この日はレガーメアジングロッド54プロトの巻き掛けテスト。
この日は表層でライズが時折見られる絶好の巻き日和。
この手の釣りだけならメバルロッドのようにソリッド弾性率を落とし、先だけテロンテロンにしてしまえば簡単なのだが、それじゃあアタリも出にくく面白くない。
やっぱりアタリを取って掛けるのがアジングのひとつの楽しみのひとつでもあるし、テロンテロン過ぎるとリアクション狙いの操作がしにくく、状況変化に対応出来なくなる。
パッツン系ロッドでもラインのテンションコントロールさえ出来れば技術でカバー出来るが、長時間やればサスガに疲れる(汗)
テンションコントロールが難しいのと軽量リグでの操作感度が悪いのがパッツン系ロッドの欠点、そこをもう少しイージーにするのが今回の目的でもあり54プロトの役目。
さらにロッドバランスの向上とティップ負荷を意識。
という事で前プロトより1インチ短くし、高弾性カーボンソリッドをテーパーコントロールしてやる事で
巻きやのにいい感じで豆アジズバズバ‼︎
稲継マジック炸裂です‼︎
ちなみにレガーメさんの社長ですが、稲継ソリッドの社長でもあり、そこは超スペシャリストでございます。
まあ多少はスペシャルフックの恩恵もありますがね(笑)
アタリを取ってわざとワンテンポ遅らせてフッキングしても大丈夫でした。
まあまあ完成見えてきたかな~⁉︎
去年から構想して約1年でここまで来ました。
ロッドの制作期間何年とかよく聞きますが、僕はそういう言葉が大嫌い‼︎
それはメーカーさんのレスポンスとセンス、テスターの釣行日数や努力、的確な表現をメーカーさんに伝えられるかが大きいかと。
ちなみに私はプロトが上がってきてもダメなら数時間でダメ出しします。
私にも明確なコンセプトがありますからね(笑)
そして早いと半月しない間に次のプロトが上がってくる‼︎
他メーカーさんの人と話してみるとそれが何ヶ月もかかるとか、ある程度回数が決まってるみたい。
そんな制限も無く、驚異的なレスポンスと損得勘定抜きでそれだけやらせてくれるメーカーさんってレガーメさんだけでしょうけど(笑)
もうそれだけでやりがいありますし、十分楽しいですわ。
とりあえずコレ持って色々なフィールドでテストしたいと思います。
それよりも泉南エリアで使用率が低いディープ専用機65プロトのが手間かかりそうやわ~(汗)
まあ遠征時に徹底的にやりますかね。