このブログは内容増殖中です
追記していきます。
写真も追加していきます。
時々来てね!



これがライトブラスター本体
専用ケースに入って約17K円 
ネタフィルムなどのオプション付パックもある。


ここにクリップオンストロボを挿入し
マジックテープのバンドで固定する


ネタ フィルムをはさむカートリッジ


キヤノンEFマウントでカメラ用レンズを装着する。
(ニコンFマウント用変換アダプターは別売)
取り付けロック機構がないので注意!


構成部品を並べてみました


組み立てるとこんな感じで
とりあえず自分で用意した、その他必要品セット
レンズは Canon EOS Kiss用のシグマ標準ズームレンズ
ストロボは Nikon SB-24 
遠隔装置は カクタスV6
ミニ三脚は スリック




ライトブラスター(LightBraster)に興味をもって調べた結果
ここに辿り着いた人なんているのかな?

すでにいろいろ調べたと思うから、
基本的な説明は省き
いきなり撮影現場で
困ったこととか、その他対応を記録する。


投影するべきスクリーンは何色?

ずばり黒がすき!です。
白いシーツをスクリーンにしたら明るい部屋でも暗い部屋でも
高輝度部分はきれいに映らない。
ただし、カメラの絞り値もかなり変わるので
背景をぼかすなら黒
パンフォーカス気味にするなら白

スクリーンの性能次第で映りは大きく変わる



ネタフィルムの使い方
アルミゴボとネタフィルムを2枚重ねて投影もアリです。
カートリッジとストロボのスキマに
耐熱カラーフィルターをはさめば
色つきの光で変化が付けられる




ネタフィルムの作り方
左側を少し切ったネガフィルム入れが保管と閲覧にぴったりサイズ



市販されているOHPフィルム A4シートに
インクジェットプリンターで印刷する

投影用背景のネタになる
素敵な風景写真などは大きめサイズの
版権フリーの写真をネットからDLする。

インクジェットプリンターはドット数が少ないので
投影しても横筋が見えることも多々ある

印刷設定
用紙設定 写真用紙
印刷設定 超詳細

印刷サイズにポイントがある
実際に投影される一コマは
36mm×24mmではなく
36mm×20mmである
フルサイズでは
構造上、上下方向(長辺方向)への投影光量が不足になる。
(事実、アルミ製ゴボの、加工されてる位置を見ればわかる)

横長の画像にし上下に黒帯を入れ対応しよう。

フィルムカメラでポジフィルムを使い 
背景にしたい風景などを
実際に撮影したものが高画質なネタフィルムになる



ストロボ光でレンズは焼けるのか?

近距離のストロボ発光でレンズに悪影響があるのでは?と思うけど、
まぁ、瞬間的な光だから影響は少ないと思う。心配なら
ヤフオクなどで中古の安いレンズを入手して使ってみよう。
ちなみに、レンズに強い光を通すことは他でも行われている。
・映画館のフィルム映写機は強い光を通しっぱなしで高温になる
・LBは昔の暗室で使っていた 写真の引き伸ばし機と原理・構造がそっくり

連続発光では光量を小さくしてストロボの負担を下げよう
過度の連続発光でストロボがこわれる

外装の一部分が発熱しプラスチックが変形しました。
(SB-24を1個 実際に壊しました)



レンズは何ミリが良いだろうか?
できるだけ明るくて軽い広角レンズが良い ピントも合わせやすい
お勧めはこの辺↓かな?
24mmF2.8 LB位置スクリーンから2mでも広く投影、
28mmF2.8
35mmF2.8
50mmF1.4 LB位置スクリーンから4m。歪みなし、スタジオの奥行き必要
24-85mmF2.8-F4
17mm-35mm F3.5-F4



トリガー 遠隔操作はどうする?
別途準備するなら適技マーク付きのラジオスレーブがおすすめ

その他
・シンクロコード
・光学スレーブ
・ラジオスレーブ (私はカクタスV6使ってます)
・カメラに直付け 天使の羽根の作例なら可能
         ペンタヘッドのシンクロターミナルに直結、
       (もちろんカメラとLBそれぞれを ささえ持つ神業が必要)




ズームストロボの照射角度は?

ストロボのズーム機構で24mm広角用照射と85mm望遠用照射では
85mmがよい
ストロボの放つ照射角度よりも、ロスなくネタフィルムに光を通過させる。
ネタフィルムの適正サイズと
それを整えるレンズのほうが重要



瞬間投影される映像のピントを合わせる手順

1、ネタフィルムは
 (アルミ製 ゴボなどの
 明暗、輪郭がはっきりしたものをセット)

2、フィルムとスクリーンまでの距離を
メジャーできっちり2mの位置に固定


3、ストロボをマニュアル発光で最小光量にセット
 (Nikon SB-24は1/16)
 絞りが調節できるなら全開放

 レンズの絞りは大きく開く

4、ストロボ連続発光させつつ
 レンズのピントリングを調整し
 映像のはっきりするところに合わせる

5、レンズの距離目盛に印をつける(距離を変えて繰り返す)


カメラの絞り値はどう決める?

単独露出計を使うのが効率的
投影された画像を明、暗、中間の3点でスポット測光する
映像に合わせて選ぶ



将来の改良ポイント
特許がきれる頃、
国産製品が作られるようになったらきっと・・・
お求め安い価格になるはず。(笑)

・レンズとネタフィルム間内面に
 植毛加工による反射を減少させる

・ネタフィルムカートリッジの後ろ(ストロボ側)に
耐熱カラーフィルター(ゼラチン等)を挿入できるようにする


・斜めからの背景照射に対応し
レンズマウントにチルト&シフト機能を追加する

・ネタフィルムのOHP印刷時に
背景照射角度に対応し台形変形させた形で
印刷をするための変換ソフト開発

・白いシーツのスクリーンの裏側から投影させて撮影したい
そのほうが主な被写体へのライティングに自由度が広がりそう
ついでにスモークを前で炊くことも可能になるだろう

・専用スクリーンがほしい