湧き上がる音楽祭・室内楽コンサート vol.3
まさか3回に分けるとは
くどくど、ぐだぐだ書きすぎですね
でも、ついにvol.3 完結編ですよ~
本番開始15分前
(心の声)「あ、なんか緊張してきた」
そして本番前の恒例行事トイレ
いつからだったか覚えてませんが
本番15分前から5分前の間くらいに
2,3回トイレへ行きます
たいして用はないんだけど
なぜか行きます
これが習慣化されて
いまでは、毎回かならずです
成功のジンクスってわけではないけど
それに近いんでしょうか
それで緊張を和らげようとしているのでしょうか
僕は本番の直前にならないと緊張しないタイプで
緊張の度合いはその時によって様々ですが
緊張のスイッチはやはり15前くらいみたいです
今回の緊張指数は60%くらいでしょうかね~
我を見失うほどの緊張ではなく、また平常心でもなく
程よいよりはやや強い緊張感
そして本番開始の時間です
扉の前でみんなで手を重ね
「オーッ」気合入魂
最初は僕たちには思い出深い作曲家伊藤康英さんの曲
僕たちにとっては伊藤康英先生って言った方がしっくりくる
伊藤先生は僕たちの母校・作陽で教鞭を執っていて
僕たちは実際に授業を受けていました
すごーく面白い先生でした
でも頭がとてもよく、曲は緻密そのもの
思い出を思い起こしながらスタートです
4つの楽章からなるこの曲は
「お菓子」のタイトルがそれぞれ付けられています
1楽章が終わりふと気付くと
本番前に感じていた緊張がどこかへ
程よい高揚感だけが残っていました
こうなればもうあとは楽しむだけ
あっという間に1曲目が終了
MCを入れ、伊藤先生の話、そして次の曲の紹介
次は2曲続けていきますよ~
最初はフルートカルテットの定番の名曲
そして次は日本の四季折々の曲をメドレーにしたもの
と言っても侮るなかれ
結構、ややこしい曲なんですよ~
大きな事故は起こりませんでしたが
やはり自分たちにしかわからないことが起きちゃいました
うーん、完成度を上げるのって難しいね~
そして、最後はこのブログでも何度か書いた
最大の難曲のドビュッシーです
この曲を今回のコンサートのメインに据えました
楽器の持ち替えがあるため(僕がアルトフルートへ!!)
5分のインターバルを入れ、水分を補給
再度、円陣を組み手を重ね
「オーッ」いざ決戦のとき
演奏に入る前に、少し楽器紹介
アルトフルートの大きさと特徴をお客様に説明
そして、曲の説明、というより内部情報暴露か笑
「何でこの曲を選んだのかと本気で後悔しました・・・」
「でも最後の10日間の追い込みが凄かった!!」
と自分でハードルを挙げてしまう始末
だってもうやるしかない
あとは運任せなんですよ~
結果から言えば、うまくいったのではないのかと
もちろん、完璧ではありませんが
最も時間を掛けた分、要所要所がきちっとはまった気がしました
あれだけ時間を掛けても
本番は15分程度
これが音楽の、生の醍醐味でしょうか
でもなんだかちょっと寂しいような
諸行無常ってやつですね
僕たちは本番のその時に
この曲に最高の命を吹き込むことが出来ただろうか
それは自分たちではわからない
聴いて下さったお客様にしかわからない
僕たちはお客様からの拍手でどうだったのかを感じるのみ
僕には暖かい拍手のように感じられましたが
どうだったのかな~
こうして僕たちのコンサートは終了しました
気持ちのいい疲労感と共にお客様のお見送り
それぞれが友人や家族を見つけ
明るい声が響きます
差し入れも沢山いただきました
美味しそうなお菓子も豪華な花束も
どれもとても嬉しかったです
ありがとうございました
ご来場下さった全てのお客様
本当にありがとうございました
そして、色々お世話になった事務局の皆さん
お世話になりました
特にKさん
5月にKさんからお誘い頂けなかったら
こんな貴重なコンサートをすることはできませんでした
心から感謝しています
そして、そして最後にメンバーのみんな
大学卒業以来、まともに演奏したのはコレが最初だったね
いろんな苦難はあったけど
この4人でやれてよかったよ
また、改めて打ちあがりましょ~
おしまい
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湧き上がる音楽祭・室内楽コンサート vol.2
一般的な定義の「夏休み」とは何日間でしょ??
8月は最初から最後まで突っ走り
そのまま9月へ飛び込むしかなさそうなんで
まさしく怒涛の夏
この仕事をしていたら
いわゆる世間一般的な「休み」とは無縁ですね
ま、仕方ありませんが
夏に休まなかったかわり
9月のコンサートが終わったら3日間くらいOFFの予定
旅行に行こうかなぁ、なんて画策中です
そして
怒涛の夏の第二弾のコンサートのお話へ・・・
今朝、upした記事の続きです
前日のリハをいい感触で終え、いよいよ本番当日
昼過ぎから本番がある建物内の練習室を借りており
自分自身はウォームアップの為13時ごろに会場入り
受付で手続きを済ませ、エアコンを頼み(点けないと即死亡)
重い荷物を引きずり練習室に
何せ衣装に楽譜に楽器2コに録音機材一式に・・・スゴイ量
向かっている途中、前から見た顔が
高校の後輩、部活の後輩Sが前から
なんとSが所属している市民バンドの練習があるらしくて
思わぬところで偶然の再会
「がんばってくださいね~」の声援に背中を押されました
一人で音だししているとメンバーがちらほら終結
舞台リハの時間が近付いて来たのでホールへと移動開始
会場となるウェルとばた・中ホールは座席数300
響きも素晴らしく、室内楽にはもってこいのスペースです
早速リハ開始
持ち時間は1時間
その間にホールの響きに慣れないといけません
最初に演奏する曲からスタート
立ち位置が悪く、お互いの音が聴きにくかったので
中央よりに4人の距離を近づけみる
最初より音のバランスがよくなってきた気が
すごく不思議なんだけど
数十センチ動くだけで音の聴こえ方がまるで変わってきます
色々試した結果
最初の位置より30センチほど奥に下がることで決定
ほぼ全ての曲を通すことが出来ました
でもやっぱ1時間は短いっ
もうちょっと響きに慣れたかった~
泣く泣くステージを後に・・・
あとは自分たちを信じて
今までやってきた感覚を信じて
そして覚悟を決めて
楽しく演奏するのみ
ワクワクする気持ちとちょっとの不安
本番前のいつもの不思議な感覚に包まれます
衣装に着替え髪をセットし
戦闘準備完了
今回の衣装は黒って決めていたので
僕もタキシードではなく黒パンツに黒シャツ、黒ベスト
ブラックダイヤのピアスにブラックダイヤのネックレス
真っ黒、黒~な衣装でした
そうこうしていると、事務局のKさんが
「MCはどうしますか?」という話
え、MC??
「他の方はどうしてました?」と聞くと
喋った人が多いそうで
「じゃ、喋ります!」で即決
そしていつもの原稿なし行き当たりバッタリMCが決定しました
コンサートの時、だいたいMCはいつも僕の担当
そうして原稿は一切作りません
これが僕のポリシー
もちろん事前に下調べはしますよ
それを頭に入れておくだけなんです
何かを見て喋るっていうのは結構、高度な技術だと思います
我々、素人には無理なはなし
僕もうまく喋ろうなんてまったく思ってなく
ただ自分らしいトークを!をいつも心がけています
ですけど、今回は事前の下調べはしてなくて
でも本番は目前
「ま、いっか。なんとかなるでしょ」と開き直りまして
後は開演を待つのみとなりました
お越しいただいたみなさま
MCはなんとかなってましたか??笑
あぁ、なんか長いなぁ・・・
vol.3に続けちゃおうかな・・・
リハ後、もう一組のピアノの調律風景を
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湧き上がる音楽祭・室内楽コンサート vol.1
う~~~~~~ん
と聞かれることあったりするんで
やっぱり濃いのか
どうせハーフに間違われるなら
ブロンドで透き通るように肌の白いイギリス人辺りがいいんだけど
あの人たちってなんか同じ人間とは思えなくない
アジア人だけど「東南系」だったらなだかちょっと・・・
昨日、コンサートが終わりました
選曲したのが5月半ば
それから少しずつ練習を始めて
本格的なリハを始めたのは8月2週目
そして昨日が本番
結構、長い期間を要したんだな、と改めて実感
スロースターターな我々は
実は本番10日前くらいまで曲の完成度が10%程度で
それはそれはひどいもので
とても人様に御聞かせできる代物ではありませんでした
(昨日のMCでも喋りましたが・・・)
録音を聞いて、予想はしていたけど
それでもあまりの酷さに無言になり
かなり本気でコンサートの失敗を考えてしまいました
でも、そこからの追い込みが凄かった
スコアの読み込みがきちんと出来てきたのか
今まで不明瞭だった旋律線や和声進行
リズム形や縦のラインが割とはっきりと出てくるようになり
それぞれ誰が何をやっているかの理解も進み
寄り合うトコロ、リードするトコロの
役割分担が流れの中で理解できていきました
そういうものが進めば特定の箇所を除いて
音楽は勝手に進んでいくもの
暗黙の了解的なブレスのタイミング、ザッツなど
みんなが自然に合わさっていく様子に
ただ、ただ安堵するばかり
「あぁ、ここってこうなってたんだ」
というセリフが何度飛び交ったことか
そして本番前の最後のリハ
朝9時から14時まで
長い時間を確保してましたが終わってみれば12時
ダラダラ、グダグダやるのが嫌いって言うのもあるけど
スムーズに進んだように思います
そして本番が近付くとなぜか起きてくる
ハマり現象
それが起きてきてーーーーー
また今回の選曲はそれが起きそうなのが何曲もあるから
危険を未然に防ぐためちゃっちゃとリハを済ませたせいもありますか
でも、きっと大丈夫
そう信じて本番を迎えることに
「あとは運任せ」
やることやったし、もうこれしかないね
こうして、最後のリハは終わって行きました
メンバーは三々五々、解散し
僕は22時までの怒涛のレッスンへ突入
何だか、長くなりそうなんで
一旦、ここで切りますね
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感謝、感謝
湧き上がる音楽祭・室内楽演奏会
なんとか無事に終えることができました
当日のリハのこと、本番のことは
また改めて記事にしようと思いますが
まずはこの場を借りて
今日、お越し下さった皆様
誠にありがとうございました
出演者一同心より御礼申し上げます
やっと二つ目の大きな本番が終わって
ほっと、していますが・・・
来週は発表会だ~
さぁ、今からプログラム考えねば
このまま来月まで突っ走るしかなさそうです
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いよいよです!!!
いよいよ明日は
湧き上がる音楽祭 in 北九州 室内楽コンサートです
明日8月22日(日) 18時から
ウェル戸畑・中ホール(JR戸畑駅横)
フルートカルテット・コンサート
チケット1000円(当日券有り!!)
出演:松本優哉・小阪聖子
下畑真子・新川未来
お近くにお住まいで、お時間ございます方
ぜひ、会場に足をお運び下さい
出演者一同、心よりお待ち申し上げております
皆様のあたたかい拍手が何よりの喜びです
今日は、ギリギリまでレッスンをし、今帰宅
さすがに明日の準備があるので
まともな記事が書けそうにありません
僕の記事を楽しみにしていてくださる皆様(そんな人いる!?)
ごめんなさいです
明日はきっちり書きます
ですので
明日のコンサートの成功を
祈っていて下さると、とても嬉しいです
それでは
今日はこのへんで
マツモトユウヤ
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