普段大きな悩みなどほとんどない自分が、ここ2日間程どこにいても何をしていても考えていた。 他の人から見れば全然問題にならないだろうが、本気で考えていた。 というのも、ある曲のある前奏がどうしても思い出せない。 分かっていたのは「八重山の民謡」という事だけで、「ある曲」も「ある前奏」も全く分からない。 自分でもどうやって思い出すんだ?という感じだったが、以前スコアを見ながら弾いた事がある前奏だ。 とりあえず家にあるスコアは全部みたつもり。 うーん。。。何を思い出したいのかも分からない。。。


三線

 給油をするため何気なくFMに合わせ運転していた。 給油が完了するとメーターが55.55と揃っていた。 5時55分や11時11分など、日々何度も数字が揃う場面ばかりを見ている自分にとってはごく自然な事だと思っていたが、メーターが揃うのは初めてだ。 

 ここである事を思い出した。以前ブログにも書いた事がある『その人』の出来事だ。 またチェスの駒の様に動かされていく予感めいたものがあった。

過去に書いたその人の出来事



 エンジンをかけスタンドを出るとすぐに聞き覚えのある音色が聞こえてきた。 タンタタタンタン♪タタタタ♪ずっと思い出したかった三線の前奏。 曲に入ると自然に歌っていた。 それもそのはず、有名な「安里屋ユンタ」という曲だったからだ。 自分の探していたある曲のある前奏が、あまりにもメジャーな曲「安里屋ユンタ」だった事に思わず笑ってしまった。


安里屋ユンタについて書いた過去の記事



 と同時に、やはり偶然では片付けられない動かされ方に納得もしていた。 自分が聞いていたFMというのは、静岡県内のいわゆる地方FMで、この局で八重山の民謡「安里屋ユンタ」が流れる事自体皆無だからだ。(ちなみに静岡県内の方はご存知のK-MIX)

 偶然のようで必然の流れ。答えを明かされた。 こんな光景に段々慣れてきた自分には、次の展開が楽しみでならない。


三線

 my三線。 石垣島あやぱにモール周辺で購入した八重山産。