今日は、京都競馬場では重賞なし。東京競馬場が富士S。簡単に予想を。
 正直、⑤リルダヴァルに逆らえる気がしません。陣営も、秋には再びGⅠの舞台、と考えているはずで、ここで勝ち負けしなければ賞金的に辛いはず。しっかり仕上げてきたのは、調教からも明らかで、1番人気でも頭はこれ。先行できる脚に、直線での加速力。そして、何より54キロの斤量。ここは勝負です。

 相手がなかなかに難解も。やはりスプリント路線よりはマイル戦の方が合いそうな⑯サンカルロを抜擢したいと思います。前走のスプリンターズSでは、直線、あわやのシーンで不利を受け、それでも3着。今回は広い東京競馬場へと舞台も替わり、伸び伸び自分のペースで走れそう。人気も手ごろで、1番人気頭固定なら、2着付け、3着付けには最適ではないでしょうか。

 ショウワモダンは、春の勢いを感じない点、斤量59キロ、調教イマイチということで、この人気なら買っても3着まで。切ってもいいくらいだと思います。
 ダノンヨーヨーは、明らかに力を付けており、この人気も納得。買わざるを得ないでしょう。ただ、ずーっとマイル戦ばかり使ってきているだけに、時計から能力を推察しやすいので、考えてみると、ここまで人気になるほどか、というのは微妙。相手に止めます。
 先週牝馬三冠達成の蛯名騎手に乗り替わりのリザーブガードは、休養前より明らかに調教も動いており、東京コースも得意で、最内枠がどうかも、押えます。
 マルカシェンクは、もはや出遅れがデフォルトの感があり、軸には決して買いたくありませんが、末脚がそれほど衰えているわけではなく、展開次第で浮上もありうると思います。
 テイエムアタックも、東京競馬場得意。人気もあまりなく、調教は動いている、と来れば、関西馬ですし、押えて損はありません。
 キョウエイストームは、東京競馬場替わりと斤量増が嫌われてこの人気なのでしょうが、東京競馬場で掲示板を外したのは3回だけ。前走は休養明けで力を付けているところを見せており、軽視は危険でしょう。
 最後に、大外枠ですが、逃げればそれほど気にすることはないマイネルファルケ。ただ、ちょっと中間の動きが気になるので、評価は下げます。3着には買うかもしれませんが。