こんにちわ。今週も土曜日になりました。
 今日は、東京競馬場が台風の影響で開催延期。博多周辺は、雨も降っておらず、いつもと変わらぬ週末ですが、台風の進路に近いところでは、警戒が必要ですね。

 さて、京都競馬場6R。新馬戦。5Rも新馬戦ですが、人気の馬以外買える要素が少なく、ちょっと手が出ない1戦。シゲルテイトクも血統が日本でマイナー過ぎて思うように調査が進まず、積極的に買うレースではない、という判断です。

 というわけで、6Rへ話を戻しましょう。
 血統、調教でざっくり落とすと、①、②、③、⑩、⑭の5頭が脱落。この5頭が来たら仕方ない、というところからスタート。残りの10頭について検討します。
 内から順にいきます。

 ④ユニバーサルバンク。水準の時計は出ていますが、調教が上がり重点。スローペースでの上がり勝負なら馬券圏内もあるでしょうが、調教とのペースに戸惑わないかが心配。血統的にも、ネオユニヴァース産駒というのはいいとして、母父がドクターデヴィアス。この組み合わせの成績も芳しくなく、鞍上込みで人気のここは、評価しても相手まで。

 ⑤コスモヘイガー。調教はまずまず動いている方。しかし、グラスワンダー産駒は、新馬戦での成績自体が芳しくない上、母父サドラーズウェルズ系との実績もイマイチ。兄弟姉妹も結果が出ておらず、この人気は仕方ない。ただ、1キロでも斤量が他馬より軽い有利と、栗東坂路で52秒台、栗東Pコースで上がり12秒1と、ないとは言い切れず、フォーメーションの3列目になら塗れるかも、という感じでしょうか。

 ⑥エーシンミズーリ。調教は申し分なし。コンスタントに速い時計を出しており、併せ馬でも遅れない、とくれば、買いたい1頭。血統的には、マンハッタンカフェ産駒というこもあり、距離はこのくらいから使い出す、というのは順当。母父シルヴァーホークはロベルト系で、この組み合わせはやや新馬戦実績に乏しいですが、それを補うだけのパフォーマンスは調教で見せています。

 ⑦アンバーシェード。ジェルミナルの半弟ということもあり、現在、1番人気。ただ、新馬戦では、良くも悪くも相手なり、2着、3着の多いシンボリクリスエスに父が変わったことが気がかり。頭には買いたいタイプではなく、調教も栗東坂路52秒台が出てはいますが、調教欄で評価できるのはその1本だけ。大型馬でもあり、軸ではないと考えています。

 ⑧アースワンマンボ。血統的には新馬戦で評価するべき馬ではありません。が、最終の追い切りは栗東坂路で52秒台を出しており、人気もないので、押えるなら押えてもいいかも、という感じ。

 ⑨オンリーザブレイヴ。ディープインパクト産駒です。その点が考慮されて、調教面はイマイチなんですが、4番人気。確かにディープインパクト産駒の新馬戦の成績は素晴らしいですし、これから長めの距離の新馬戦が増えてくれば、もう少し成績を上積みできる可能性はあると思いますが、軸に過剰人気っぽいこの馬は買えません。買えても相手まで。

 ⑪エンリル。調教はそこそこ動いています。ただ、兄弟姉妹はダートで結果を出している傾向が見て取れる点に加え、ゼンノロブロイ×母父大系統ノーザンダンサー系の新馬戦成績がイマイチ。ここは見送るのが妥当でしょうか。買えても3着候補。

 ⑫アドマイヤスコール。調教の時計はまずまずも、騎手が跨ってのもので、それほど高い評価をすべきではないと思います。血統的に新馬戦はOKですが、芝ではダートに比べると格段に信頼度も落ちます。母父サンデーサイレンス系のフレンチデピュティ産駒は、ここ3年、新馬戦を勝っていません。その半分以上は5番人気以内。買っても相手で十分、という評価でいいのではないでしょうか。

 ⑬モータウンサウンド。オークス馬サンテミリリオンの半弟です。武豊騎手騎乗で、もっと人気かと思ったのですが、案外。栗東坂路で水準以上の時計も出ているのですが…。ネオユニヴァース産駒の場合、芝で行われる新馬戦の成績は、距離が延びる方がいい傾向にもあり、この人気なら買いでしょう。少々外過ぎる枠が気がかりではありますが、それを補うだけの人気のなさです。

 ⑮サンビーム。坂路でもコースでもしっかり時計を出せている点に好感が持てます。ネオユニヴァース産駒の新馬戦での傾向は前述したとおりで、素直に買いたい1頭です。


 馬券的には、⑥、⑬、⑮の3頭を中心に組み立てたいですね。資金にもよりますが、この3頭の馬連でも買えるくらいのオッズ。あとは、3頭ともに馬券になったときを狙うかどうか、という感じでしょうか。個人的には⑥の頭固定で
三連単にしたいと思っていますが。