鬱病だった、と言われるとそうか?と思う

鬱病だった、と言われるとそうか?と思う

抗鬱薬を飲み続けていた時期の備忘録として書きます。

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備忘録ならそれでもいいか、という気がしています。

なにか思い出したら書いておこう。
書かなければこれでおしまいです。

抗鬱薬はまだやめていますよ。
断薬中ということばももう使わなくていいかな。
今年一年の最大の出来事は、薬をやめていることです。
地味で誰にも分からない出来事だけどこれは非常に大きな出来事でした。

誰にこの文は話しかけているのか。

誰かになにかを積極的に伝えたいわけではなく。

だったら日記でも書いていればいいような気もしますが、
こうやってネットに書いておけばどこでも確認出来るし、
Amebaさんがサービスやめて記事が消えてもそれでいいような気がしています。

薬をやめて、
薬をやめたことの不安定さからもだんだん落ち着いてきたら、
なんだか、
はらはらとみっともなく泣いていた時のことを、
書き記しておきたい気がしたのです。

このまま記憶の底に埋没するのはきっと幸せなことだけど、
それでも必死で、わけ分からなかったあの時のことが、
なかったことのようになってしまうのは、
あの時泣いていた自分に、
ちょっと気の毒なような気がしたのです。

あの時はなにがおかしいのかよく分かりませんでした。
おかしいと他人に言われても理解が出来ませんし、聞く気もありませんでした。

妻の名前が頭から消失して、やっと認めました。

会社を
辞めて庭をぼーっと見ていたとき、
庭の植木鉢が全部枯れていることに気がつきました。
丁寧に育てていたのですが、水をあげることに全く気が回らなかったのです。
惨憺たるありさまの庭を眺めながら、
自分はやはりおかしくなっていたのだな、と思いました。
もう取り返しはつかないのかな、と思いました。

なんでこうなってしまったのだろうな、と思いました。

他人の役に立つ人間になるようにと親から育てられたのに、

私はみんなから頼りにされるような
立派な大人になりたかったのです。

なんだか泣けてきたので終わりにします。

薬を飲まなくても平気な今は大きな成長だと思っていますよ。
とってつけたように付け加えて言いますけど。