Vivien Leigh

ヴィヴィアン・リー

1913-1967年没


ヴィヴィアン・リーキラキラ
人類で最も美しいんじゃないかしら!


ヴィヴィアン・リーのバイオグラフィーはこちら


くっきりと弧を描く眉に整った鼻筋、ぱっちりとした気の強そうな目、なのに愛らしい唇。

見るたびくらくらします。


↓人形みたい


完璧な美貌ラブラブ

ヴィヴィアンはインド育ちでアイルランド系の両親を持つイギリス人です。

インドの血も混じってるとする文献もあります。

確かに黒眉・黒髪とエキゾチックな顔立ち。




インドで生まれ、伸び伸び育っていたヴィヴィアンは、母親の教育方針で6歳で修道院に入ります。


修道院ではとても優しく調和を重んじる性格で、知性とカリスマ性を発揮し、いつもみなに慕われるリーダーである反面、一人になりたがるところもあり、少し二重人格の見られる性格だったそうです。



修道院を卒業してからは俳優の道を志し、演劇学校に通うかたわら両親との約束でハーバート・リーと結婚。

でも結婚後3ヶ月で演劇の道に戻ります。


そりゃ旦那もヴィヴィアンに「ねぇ、お願い。どうしても演劇をしたいの」と言われれば鼻の下を10センチほど伸ばして了解するでしょうよ。


てか普通にうらやましい!ヴィヴィアン・リーの旦那とか・・・美味しすぎるでしょう。


ヴィヴィアン・リーと、俳優ローレンス・オリヴィエ。


ヴィヴィアンは演劇学校時代、たまたま観劇した舞台で俳優のローレンス・オリヴィエの演技を見て一目惚れ。

夢中になります。


その後ヴィヴィアンはその美貌と役者としての実力で、徐々にイギリスに名を知らしめる若手女優となり、憧れのローレンスとも親交を深めることに。

因みにヴィヴィアン、ローレンス、両者共に既婚者。ヴィヴィアンはリーとの間に子どももいます。


でも情熱的なヴィヴィアンはローレンスへオープンに好意を示し、ローレンスはローレンスで、自分より優れた知性と情熱を持ち合わせ、茶目っ気たっぷりなヴィヴィアンにのめりこみます。


ちなみにローレンスというおっさま、ヴィヴィアンに出会う前は「わたしはその女が美女だからって、惚れるほど単純じゃないね」とか言ってたそうです。

なのにヴィヴィアンの舞台を見るなり「こんな美人は見たことねぇ!」と彼女に夢中。

・・・そんなもんだよな。




そしてローレンスがハリウッドに進出するのを機に、ヴィヴィアンも彼を追って渡米。

つまり駆け落ち

ヴィヴィアン自身が十分ドラマな人生です。


ローレンスと共にハリウッドにデビューし、映画女優としての人生をスタートさせます。

「風と共に去りぬ」より。

ケツアゴローレンスよりも、レット・バトラーの方が100倍カッコイイラブラブ

風と共に去りぬは、ヴィヴィアンの美貌を世に知らしめ、彼女を世界的女優に押し上げたものの、あまりにもイメージが着きすぎて、以後ヴィヴィアンの仕事は減ってしまいました。


まあね、スカーレットそのものだったし。。

別の役を持ってくるっていうのもチャレンジャーな脚本家だろうなぁ。

しばらくして、また演技の世界に復帰できたヴィヴィアン。


しかし精神的にも体力的にも虚弱だったヴィヴィアンは、演技にのめりこむあまり精神が分裂していきます。

ブランクの間に、気にかかっていた年齢による容姿の衰え、また声が細く高いことも致命的で、ミュージカルなどでは徐々に批評が目立つようになりました。


旦那となったローレンスはハリウッドで着々と名声を築きつつあるのに、批評家たちのヴィヴィアンの風当たりはきつくなるばかり。

何とか、敬愛するローレンスと釣り合う夫婦でいたいと気を張ったヴィヴィアンは、ますます精神が衰弱していき、遂に倒れてしまいます。



ヴィヴィアンは倒れてイギリスに帰ってからも、演技をしたいという精神力のみで回帰を果たしますが、

ローレンスとはその後、すれ違い後に破局。

晩年は美貌の衰えを気にしていたヴィヴィアン。

線が細くて虚弱な分、かげりも出やすかったのかな。


それでも永遠に世界のトップ女優であることは変わりません。