2013年9月に書いた記事を編集して掲載日付を変更して再掲載します。ミリタリー詐欺関係のキーワードでこのブログに到達する方々が相変わらず多いです。

Skypeでコンタクト要求してくる見知らぬ外国人の多くは、米国軍人を名乗っていました。しかもほとんどが高位の将校です。

もし、Skypeや他のSNSで米国軍人を名乗る人と知り合って、怪しいなと思ったら、次のように試してみてください。

「ケア・パッケージを送りたいので APO (もしくはAFO)の住所を教えてください」と、聞いてみてください。

APO "Army Post Office,"
FPO "Fleet Post Office"

もし、意味が通じなかったり、ぜんぜん違う情報を言ってきたら本物の米国軍人ではありません。

また、意味が通じても「任地に物を送ることはセキュリティ上できない、だから代わりに何処そこ(ナイジェリアとか???)へ送ってくれ」といわれたら、やはり米国軍人ではないでしょう。

戦地の軍人はケアパッケージを受け取ることを喜ぶそうですので、何らかの理由をつけてケアパッケージの送り先の住所を教えてくれなかったら、詐欺師であると断定してよいと思います。



「クヒオ大佐」 日本に実際にいた詐欺師の話。 1970年代から90年代にかけて、「アメリカ空軍パイロットでカメハメハ大王やエリザベス女王の親類」と名乗り結婚話を交際女性に持ちかけ、約1億円を騙し取った実在の結婚詐欺師で自称を「ジョナサン・エリザベス・クヒオ大佐」と名乗った日本人を描いた映画。