【国際オンライン詐欺の手口】慈善団体詐欺

教会の牧師や神父を名乗る詐欺についても書きましたが、ここで慈善団体詐欺についても言及します。人助けのためにお金を送るときは、本当に合法的な団体にお金を送っていることを確認するべきです。慈善団体詐欺は人々の親切心に付け込んだ非常に悪質な詐欺です。地震や津波、ハリケーンなどの自然災害が起きると、本物の慈善団体も動きますが、詐欺師たちも「義援金」と称してお金を集めます。

慈善団体詐欺の手口

普通のよく知られた団体はメールで寄付を求めることはめったにないでしょう。たいていの場合、公の場所、駅前の広場などで寄付を求めます。もし義援金を求めるメールが来たら、ほぼ間違いなく詐欺です。そして寄付の送金はウェスタンユニオンやマネーグラムのような送金システムを使うように求めてくるなら、絶対に詐欺です。本物のチャリティ団体は絶対に匿名で受け取れる送金システムは使いません。

どこの国でも慈善団体はその国の政府に登録しているはずです。日本でも
特定非営利活動法人(NPO法人)もしくは公益法人(社団法人や財団法人など)は認定をとるようになっていますね。米国も州ごとに法律が異なるようですがやはり認定が必要になっています。詐欺師の団体は認定された団体ではないでしょう。本物の名前をもじったものではあるかもしれませんが。

慈善団体から受け取ったメールにあるウェッブサイトのアドレスを確認してみてください。リンクをクリックする必要はありません。詐欺師たちは本物の慈善団体のサイトそっくりの偽サイトを作ったりします。スペルミスみたいな、本物のサイトの一文字をもじったようなURLになっているかもしれません。例えばredcrosss.orgなど。

例えばこんな内容のメールを受け取るかもしれません。

Hope you are doing pretty great?am 
Kathleen Newland(lisasmithworldvi@aol.com) working as a VOLUNTEER TO HELP REFUGEES project scheme for developing countries of the world, email to ReverendJesseJackson@usa.com, because we provides refugees and immigrants across the world to rebuild their lives and enrich their communities.

参考*https://www.scamwarners.com/forum/viewtopic.php?f=3&t=3228

こちらには慈善団体を装ったフィッシング詐欺についての注意も書かれています。
https://www.jpcert.or.jp/tips/2006/wr062001.html



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宝くじ詐欺(Lottery scams)は古くからあります。手紙でも受け取ったことがある方、おられるでしょうか。買ってもいない外国の宝くじが当選したというメッセージがとどく。その金額はバカにならない金額。しかしお決まりの『前金』が求められ、当選した金額は絶対に被害者の手元に届くことはありません。リカバリー詐欺として既に送金したことのある詐欺被害者のもとに届くこともあります。

 

 

 お金お金お金

 

買っていない宝くじに当選するなんていうことはまずありえません!!

 

コインたち コインたち コインたち

 

宝くじ詐欺の手口

 

  • メールや手紙、SNSのメッセージや電話などであなたが国際宝くじで当選し、大金が当たったことを伝えられます。時として、本物の宝くじサイトに似せて作った偽のサイトへのリンクをしてくることもあります。
  • 宝くじ詐欺師は実在の企業や機関の名前を使い、相手を安心させます。
  • 詐欺師たちは手続きの手数料、小切手の送料などとして料金を請求してきます。
  • これらの』料金を支払うと、詐欺師はお金がまだ支払われていない理由を説明してきて、次々といろいろな理由でお金をとられ、被害者が気が付くかこれ以上送金できない状態になるまで続きます。
  • 稀に被害者にお金を受け取りに渡航してくることを求め、その際に手数料などの現金を持参するよう詐欺師が求めてくる。被害者はお金を支払うよう強制されたり、脅されたり、襲われたり、あるいはもっとひどい目に遭う場合もある。

 

宝くじ詐欺を見分ける方法(いくつか当てはまれば宝くじ詐欺に遭っていることになります。)

  • .外国の宝くじを買ったり、宝くじのチケットを買ったり、オンライン宝くじで申し込んだりしていない。
  • 宝くじは外国のもので、あなたはその国の市民でも居住者でもないし、その国に訪問したときに宝くじのチケットを買ったわけでもない。
  • ランダムに選ばれたメールアドレスや、コンピューターのくじ引き、あるいはオンラインの電話帳などから当選者が選ばれたとメールは説明する。
  • メールは何らかの手数料の支払いや、仲介者がいることを示唆する。
  • メールで秘密厳守と言われ、その機密性を破るなら当選者の資格をはく奪すると言われる。
  • 当選した金額は小包で送られてくると言われる。

 

 

法的な問題

  • 殆どの国では法的に自分が住んでいない国の宝くじを買うことは出来ない。(その国を訪問している間に買うことは可能だ
  • 宝くじの主催側が当選者に当たった金額を受け取るために手数料を取ることは違法。
  • すねての宝くじはその国の宝くじなどを管理する機関などに登録する必要があり、そのルールも明示されているはず。
  • マイクロソフト、ペプシ、コカ・コーラ、フェースブックなどの大きな企業は宝くじを主催していない。これらを名乗る宝くじはすべて詐欺。

こちらもご参照。

一獲千金の夢につけむ海外宝くじ詐欺が急増。インチキDMは即ゴミ箱送りとすべし

 

 

 

参考*Antiscam Group John William Griffin Jr. の記事から。 

 

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John William Griffin Jr.というFacebookのAntiscamグループから許可を得て訳してシェアしています。このグループのメンバーはフィリピン人の被害女性が多く、内容的にはフィリピン女性向けのところがこの記事にはありました。フィリピン向けの内容を、似たアプローチで日本人向けに一部書き換えていますので完訳ではありません。(書き換え部分は青字)

 

アジア女性を狙ったロマンス詐欺

 

ロマンス詐欺師のタイプは大きく二つに分けられます。一つは欧米女性をターゲットにした詐欺師、そしてアジア女性をターゲットにした詐欺師です。

 

これら二つのタイプを比べると、非常に特徴的な違いが見受けられます。

 

欧米人女性をターゲットにした詐欺師は友達数を2,3人など、最小限に留めます。40人~60人といった大人数ではありません。(注:最近は100人くらい友達数のいる欧米人をターゲットにした詐欺師も見かけますが。) 

 

一方アジア人は、相手を削除したりすることは失礼と思うといった相手の「メンツ」や感情を大事にする文化があるためでしょうか、特に日本人は性善説であるため、見知らぬ相手も疑わずに承認しているようです。フェースブックでも「友達を5000人作ろう」「世界に友達を作ろう」といった趣旨のグループを作る人々がいて、来るもの拒まずで相手をSNSのネットワークの中に迎え入れています。日本人狙いの詐欺師は、日本人が作るそのようなグループから相手がいなくて寂しそうな獲物を探します。どうか誰でも構わずSNSで友達承認なさりませぬよう。時として詐欺師と数十名もの共通の友人がいるなんてこともあります。


相手が詐欺師であるという手掛かりとなる情報が見えませんか? 女性しかコメントや「いいね」をしていない男性のプロフィール、異常じゃないですか? 互いにつながりのない女性達のコメントしかないプロフィールは成りすましです。彼との交流はここで終わらせましょう。本物の欧米人のプロフィールなら、家族や友達、同僚などが沢山書き込みます。

 

●白人のプロフィール+男やもめ+子供の写真+家族のコメントなし+互いにつながりのない女性ばかりのコメント=詐欺師です。


【記事の転載(一部変更)終わり】

 

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ABCニュースのビデオ(英語)

African Nigerian Scammer Exposed on ABC news Part 01


African Nigerian Scammer Exposed on ABC news Part 02


黒い塗料を塗った紙幣(ブラックマネー)を取り出し、液体を紙幣にかけて塗料を落とすと本物の米ドル紙幣が姿を現すという手口を使って詐欺を働くナイジェリアへのインタビュー。



BBCのオーディオ録音
http://www.bbc.co.uk/programmes/p01zzgpg

彼と恋愛関係にあると信じた女性たちから3万ポンドをだまし取った、Abayomi Ajeというナイジェリア人の元詐欺師とのインタビュー。女性たちにお金を要求するのは簡単で、一人から6000ポンドは軽く取れたという。

Release date: 29 May 2014

いずれのビデオのインタビューからも明らかなのは、彼らアフリカの詐欺師たちは先進国の人々からお金を取ることをなんとも思っていない。そして、相手の心や貪欲さなどに付け込んでお金を奪い取る。

John William Griffin Jr.というFacebookのAntiscamグループから許可を得て訳してシェアしています。

詐欺師のメールの見分け方

 

誰でもフリーメールでメールアドレスを作れます。詐欺師ももちろんタダで紛らわしいメアドを使って被害者を騙します。例えばusarmyleavedepartment@usa.com とか、unitednationwelfare@yahoo.com といったメアドからメールが来るかもしれません。これらのメアドは無料のメール・サービス・プロバイダで作ったメアドです。

 

 

例えばYahoo、Gmail、Hotmail、AOL、Outlookなどでメアドを作成します。どんなユーザーネームだって作れますよ。例えば "americanpresident24567@gmail.com"のように。そしてそのIDを使ってメールを送れます。「@」マークの後に続くドメイン名を見て、メールの信ぴょう性を確認しましょう。

 

無料のメールを提供するサービスをしているプロバイダーはたくさんあり、多くの人々は合法的な目的のために使っています。とはいえ、無料メールはお金が不要で、請求書住所や銀行口座やクレジットカードが必要ないため、きわめて匿名性が高いのです。だからこそ、誰でも使えて至る所にあるネットカフェなどから、419詐欺の様々な手口のメールを送るためにフリーメールは犯罪者たちに悪用されています。ほとんどのメールはナイジェリア、象牙海岸、南アフリカ、そしてヨーロッパの諸都市やアジアの様々な地域に住むアフリカ人居住者から送られてきています。Webメールのプロバイダーに詐欺師のアカウントを通報すると、アカウントを削除させることができるでしょう。

 

(翻訳終わり)

 

 

 

 

●usaimmingrationservice@usa.com, bank.financial.com, johndoe@consulting.com, usarmy_protocol@usa.com などはプロフェッショナルなメールのアドレスではありません。サイトによってはこのようなドメイン名をフリーメールアドレスとして提供しています。