35mm白黒フィルムの現像 その1
パトロネからのベロ出し
撮影終了して巻き取った
35ミリフィルムの缶(パトロネ)から
中のフィルムを出さなければ
現像用リールに巻き付けられない。
ダークバッグの中で
栓抜きを使い
手さぐりでパトロネを開けることも出来るが
ベロの耳切りが しづらいので
通常は専用のベロだし道具を使う。
愛用のコニカ フィルムピッカー(旧型)
フィルムピッカーとは
パトロネに巻き込んだフィルムを引き出す道具である。
フィルム口にピッカーの薄い板(A,Bの2枚とも)を挿入する
パトロネにフィットする角度に注目
小さな音で「カチッ」と聞こえた位置で止める
(このどうさは確認のためで不要らしい)
左手はしっかり押さえた状態で
Aレバーを押し込む
(パトロネの曲線に沿ってA薄板がフィルム外周に入る)
再び、フィルムの軸を巻き取り方向に回し
小さな音で「カチッ」と聞こえた位置で止める
Bレバーを押し込む
(フィルムのベロの下に沿ってB薄板が入る)
これでAとBの薄板にフィルムが
ガッチリ はさまれた状態になる
この状態でピッカーを引き出せば
ベロが出てくる。
失敗したらA,Bレバーを戻し やり直し!
ベロ部分を切って
現像リールへの準備OK
その2 ダークバッグ 編に続く
フィルムをアーチ上に少しつぶして
中心軸に
直角にしっかり押し込み、リールのつめに引っ掛ける
つづく