こんにちは。バイリンガル・アカデミーです。

まだまだじめじめとした天気が続き、梅雨は終わりそうで終わりませんね。

今回はSAT Subject Testsについて説明したいと思います。


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■SAT Subject Testsとは

SAT Subject TestsReasoning Testとは異なり、
すべて受けるのではなく自分でどの科目を受けるのかを選択します
SAT Reasoning Testはほとんどの大学がそのスコアの提出を要求するのに対して、
Subject Testsは必要だったり、必要でなかったりします

高校の成績(GPA)、Reasoning Testのスコア、推薦状と合わせて、
その学生の得意分野や興味などを評価することに使われます。
大学によっては、それらを用いて入学後にどのコースに所属させるのかを決めたりします。

科目は、
English英語、Languages言語、History歴史、Mathematics数学、Science自然科学
の分野で、全部で20科目あります。
どの科目も試験時間は1時間で、答えはすべて選択肢から選ぶものです。

これから何回かに分けてSubject Testsについて順番に説明していきます。
今回はMathematics数学です。

■難易度
数学はLevel1とLevel2と2つのレベルがあります
どちらを受験するかは当日決めることもできます。

Level1とLevel2の違いは、難易度だけで出題範囲についてはそこまで大きな違いはありません
問題は、前半から後半に進むに連れて難しくなるように配置されています。

どれぐらいの難易度かは実際に問題を解いてみるとすぐわかるかと思いますが、
日本の教育を受けてきて、日本の大学受験用に勉強してきた高校生にとっては
さほど難しく感じないでしょう。
基本がどれだけ理解できているかを見ているようです。

ただ問題文は英語ですので、
問題文をしっかりと理解できないともちろん正確には解答できません。
数学の単語をしっかりと覚える必要があります。

■出題内容
Level1、 Level2とも出題内容にさほど差異はなく、
またSATⅠのMathematicsともあまり変わりません

(つまり難易度だけが異なるというイメージです。)

「Numbers and Operations 数と計算」
「Algebra and Functions  代数と関数」
「Geometry and Measurement 幾何と計測」
「Data Analysis, Statistics, and Probability データ分析、統計と確率 」


とおおまかに4つの分野に分けられて説明されることが多いのですが、
全部書くと膨大な量になるのでわかりやすく一言でいいます。

日本の数学のカリキュラムから数Ⅲ・Cを除いたものに、
統計を加えたもの
の基本問題ばかりです。

たまに行列が出題されますが、本当に基本さえわかっていれば対応できる難易度です。
微分や積分は出題されません。

数学的な難易度としては
日本の大学入試で用いられる統一試験であるセンター試験よりも簡単です。

説明よりも実物をご覧になった方がよろしいと思いますので以下のURから
実際の試験を是非解いてみてください。



以上で基本的なSAT Subject Testsの説明を終わります。

バイリンガル・アカデミーではSAT Subject Testsのサポートも行っておりますので、
ご興味のある方は是非一度無料体験レッスンを体験してみてください。