されなかった、あなたへ | 太陽と月と地球4tune

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あなたはあなたのままで。わたしはわたしのままで。

心と運のしくみを紐解く占い師
稲葉千津です。


親に捨てられた、
親に愛されなかった、
あなたへ。

あなたが、
親に捨てられたのは、
あなたのせいではありません。
あなたは何一つ、悪くありません。

あなたが、
親に愛されなかったのも、
あなたのせいではありません。

子供を捨てた親は、
子供を愛せなかった親は、
親、
と言う部分において、
クソです。
クソ親だと思ってよいのです。



もし、可能なら。

クソ親には、クソ親の、
子供を捨てなければならなかった事情が、
子供を愛せなかった事情が、
あったのだなぁ、
と思えたとしたら。
それは、とても、良いことだと思います。
あなたのために。
決して、親のためではなく。

たとえ。
どんな事情があったにせよ。
クソ親はクソ親ですから。
そう思ってよいのです。



大切なことなので、もう一度くり返します。

あなたが、
親に捨てられたのは、
あなたのせいではありません。
あなたは何一つ、悪くありません。

あなたが、
親に愛されなかったのも、
あなたのせいではありません。



もし、できることなら。

捨てられたり、
愛されなかったりして、
「ない」
ものを
求めるのをやめてみませんか?
求め続けるのをやめてみませんか?

あなたの親は、
親という部分においてクソです。
クソにもうこれ以上何かを期待し続けて、
苦しい思いを抱えていることを
やめてみませんか。

誰よりも、あなたのために。

決して、
クソ親のためではなく。



思い出して欲しいのです。

捨てられて、
愛されなくて、
苦しいのは、
悲しいのは、
怒りさえもわいてくるのは。

あなたが、
相手のことを深く愛しているからだ。

という事を。

思い出して欲しいのです。

愛していない相手に、
捨てられようが、
愛されなかろうが、
こんなに苦しい気持ちにはならないはずだ。

という事を。



こんなにも、
つらくて、
悲しくて、
そういう、
言葉も見つからないほどのぐちゃぐちゃを
心に抱えてしまうのは。

あなたが、
相手のことを愛しているからなのです。



もしかしたら。

こんなにも、
つらくて、
苦しくて、
悲しくて、
言葉も見つからないほどのぐちゃぐちゃを
心に抱えてしまうのは。

あなたが、
捨てられたからではなく。
愛されなかったからではなく。

大好きだったのに、
愛していたのに、
相手が、
その気持ちを受け止めてくれなかったから、
受け止めてもらえなかったから、
なのかもしれません。



もう一度くり返しますが。

残念ながら、
あなたの親は、
親という部分において、クソです。
クソに、もうこれ以上何かを期待し続けても、
ただ、苦しいだけです。

苦しいのは、親ではありません。
苦しいのは、あなたです。



クソ親には、クソ親の事情があって、
あなたは捨てられました。
あなたは愛されませんでした。

それは、
あなたのせいではありません。

だからもし、可能なら。

クソ親が変わることを期待し続けて、
ないものを求め続けるのを、
ガッカリし続けるのを、
もう、
やめてみませんか?

クソ親のためではありません。
あなたのために。

誰よりも。
あなたのために。



そして。

もしも、もしも、可能なら。

受け取ってもらうことは出来なかったけれど。
あなたの中に、
両親を愛する気持ちがあったことを。
こんなにもつらいのは、
大好きだからこそなのだと。

思い出してみませんか。

決して親のためではなく。
あなたのために。



あなたは愛の存在で、
ほんとうは、
何一つ、
ダメなところなどないのです。

あなたの親は、
あなたの親の事情で。
その事情のことで心がいっぱいで。

あなたが愛の存在で、
何一つ、
ダメなところなどないということに、
気づくことができなかった。
ただ、それだけなのです。



あなたが、
親に捨てられたのは、
あなたのせいではありません。

あなたが、
親に愛されなかったのも、
あなたのせいではありません。

差し出した愛を受け取ってもらえずに、
つらくて、
苦しくて、
悲しい思いを抱えてしまったけれど。

あなたは、愛の存在で。

ほんとうは、
何一つ、
ダメなところなどないのです。





今日は、ものすごく長文です。

記憶にはないのですが。
私は1歳半のときに、
生みの親にすてられ、
現在の両親の養女になったそうです。

生みの親とは面識があって、
夏休みや冬休みは、
そちらの家で過ごしていました。

事実を告げられたのは、小学4年生のとき。

知らずにいたならば、
それはまたいずれ傷付いたのでしょうが。

知ってからの私は、
自分でもどうしたらいいのか分からない、
どう言えばいいのか分からない、
ぐちゃぐちゃの思いを抱えて、
常に、
底なし沼の上を歩いているような、
不安な気持ちを抱えて、
そのまま、大人になりました。

育ての親は、
愛情をもって私を育ててくれましたが。
どうにも相性が悪く。

ぐちゃぐちゃの思いから私を救い出して、
居場所を作ってくれたのは、
夫でした。
そのとき私は、30歳をすぎていました。

結婚してから、
また、
長い長い時間をかけて私は、
彼が用意してくれた居場所を信頼できるようになってゆきました。



私には、
捨てられた時の記憶がないのですが。
記憶がないからといって、
何事もなく、
何も傷がのこっていないかというと、
そういうことではないらしく。

つい最近。
私を捨てた両親への、
特に、
母親への思いが湧き出てきて。
ほんとうは、
こう言いたかったんだ、
と言う思いが、
どっと、
堰を切ったようにあふれてきて。

怒りと、
悲しみと、
何とかして痛めつけてやりたい、
懲らしめてやりたいと言う思いにおぼれて、
大変なことになりました。

体は重いし、
頭は痛いし、
涙は止まらないし。

エライ目にあいました。

生みの親は、
私が成人した後に他界していて。
その思いをぶつけられる人は、
もう、いません。



そんな中で、気づいたことを、
見つけた光を、
私と同じように、
親に捨てられてしまった、
親に愛されなかった、
と言う方へ、
シェアできたら、
と言う思いで、
この記事を書きました。

最後までお読みいただけたことに感謝します。