先週から、友人ラメシュさんからのお願いで
何人かのインド人に日本語を教え始めた。
生徒は、ラメシュさんの息子や、これから仕事で日本語を
使うことになるであろうラメシュさんの親戚の青年など4、5人。
家で暇を持て余している私にとってはいい楽しみになるし、
彼らの日本語が上達するのは、ラメシュさんにとっても都合がいい。
互いのニーズが一致して、こういう話に至った。
先週水曜日(3月21日)、4人がわが家にやってきた。
ちょっと紹介すると、
・ラッキー:ラメシュさんの次男。お父さんから日本語を少し教わっている。
・カントゥ:村旅行 も共にした、ラメシュさんの親戚。1月末から日本語学校に通っている。
・アミット:同じくラメシュさんの親戚で、1月末から日本語学校に通っている。
・ラフール:ラメシュさんの友人の息子で、日本語を学ぶのはまったくの初めて。将来は日本に関連した仕事をしたいと考えている。
ラッキーやカントゥは日頃から会っているので
ある程度打ち解けているのだが、
ラフールに会うのはこの日が2度目。
彼は相当緊張していて、
「こんにちは」
と声に出すのにもかなり勇気が要るようだった。
私も日本語を教えるのはド素人。
文法などの難しい説明は置いておいて、とりあえず
「私の名前は○○です」
「私はインド人です」
「私は○歳です」
「どうぞよろしく」
といった自己紹介の言い方だけを2時間で教えた。
そして昨日(3月28日)、2回目の授業。
生徒は先週の面子+ラメシュさんの親戚・パンカジの5人。
ラメシュさんの親戚の多いことよ・・・。
そして今回は、夫-寅次郎の同僚の奥さんで
元日本語教師のタケミさんに来てもらうことに。
ド素人の私が一人で教えるよりも、彼女が来てくれればとても心強い。
ムチャ振りでタケミさんに授業をしてもらったのだが、
さすがはプロ、
ウマイ
彼らに日本語でどんどん話しかけ、
できる限り日本語で答えさせる。
彼らも、タケミさんが教える内容についていこうと必死になる。
先週は恥ずかしがってなかなか日本語を話せなかったラフールも、
家でちゃんと勉強してきたらしく、昨日はもう少しはっきりと日本語を
声に出すようになっていた。
カントゥに至っては、自発的にノートにいろいろと日本語の文章を
書いてきたり(それも間違いだらけではあるけど・・)、
かなり積極的に日本語を話すようになった。
そんな彼らの小さな進歩が、私にとってはとてもうれしかった。
そしていきなり日本語の授業をしてくれたタケミさん、
本当にありがとうございました
これからも週1くらいのペースで進むであろう、
ささやかな日本語の授業。
彼らがどれくらい話せるようになるのか、楽しみだ