今日も出入りが出来ないほど入庫しています。フレーム組み1台完成させないといけないのと、SpecializedのBB周辺からの音鳴りの除去依頼が、特に梃子摺るだけで残りの3台は、通常の定期整備。
Specializedに限らずだがこのBB30は、実際どうなのだろうか。販売元ではないので実際どれだけのフレームが来るのかは分からないが、フレームに直接圧入されているシールドベアリングが緩くなる症状を年に5回ほど遭遇する。今回入庫しているのも、右側のみだが緩くなっていて、BBシェルのアルミが若干磨耗し黒ずんでいるのが確認できた。
このような場合は、色々なリスクや可能性を説明して尚且つ、依頼主の希望を尊重した上で、作業を続行するか、小売店でワランティ申請するかの選択になる。
バイククリニックは、中立な立場を確立しているので、結構ストレートに宣告することが出来る。これが小売店と大きく違うところでしょう。残念ながら、正直でないショップも在り、無知な顧客が損してるケースをたまに見ます。
今回の場合もリスクを承知した上で新しいベアリングに入れ替えてメーカーの推奨する、方法でアッセンブルしました。スペシャの場合は、Loctite641を使うように指示しています。ただloctite641を使うと24時間は、負荷を掛けることが出来ないので、1日中吊るしです。一番左の壁掛け。(ただ2013年モデルからは、別のloctiteを使うようにと指示が出たと言う噂を聞きました。)
Di2フロントディレイラー特に大きな変更はありません。ワイヤーの形状は一緒です。
大きな違いは、ワイヤのとり回しが後ろに来て、ワイヤが内側を通るというところです。
Di2リアディレイラー 大きな変更は無し。ハンガーピボットが、メカニカル同様変更されました。
”H”側が若干見辛いです、従来の下から覗くよりは、よくなったかな。
バーエンドシフター タイムトライアルに特化したシフターに変更しました。2013年のバーエンドシフターはリアメカのみの操作で、右手でシフトアップ、左手でシフトダウン。フロントのギアの変速はブレーキレバーに付いてあるシフターのみで操作可能。
確かに、エアロポジションで、フロントギアを操作するケースは、かなり少ないと思う。
今回のGiant Trinity Advanced SLは、Giant Australiaからサポートを受けてるMatt Burton君の新型なので、彼専用に改造も併せて、作業しました。190cmあるマット君は肩幅も広いのでアームレストを左右に各20mm広げる為にエクステンションプレート製作。TTバーのクランプを反対に取り付けることで左右に各40mm広げることも可能なのだが、TTバー自体は広げたくないので、この様な作業になってしまいました。
そんな甘いマスクのイケメンマット君のウエブサイトは、こちら
また、ワイヤリングが内装式でないため、あえて穴を開けて内装式に。従来のモデルは、バーテープの終わった箇所からプランプランして気が散るし、なんと言ってもダサかった。
バッテリーもスマートに格納されています。
前後のブレーキキャリパーは、相変わらず整備性が悪いです。
無事完成。フレーム自体は、2012年モデルと特に変更は見受けられません。今年もフレームには、ボトル台座がありません。
Specializedに限らずだがこのBB30は、実際どうなのだろうか。販売元ではないので実際どれだけのフレームが来るのかは分からないが、フレームに直接圧入されているシールドベアリングが緩くなる症状を年に5回ほど遭遇する。今回入庫しているのも、右側のみだが緩くなっていて、BBシェルのアルミが若干磨耗し黒ずんでいるのが確認できた。
このような場合は、色々なリスクや可能性を説明して尚且つ、依頼主の希望を尊重した上で、作業を続行するか、小売店でワランティ申請するかの選択になる。
バイククリニックは、中立な立場を確立しているので、結構ストレートに宣告することが出来る。これが小売店と大きく違うところでしょう。残念ながら、正直でないショップも在り、無知な顧客が損してるケースをたまに見ます。
今回の場合もリスクを承知した上で新しいベアリングに入れ替えてメーカーの推奨する、方法でアッセンブルしました。スペシャの場合は、Loctite641を使うように指示しています。ただloctite641を使うと24時間は、負荷を掛けることが出来ないので、1日中吊るしです。一番左の壁掛け。(ただ2013年モデルからは、別のloctiteを使うようにと指示が出たと言う噂を聞きました。)
Di2フロントディレイラー特に大きな変更はありません。ワイヤーの形状は一緒です。
大きな違いは、ワイヤのとり回しが後ろに来て、ワイヤが内側を通るというところです。
Di2リアディレイラー 大きな変更は無し。ハンガーピボットが、メカニカル同様変更されました。
”H”側が若干見辛いです、従来の下から覗くよりは、よくなったかな。
バーエンドシフター タイムトライアルに特化したシフターに変更しました。2013年のバーエンドシフターはリアメカのみの操作で、右手でシフトアップ、左手でシフトダウン。フロントのギアの変速はブレーキレバーに付いてあるシフターのみで操作可能。
確かに、エアロポジションで、フロントギアを操作するケースは、かなり少ないと思う。
今回のGiant Trinity Advanced SLは、Giant Australiaからサポートを受けてるMatt Burton君の新型なので、彼専用に改造も併せて、作業しました。190cmあるマット君は肩幅も広いのでアームレストを左右に各20mm広げる為にエクステンションプレート製作。TTバーのクランプを反対に取り付けることで左右に各40mm広げることも可能なのだが、TTバー自体は広げたくないので、この様な作業になってしまいました。
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また、ワイヤリングが内装式でないため、あえて穴を開けて内装式に。従来のモデルは、バーテープの終わった箇所からプランプランして気が散るし、なんと言ってもダサかった。
バッテリーもスマートに格納されています。
前後のブレーキキャリパーは、相変わらず整備性が悪いです。
無事完成。フレーム自体は、2012年モデルと特に変更は見受けられません。今年もフレームには、ボトル台座がありません。